HILTON OSAKA

先日、関西方面へ出張の際、大阪梅田の繁華街にあるヒルトン大阪ホテルに宿泊した。
お値打ちなバリュープランのDMを頂いたので始めて利用してみた。

建物の外装や部屋のインテリアはやや古さを感じるが、流石一流の外資系ホテルだけあって、客筋と接客には大変驚くものを感じた。

先ずは利用者の大半が恐らく外国人旅行者であること。白人の方が最も多いと感じたが、中国やインド、韓国などの方も非常に多く目に付いた。メインロビーには多少日本人と思われる方の姿も目にしたが、それもごく僅か。何だか、日本にいながら海外旅行先のホテルに居るような違和感。

また、レセプションでの対応、レストランでの接客は勿論、日本人の方が日本語で対応頂いているのだが、どことなくおもてなし感がない。

外国のホテルで日本語が流暢にしゃべれる外国人の方に接客頂いているような・・・

接客は必要以上のからみがなくドライなほうがイイと仰る方、今にもハグしそうなオーバーアクションを好む方、いやいや旅気分を盛り上げてくれるような優しくフレンドリーな接客がお好みの方・・

感じ方は色々あると思うが、残念ながら私には全くヒルトンホテルさんの接客はフィットしなかった。

東京をはじめ、大阪も京都も外国人旅行者の方が今後益々増えるだろう。都心での商売のあり方が急速に変化していることを身を持って感じた。

kOBE 3

神戸市内には個人的に訪れてみたいお店が沢山ある。
時計好きの自分にとっては100年以上もの歴史をお持ちであるカミネさんには一度入店してみたかった。
本店のトアロード店は先月改装されたばかりで二階のパテックフロアのストック量には圧倒された。
定番のカラトラバモデルや雲上モデルのコンプリケーションモデルもショーケースに鎮座していた。
冷やかし客の私に対しても上質な接客を頂いた。流石、カミネさん。
旧居留地は趣のある歴史的建造物を活かし、多くのハイブランドが入店されていた。
ここ四日市も神戸と同じで港町ではあるが、残念ながらこういう街づくりは期待できない。
アウトドアブランド大御所、パタゴニアを始め、コロンビアやモンベルなども隣接して出店されているので街が一つの群になって賑わいを見せていた。
震災の爪痕がどれほど深いものかを体験していない自分には判ることは少ないが、元気なお店が街を元気にしているのは確かである。

もう少し秋が深まった頃、次回は有馬温泉にも訪れて見たいと思う。

KOBE 2

新幹線の停車駅、新神戸駅に隣接するANAクラウンプラザホテルが上階に入る、新神戸オリエンタルアベニューを数十年ぶりに訪れてみた。
当時、北野のハイソなイメージでとても賑わいを見せていた商業施設であったが、現在は空き店舗が多く目立ち、経費削減の為か施設内の噴水も止められた状態であった。

施設内のお土産品を扱う女性店主の方に商売のご様子を伺ってみると、閑散とした施設同様、大変厳しいとの事。
新神戸駅内にできた商業施設に客足を取られているのは確かだが、1995年の阪神淡路大震災から神戸の街は激変し、未だに商売にも影響が出ていることを話されていた。とても胸が痛む。

KOBE

大阪での商談終了後、およそ一年ぶりに市場調査の目的で神戸を訪れた。

三ノ宮センター街、元町商店街界隈を歩いてみた。
平日のお昼時にも関わらず、商店街は賑わいをみせているように感じた・・ただ、自分が若かった頃の20年前とは何か違う。
ワクワク、ドキドキするようなお店が明らかに減っている。
ここでも街の多様性がドンドン無くなっている。

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