社内では日々改善のネタが溢れている・・・
先日、お金に纏わるミスが社内で発生した。
弊社では業務上のミスが発生すると「業務報告書」なるものを記載し、上司に報告する仕組みをとっている。
コストのかかった全自動売上装置が売り場に設置されていない為にか、ヒューマンエラーによるケアレスミスはやや多いと感じる。
今日はとても悩ましい問題にぶち当たったのでブログに書き記しておきたいと思う。
・従業員Aは自分が行ったケアレスミスの発覚を恐れ、不足金の補填に自腹を切って対応した。その後、側近者がある処理を切欠に異変に気付き報告を受ける・・こういう対応が過去にも数回あった。
・従業員Bは同じ類のケアレスミスを連発し、業務報告書の記入が最も多く。最後の改善案の項目には毎回”注意徹底します”という言葉でしめくられている。しかし、依然として同じようなケアレスミスが減らない。
こういう場合、経営者はそれぞれ違った導き方で従業員に学ばせる必要があるのは言うまでもないが、再発防止に繋がる根本的な指導方法が実は見当たらない。
怒号をあげる。解説を交え論理的に話す。飴をたっぷり舐めさその気にさせムチを打つ・・色々な指導のアプローチを試してみるが時が経つとまた再発する・・・・
閑話休題。
先日、ある番組で”人はガンと告げられると、すぐさま生き方を変えれる”という医師の話を耳にした。つまり死の現実を意識した瞬間に生活習慣を変えられるというお話。
凡人の多くは追い込まれなければ、考え方や生き方などの行動を改めないとは十分承知している。
しかし、末期ガンになってから思考を変えていても遅い。
育った環境、性格、価値観・・・人は生まれながらに違いがあるが”働く”ということは、関わる人を幸せにし笑顔にする事でなければならない。
自分が考える”仕事の本質”についてもう一度ゆっくり説いてみようと思う。
こんにちは。最近「パワー・クエスチョン」と言う言葉を聞きます。質問の仕方が、答えより大切であるという考え方です。少しわたしも取り入れています。相手がドキッとしているのが分かります。例えば、「あなたはなにを学びましたか?」と訊くのではなく「○○についてなにを学びましたか?」と問いかけるだけでも大きく印象が変わって来ますね。いろいろと大変な時期ですが、ゆっくり急いで行きましょう。人生は二度ありませんから。
y様、貴重なコメントありがとうございます!早速、パワークエスチョン読んで見たいと思います。
私は現在46歳の経営者です。浮き沈みの激しい流通業の中で指揮をとるには、そろそろ着地点を見据えて行動せねばならない年齢と実感しております。
仰せのとおり思考は穏やかに、行動は敏速にとりたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。