人は誰もがいつか死ぬ。しかし、いつ死ぬかは判らない。
友が34歳という若さで夭逝した。
いい人やこれからの人ほど先に逝くのではないかと思うことがある。
今日を一生懸命、一期一会に生きる大切さを故人があの世から伝えてくれているのも十分わかる。
しかし、やるせないし、寂しいし、悔しいし、もう一度会って話したい。
残されたご家族の気持ちに寄り添い、涙しても彼はこの世に戻らない。
帰路、シャボン玉の鎮魂歌を口づさみながら南下した。
シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ、屋根まで飛んで、こわれて消えた
シャボン玉消えた、飛ばずに消えた、産まれてすぐに、こわれて消えた
風、風、吹くな、シャボン玉飛ばそ・・
なんてこの世は無常なんだろう。