年金

先日、商談が予定よりも早く終えたので久々にテレビを見た。
番組のタイトルは忘れたが、年金に付いての対談番組だった。

年金の考えた方、年金をかけた場合のメリットなど・・加入者の多くの方が疑問に思っていることを解りやすく解説されていた。
閑話休題
採用面接をやっていて、毎度思うことがある。
働く方の正社員への強い拘り。つまり働く上で、厚生年金と社会保険へ加入することへの安堵感。
こういう考えを経営者が吐露すると身も蓋もない話になるかもしれないが、あえてお伝えしたい。
私は厚生年金を老後の為に全くアテにしていない。
加入後25年たてば、かけた分は必ず貰える・・・遺族年金は保険の役割も果たす・・・確かにそうかもしれない。ただ、株式会社ジャパンがデフォルトしない場合に限る。
国は年金のメリットをアピールし、未加入の若者を何とか取り込みたいと考えている。しかし、少子高齢化に歯止めはかかっていない。
もっと加入したいと思えるような厳格なビジョンを示す必要があるだろう。
会社に理念が絶対に必要なように、株式会社ジャパンのビジョンが欲しいと思う今日このごろだ。

社長の心得

小宮一慶さんの”社長の心得”を移動中に拝読した。
“心得”とは”理解”していることの意。
理解していてもついつい忘れてしまうのが小生のトロイところ(^_^;)

この本は社長をやっていてもついつい日常業務に流され、忘れがちな重要なポイントが記されている。
書籍には有名人が数多く出演する。松下幸之助社長、稲森和夫社長、ピーターファーディナンドドラッカー教授、ジムコリンズ氏・・
先達から学ぶことが実に多い。
偉大なる経営者、人を導く方の考え方は同じ線上にあることに改めて気付く。
最新の経営本や経営の数字に関する本を読むことは必須であるが、揺らいではならない考え方を本を通じ、気付き心に刻み続ける必要がある。
社長という職業をしていて、ごく稀に不安でしょうがなく怖くて逃げ出したくなるとき・・そんなときに読みたくなる本である。

パタゴニア社のディスプレイ

アウトドアブランドのパタゴニア展示会に行くといつも関心することがある。
それはパタゴニアの世界観を伝えるディスプレイ。

これが実に上手い!上手すぎる!勿論、パタゴニア社内の優秀なVMD専門チームが創り込みをされているのだが、パタゴニアという服をどういうシーンで使うのがベターなのかを的確に表現している。
ここまで世界観が表現されると、変な話”商品の価値”以上に消費者への訴求力がある。
ブリキの板、流木、植物、アウトドア道具、絵、フレキシブルマネキン、色々な小道具がテーマによって配置されている。まるで映画のセットのようにも見える。
弊社もこういう空間を売り場の担当者のスキルでつくりあげたいと考える。
自分が子供だった頃、贔屓のお店のショーウィンドーにはりつき、夢を膨らませた記憶がある。そんなショーウィンドーを我々はつくり、お客様へ夢をお届けしたい。
お客様の”心を躍らせる”仕事をもっともっとやりたい!

憧れの人の悲しい知らせ

先日、セルジオロロピアーナ氏の訃報を知った。イタリアを代表するカシミヤ、ウールブランドとして名を馳せたロロピアーナ。
氏のスタイリングはダンディズムという言葉が最も相応しく、ファッション界において私が最も敬愛する方であった。
ロロのカシミア素材はトロトロ感が半端ない。ローゲージセーターの立体感は群を抜いており、高額品ではあるが他のセーターブランドとの差は歴然である。また、数年前に購入したベビィカシミアを用いたショールは肌触りがすこぶる良く、編み方に工夫がされている為、デリケートに使用しなくても十分な耐久性がある。

ルィヴィトンに買収されてから、かなりラグジュアリー方面へ傾倒していったがロロの持ち味である、オーセンティックで上質な素材を用いた製品創りは引き続き継承されてきた。
60歳を過ぎても氏のような素敵な着こなしができるよう、これからもファッションを追求したいと思う。

次男との交換日記

次男も父親に似て映画が大好きである。
映画の趣向も似ているが、邦画と洋画をバランスよくみてみているようだ。
昨年から観賞した映画の感想をノートに綴っもらい、私の感想を添えて返すような交換日記的なことをやっている。

ルパン三世vsコナン、彼女は嘘を愛しすぎている、グラビティ、RED2、ジャッジ、永遠のゼロ、黒執事、大脱出・・
学校の通学途中にイオンシネマができたから物凄いペースで新作映画を観ているようだ・・・これでは映画観賞とクラブ活動でほぼ時間がなくなってしまうだろう。
学業に目覚めるにはもう少し・・いや、もっともっとかかるだろう(^_^;)
やはり蛙の子は蛙である(^0^))

THE WOLF OF WALL STREET

ウルフオブウォールストリート、俳優レオナルドデカプリオとマーティンスコセッシ監督がタッグを組んで制作された映画。

生涯中ベスト3に入ると唸る方もいるだろうが、お下劣な駄作と酷評される方もいるだろう。私は前者で物凄く心に響き、エンディングロールが終わっても衝撃からしばらく席を立てなかった。
セックス描写、ドラッグ、賄賂・・目を覆いたくなるような下品な描写のオンパレード(^_^;)
しかし、お金のことやリーダーシップのこと、世の中を変えるパワーなど、とても人生で大切なことを179分間語りかけている。これから起業する方や我々のような若い経営者は絶対必須だ。
本作18歳未満の観賞を制限している。確かに描写がえぐいので理解はできる。しかし、もしも許されるならdvdレンタルが開始されたら我が息子には是非こっそり見て頂きたい。
この映画の内容は事実に基づくものであり、灰色の世の中を生き抜くためにも是非知っておくべきだ。臭いものに蓋をするのは大人の勝手な都合であるが、蓋をこじ開けてもこういう物凄い映画を見て何かを感じて欲しい。
ディカプリオ演じるジョーダンベルフォートかカイルチャンドラー演じるパトリックデナムFBI捜査官の人生、どちらに憧れるか・・・答えは超簡単!
何度でもベルフォートの人生を選ぶだろう(^_^;)

デコポン

私はデコポンに目がない。立春を過ぎた頃からか無性にデコポンが食べたくなる。
昨夜もご近所のスーパーさんで美味しそうな大物をゲットした。

仕事上の疲れがたまると甘い物が無性に食べたくなる。モンブランのケーキも鬼饅頭も食べたいが、後味のすっきりした甘さが欲しい時には果物が抜群にはまる。
デコポン選びには自分なりのちょっとした拘りがある。
それは安物のデコポンは買わないこと。1個200円のデコポンを2個買わず、1個400円のデコポンを迷いなく買う。キズモノで味は一級品のモノも市場にあるかもしれないが、果物は洋服などと違って価格が味に直結することが素人でも判る。
美味しいデコポンは決して安くない。
 

現役大学生との面談

昨日、大学生の本気系インターンシップをバックアップするNPO法人”G-NET”さんにご足労いただいた。
現役大学生5人と2時間あまり熱いトークをさせて頂いた。
それにしても今時の大学生は将来の夢や目標のことを具体的に本気で考える人が多い。実に世の中的に良いことである。
こういう能動的な発想ができる若い人達を全面的にバックアップし、彼らの才能を売上に変換することができればとても素晴らしいことが社会全体で起きるだろう。
弊社の第四の事業である新プロジェクトを任せられるようなヒーロー、ヒロインは現れるのだろうか・・

病院へ

300キロ近い大型バイクを転けないように支えると、体のあちこちに不具合(超筋肉痛)が起きることを知った。
先日、バイクで軽い接触事故をおこしたと書いたが、バイクを倒さない愛はかなり体に無理をさせたようだ(^_^;)
車で一度後続車に追突された経験があるが、あの痛みと似たような違和感が腰から肩にかけて出てきた。
今週末はお客様との楽しいバックカントリーツアーも予定している。何とか体調を整えて参加したいと思うのだが、アラフィフ目前の体はやはり20代、30代の体力とは明らかに違う(^_^;)

コスト

先日、備品棚を眺めると何やら小さい時で書かれたシールが貼られている。

封筒1枚9.6円、ビニール袋9号0.8円、コピー用紙1枚0.6円・・・・
弊社の総務を担当しているNが、従業員全員にコスト意識を持ってもらう為に改善したのだろう。流石だ。
従業員の中には残念ながら会社の経費に対して物凄く鈍感な人がいる。自分の財布にはシビアであっても会社の財布となると他人事的に感じるのだろうか。
こういう感覚の人が社内に増えると、当然いつかは会社が潰れる。
必要以上に細かいコスト意識を求めるとヤル気を失わせてしまう。だからといって自由にやらせ過ぎていては勘違いをおこし経費が膨大に大きくなる。
本件のように視覚化し、コスト意識を心に植える取り組みはとても素晴らしいことだ。時間がかかるかもしれないが、従業員一人一人がコスト意識を持つことが会社の利益を生む最大の力となるのだから。

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