これは猿真似?

エルメス社のバーキンやケリーにデザインが酷似し側面に大きな目ん玉がつけられたバッグ。
グーグル様に聞いてみると「PLAY NO MORE」という韓国のブランドらしい。確かミョンドンに専門店もあったような・・
訪日されている韓国人の若い子が手にしているのを都心などでちょくちょく見かける。
エルメス社から模倣品として訴えられないのだろうか・・まあ、革質の違いは一目見れば誰でもわかるのでネット誤って買うこともないだろうが・・
お隣り​中国の経済悪化が騒がれて久しいが、高級ブランドショップ店が凄い勢いで撤退が始まっているとか。世界で最も高級ブランドを買い漁った人達は今後どのようなブランドを買い求めるのだろう・・・そんなことをこのバックを見ながらふと思った。

カバン新調

長年愛用してきたARC'TERYX BLADE15からVEILANCE NOMIN PACKへ新調した。

出張から小旅行まで幅広いシーンで活躍したブレード。効率の良い収納性を考えた内部デザイン、背負う・手に持つ・肩にかける・・キャリング性能もピカイチ。背面、ショルダーストラップのクッション性が高く、荷重がかかってもストレスなく背負うことができた。
まだまだ現役で活躍できるブレードだったが、先日恋い焦がれたバックが店頭に入荷した。
アークテリクスのハイテク素材であるAC2をフロントパネル全面に使ったミニマムなデザイン。耐久性、耐水性、耐候性に優れ、ハードビジネスからプライベートユースまで幅広く使えそう。ブレードでは時折容量不足も感じていたのでノミンパックの26リットルは丁度良いサイズになるだろう。
バックパックというとカジュアルユース的でコーディネイトが難しいがノミンなら違和感なくジャケットスタイルにもマッチするのではないだろうか。コンパートメントも非常に考えられているが、より細かく仕訳管理する為シートゥサミットのドキュメントポーチSサイズを二個あわせて入れようと思う。整頓下手な自分にとってサブバックは欠かせない。
明日から4月。デイリーユースのモノを変えると何だか気持ちがフレッシュしてウキウキする。
当月も拙いブログをお読みいただき誠にありがとうございます。次月も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
 

Dior 表参道

原宿から渋谷へ向かうため、表参道に架かる歩道橋に上がった。このアングルからのDiorビルはいつ見ても美しい。

きっとこのビルをデザインしたデザイナーはここからの眺めに一番想いを込めたのではないだろうか。
銀座店の外観も内装も大変美しいが、表参道ビルの方が自分好みだ。
残念ながらお洋服やフレグランスなどに関しては自分のスタイルにあうものは少ないがブランドとしてのエレガントさは素晴らしいと共感する。ただ、こちらもルイヴィトン同様にベルナールアルノー氏が率いる最強ブランドカンパニーなので素材や縫製以上の高額な値付けに少々疑問もある。対局にあるファストファッションは勿論、社会的な問題も抱えてはいるが、価格と希少性で洋服の優劣をつけるも如何なものかと近頃感じる。
真のファッショニスタは良い素材、良い縫製、良いデザイン、良い環境で創られたものを、良いお店から買うことを知っているものである。
 

プロの修理

自分のファッションスタイルにおいてインディゴデニムは欠かせない。中学の頃、古着のリーバイス501に出逢ってから、もう35年以上になるが今も当時のデニムがクローゼットに眠っている。
近頃のお気に入りは人気ブログ”たかがジーパンや!”の林氏がディレクションするリゾルト。
リーバイスの66モデルをモチーフにした定番のlot710はシルエット、色落ち、アタリ・・全てにおいて自分好み。ジャケットスタイルなど幅広くあわせることができる。
リゾルトデニムをモデラートで取り扱い始め3年が過ぎたが、毎年一本は買い足ししており710だけでも3本を所有し、季節にあったエイジングのものを履くよう心がけている。
そんな愛用している1本の膝周りに穴をあけてしまった(^_^;)
破れたデニムもワイルドでアジがあるといえば確かにそうであるが、セミフォーマルでもデニムをあわすマイスタイルにはミスマッチと心得ている。
家人に修繕をお願いするが”自信が無い”と柔らかく断られたので、ご近所で時々お世話になっている修理専門店さんに相談してみた。
右膝、右腿、股下など3箇所に大小の破れがあったので修繕をお願いすること一週間。
いや~あっぱれ!想像以上のクォリティで戻ってきた。

これでこの秋もリゾルトデニムをヘヴィーローテーションで愛用できる。
洋服や靴の修繕、車やバイクの修理・・自分は手に技術が無いので、その道の職人さんにいつも憧れ敬服する。
 

大澤鼈甲

先日の出張の際、東京千駄木にある大澤鼈甲店さんを訪ねてた。
そろそろ老眼鏡を本気で考えないといけない(^O^)
昔から老眼鏡を買うなら上品なべっ甲素材のラウンドタイプと決めていた。

べっ甲とはご存知のようにウミガメの一種であるタイマイの甲羅、緑甲、腹甲を加工・細工した物のこと。
甲羅の色や斑によって希少性が変わり値段も大きく異なる。白甲や黒甲の物になると厚みにもよるが諭吉100枚以上の物もある(^_^;)
私が最も心惹かれるのは茶色と黄金色がブレンドされた並茨甲。事前にある程度の予習をしてから伺ったのだが、大澤鼈甲のスタッフ様の上品で丁寧な説明を聞くと益々べっ甲製品に魅了された。オール甲の物になると即断即決できる金額ではないので、以前より欲しかったシャツ用のべっ甲ボタンのみを購入してお店を後にした。
先ずは家の大蔵省に稟議をあげなければならないが、眼鏡酔っ払い序でに何処かへ置き忘れてこないかが心配でもある(^_^;)

ファッションのお手本

趣向品の販売を生業にする自分にとって専門誌や関連サイトからの情報収集は日夜欠かせない。
特にめまぐるしく流行が変わるアパレルは少し気を抜くとプロの販売処として認められなくなる。 最新のトレンドは勿論大切であるが、いわゆる”センス”という曖昧な感性を磨くことも怠ってはならない。
自身のセンスを磨く際、とても参考にしているのがこちらのスタイルブック”the sartorialist” Web版は【コチラ】

スコットシューマン氏の目線で切り取られストリートファッションのスナップ集。
氏の近頃のショットは”つまらない”との評判も耳にするが、自分にとってはまだまだ新しいファッショニスタを見せてくれる。

半袖シャツ

今年はネクタイ着用時にも積極的に半袖シャツの袖を通す。


 
タイドアップ = 長袖シャツ、夏場は袖まくりが自分スタイルであったが、今年は何故か袖なしの気分。
ただ、どうしても見た目、カジュアル感が強いので仕様をキッチリするのが自分流。
先ず、シャツの襟は固めでセミワイド。前立て、ポケットは無し。ボタンは貝。フィットはセミタイトで左わき腹にnavyのイニシャル刺繍。色はホワイトとブルーに限る。
ネクタイはニットタイではややカジュアルすぎるので麻や麻×コットン物を多用。
あわせる靴はローファーを履きたいとこだが、半袖シャツにはあえて黒か茶のストレートチップ。念のためソックスはホーズを着用。
 
お盆があけると海ではクラゲが発生し秋モードになっていく。サマーファッションも残りおおよそ1ヶ月。
我が社ではファイナルセール中!
美味しそうなサマーアイテムが各店少量あり。この時期に来春夏着れそうな定番アイテムをゲットするのがとてもお奨め!

男のアイロン

シャツのクリーニング代を節約するわけではないが、我が家ではコットンシャツ、リネンシャツも自宅で洗濯しアイロンがけをお願いする。クリニーグ屋さんの仕事方法にもよるが、自宅洗いの方が断然清潔感があると感じている。



家人も私に配慮してか”アイロンがけは家事の中で好き”と言ってくれる。とてもありがたい。

ただ、夏場のアイロンがけはエアコンが効いている部屋なら兎も角、正直ちょっとキツイ(^_^;)



この時期は率先して男もアイロンを押すべきだと思う。






実は自分もアイロンがけが大好きである。たまにこっそり自分のパンツを夜な夜なアイロンがけしている。

靴と同じでパンツ(スラックス)もしっかりメンテナンスされていなければダンディとはいえない。特にセンタープリーツがしっかり出ていないものや、膝の後ろにしわがあったり、毛玉ができているとお洒落が台無しである。



又、自分でアイロンを押すと、糸のほころびや生地に汚れがあることに気付くことがある。



お洒落に対する自分流の定義になるが、ほどほど良質な素材で体型にあったものをしっかりメンテナンスして着る、履くことが最も大切であるように思う。



”洋服をお売りする”ことを生業した者として感じたことだ。






さて、当月も拙いブログをお読み頂き誠にありがとうございました。
残暑が大変厳しいので皆様も夏バテには十分お気を付けください。
次月もどうぞ宜しくお願いします。
株式会社たまや 安保尚雅

Scroll to top