文字で伝えるメールは便利であり、ビジネス社会では欠かせないツールである。しかし、使うシーンやタイミングを間違えると相手を不快にさせてしまうコミュニケーションツールとなる。
先日、内定通知を送った方から突然以下のメールが届いた
「おはようございます。お世話になっています。この前、面接のお時間を頂いたものです。お店には連絡しましたが、頂きました内定についてお伝えしたいことがあります。周りの人と相談し別の会社で働くことを決め、貴社の内定を辞退したくご連絡致しました。採用にあたり時間を割いて頂いたにも関わらず、又、内定自体に伴いご迷惑をおかけすることになり、申し訳ございません。本来は、お伺いかお電話で直接言うのが筋だと思いましたが、ご多忙とお見受けし、このようなメールでの報告になりましたこと、大変失礼ではあると承知していますがお許し下さい。iPhoneから送信」
採用面接では人となりを知ることはできないが雇用責任を感じ最大限に時間と面接内容に配慮しているがメール一本であっけなく雇用関係がリセットされる。これが今の時代のニューコミュニケーションとは思いたくない。次世代の若者はどこへ向かうかが時々心配になる。