モノを大切にする方だと自分では思う。
思案して買ったものを長年使い込んで行くと益々愛着が湧いてくる。洋服も買うまでは何度も試着を繰り返し必要か否かを考える。「服に自分が負ける」デザインやスタイルは絶対選ばない。
アパレル業界に身を置いているので特にスーツは慎重に選ぶ。長年着込み、肌の一部になった紺色のコットンスーツがそろそろくたびれてきた。
コットンスーツは冬を除き、非常に万能で活躍する素材。スニーカーを合わせカジュアルにも着れるし、上質素材のネクタイでタイドアップすればフォーマルにも行ける。
ただ、濃い色の綿はクリーニングする度に色落ちしパンツの膝抜けも避けることができない。
モノへの愛着が邪魔をして捨てるのに結構なパワーを要する。捨てる?残す?の自問自答を一週間くらいやってみた結果、水牛ボタンを取り外し、捨てることにした。
そしてまた同じくコットンネイビーのナポリスタイルのスーツを買う。結局、色も素材もスタイルもいつも同じだ😅