ここ数年、若いスタッフの誕生日を祝い囁かなプレゼントを贈っていたが、今期はやめることにした。
とても乱暴な言い方になるが、どうも惰性でやっている事に申し訳なさを感じ始めた。
”ありがとう”という一心な気持ちを伝えたかったが、”何を贈ろうか・・”と考えだしてしまった・・
自分流のプレゼントの本質は先ずは”サプライズ”
続いて何を欲しいかを相手に聞かず悟られず、何を欲しているかを想像し実行する事が自分流。勿論、外すこともある。
会社の社長が従業員の誕生日に花を贈る。会社の部下が社長の誕生日にネクタイを贈る。そんなありきたりの誕生日ゴッコはドキドキしない。
大切な人に贈りたいと思っていたモノについ先日出会う事ができた。3年越しで探していたものだろうか・・相手が喜ぶ顔を想像するのが堪らなくドキドキする。
果たして気に入ってくれるのだろうか・・
講演会
今日は午後から東レの特別顧問であられる佐々木常夫氏の講演会を聞きに出かけた。
一年に何度か色々な講演会に参加するが、これほど身を乗り出して聞き入ったのは始めてだった。
淡々とした口調で壮絶な人生談を話しているかと思うと、超実践的な経営論を語る。時に笑いを取りながらの90分トークはプロ中のプロだ。
講演会は映画と同じで自分の波長にあうかどうかがある。勿論、自分の置かれているコンディションで腑に落ちる事もあれば、同じ言葉でも落ちない事もある。
今日はスイスイ腑に落ちた。
講演会終了後、コーラを飲みながら、深く考えた。車の中で佐々木氏の本を読みながらまた深く考えた。
ワークライフバランスを社内に根付かせる為に色々とやらなければならない事を書き出した。
しかし、ほんの少しだけ疑問も湧いてきた。
人事の話や仕事の効率の話、タイムマネージメント・・ワークライフバランスを整えるキーワードを幾つもご教示頂いたが、お金の話や人手の話は一切無かった。
ここがやっぱりサラリーマン社長と、資金繰りもやりながら、人手不足にさらされながらやるベンチャー社長との根本的な大きな違いがある。
しかし、そんな事よりも多いに学べた事に今日は心から感謝したい。
佐々木氏と同様、私も三人の子供の父であり長男が自閉症である。氏には本当に失礼の極みなるが、自分と考え方が非常に似ている部分が多いと勝手に思った。
帰り際、氏のサインを頂いた(笑)
給与
弊社の給与支給は月末。今月は31日が定休日なので明日が支給日となる。
今では殆どの方が銀行送金の為、明細書だけをお渡しする。
パソコンに向って、金額を入力し承認すると自動的に指定口座に送金される仕組みだが、毎度の事ながら画面に向かって、
”今月もありがとう!次月も宜しく!頑張ろ!”
といってリターンキーを押す。
このスタッフに対しての感謝の気持ちを経営者は決して忘れてはならない。
少し裏話を・・
私の報酬に限っては現金支給となっている。何故、現金かというと、取れる月と取れない月があるからだ。支払いの多い4月~6月と9月~11月は手取り15万円で生活する事もある。そんな社長事情を経理以外はきっと誰も知らない。
山本五十六の名言
”やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ”
中小零細企業の経営者にとって、この言葉には重みがある。
”話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば人は育たず”
この言葉も部下を育てる上でモットーとしなければならない。
しかし、どうもこれだけで従業員を立派に育てることができない事をしばしば感じる。自分の力不足に違いないが。何かが足らない・・・
”苦しいこともあるだろう、云い度いこともあるだろう、不満なこともあるだろう、腹の立つこともあるだろう、泣き度いこともあるだろう・・これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である”
最近、妙にこの言葉が心に沁みる。
流木
天気が良かったので出勤前に流木を拾いに出かけた。
会社から車で10分ほどのところに趣ある海岸がある。大小様々な流木は店内の装飾に調度良い。それにしても漂着しているペットボトルを見ると、毎度ながら人間の愚かさを感じてしまう。
ちょっとムシャクシャしていたので、ここから山向きに河川敷を走ることにした。偶にこのコースで汗を流すのだか、畦を走っていると大きな蛇に出くわした(汗)それも三匹も・・
ちょどこの時期は冬眠前で太陽光を吸収しているのだろう。しかし、突然足元に現れる蛇にはちょっとビビる。
走り慣れたコースでランするのも時間が読めて便利だが、新しいトレイルを探しながら冒険気分を味わうのも、また良い。
面接
今日も30歳を少し過ぎた若者(私から見て)を面接した。
ここ最近、30前後の方に求人を頂く。
転職の理由は夫々微妙に違うが、どうも聞いていると”好きなことを仕事にしたい”的な願望があることが判る。
それでいて安定とか福利厚生も求めている。
趣味の延長線のような仕事で報酬も高く、休みも多い仕事がこの日本にあるのだろうか。
時々人から”安保さんは趣味と実益を兼ねて成功しているからいいね~”といわれることがあるが、それはかなり見当違いである。
睡眠を削り仕事に没頭し、お金と人の件で胃がキリキリマイする事が多い。繁忙期の今時は自分の報酬をストップして支払いにあてている。
人は陽のあたる場所に目が行くが、影の部分は中々目に入らない。
一時間足らずの面接ではほんの一部分しか、人格を見抜くことはできないが、今日の若者は誠実感に溢れていた。
少しだけ期待してみよう。
DVDレンタル
映画好きの私は見逃した作品をDVDで見るのがリラックスタイムの一つである。
先日も”新作5枚1000円”のVMDに惹かれてレンタルした。
しかし、一作品も見ることができずに返却となった・・(汗)
やはり、スマートフォンのスケジューラーで計画を立ててから借りなければならない。
時間というものは平等であり、残酷だな・・・とつくづく感じる今日この頃だ。
洗車
数ヶ月もの間、洗車していなかった”カシータ”をようやく綺麗に磨く事ができた。
秋晴れの空の下、とっても気持ち良かった。
ランドローバー車とさほど変わらないコンパクトサイズながら、洗車とワックス掛けは疲労が腕にくる(笑)
これで、秋の紅葉トリップに出かける準備が整った。
置き場には少々困るが、キャンピングトレーラーは大変重宝する。私のように中古の痛んだ物をレストアすれば、決して高価すぎるというものではない。
アウトドア遊びがライフスタイルな方には特にオススメしたい。
保険
皆様は保険の”約款”というものを隅から隅まで読まれた事はおありだろうか・・
先日の台風17号の影響により、弊社も大きな被害を受けた。
作りたての植栽が流され、店内に異常な迄の雨水が侵入した。幸いスタッフとご家族が無事だったので最悪の結末では無かったが、店内に甚大な被害を受けた。
地盤面より45センチ以上の雨水が侵入した場合は保険が適用されるが、44.9センチなら保険保証されない。
一刻を争うような状況でどこまで雨水が侵入したかは、曖昧な記憶でしか答えることができない。それが当然だろう。
屋根から店内に雨水が侵入したのか、それとも窓枠から侵入したのかは、我々建築の知識に乏しいものが判断する事は不可能。
店前で5台もの車が立ち往生し、避難勧告が発令された地域を相対的に調査すればお判り頂ける事ではないだろうか。
どうも火災保険というものは規定が曖昧過ぎて頭を悩ます。
スノーボードラック
スタッフからレイアウト自在のボードラックを頼まれたので、バカのひつのおぼえの2×4材&シンプソン金具でつくってみた。
プロの方からすれば鼻で笑われるような程度かもしれないが、サイズとか使い勝手など、今までつくった簡易什器で一番の自信作。
何だか最近、スタッフからペンキ塗ってくれだの、棚を作ってくれだのDIYのリクエストを多く頂く。
出来合い品を買うよりも随分と経費削減できるので、メリットもあるが普段使わない部位が少々筋肉痛だ。
月内で什器製作を終え、次月からは秋冬仕様の清潔な売り場でお客様をお迎えさせて頂きたい。