人形町のうぶけやさんへ行ってきた

1783年創業・・200年以上も続く打刃物の老舗"うぶけや"さんに立ち寄った。

近代東京の一等地に佇むクラシックな店構え。流行、コストパフォーマンスの高い建材で造られた最近のお店とは明らかに一線を画す空気。
"うぶけやで切れないものは毛抜きとお客様のご縁"というほど、毛抜きのクォリティに圧倒的な自信を持つ。
看板商品の毛抜き、爪切り、調理ハサミを頂いた。
僅か10分ほど店内に居らせて頂いたが、ひっきりなしに来客が訪れる。年齢層の幅もかなり広い。
やろうと思ってできる商売では決してないが、伝統を頑なに守り続ける老舗店の凜とした空気に鳥肌がたった。
 

DOVER STREET MARKET GINZA

およそ半年ぶりに銀座の中心にあるドーバーストリートマーケットを訪れた。

相変わらず川久保社長の世界観が炸裂している。ニューヨークもロンドンも未だ訪ねていないが、HPを見る限りは同じ世界観で提案しているのだろう。気になるのは来店される客筋を見てみたい。銀座店を訪れたのは祝日前の夕方。多くの来店客が訪れていたが大半の方がアジア圏からの旅行者のように感じた。

弊社のアパレルに関するセレクトは弊社役員のNISHIのディレクションでやっている。その審美眼を信じ基本的に口出しはしていない。正直、他にもセレクトしたいブランドやアイテムは数多くあるがグッとこらえている。自分が創業者であり社長でありながら辛いのはこういう時だ(笑)

話は戻るが、DSMGには欲しいものが満載であった(◎_◎;)

特にフランクゲーリーとコラボしたLVマークのツイステッドボックスが一番欲しかったな・・しかし、お値段を聞いてビックリ(◎_◎;)
 

恵文社 一乗寺店に行ってみた

昨日に続いて本屋さんネタ・・今、自宅に大きな本棚を大工さんに作って頂きたいと企んでいる。
タブレットを多用する自分がいうのもなんだが、やっぱり紙の本に触れたい。

恵文社さんの名前は何処かで聞いた記憶があるが、来春就職希望の京都在住の学生さんに場所やお店の特徴などを詳しく教えて頂いた。早速、車を宝が池方面へ走らせた。

いや~、こんなところに、こんな素敵なお店があるとは・・???

恵文社さんの素敵なHPでも詳しく説明されているが、本以外にもCDやアパレル、食べ物、アクセサリー、陶器等、素敵な雑貨が素敵な陳列で並んでいる。

しばし時間が経つのを忘れ、店主さん(バイヤーさん)のセレクトに見惚れてしまった。

・・・お恥ずかしながら現在弊社に欠けている点をまざまざと感じ勉強させて頂いた。

こんな素敵なアイテムがあることをあなたは知ってるかい?
この空間心地よいでしょ?
たまらなくワクワクドキドキするでしょ?・・・そんなことを語りかけられているように感じた。

お客様に求められる商品をセレクトすることがお店にとって重要なことは勿論判る。
だが、お客様の心中を考えず、例え今求められていなくても売り手の気持ちをダイレクトに伝えるセレクトも大切であることを我々は決して忘れてはいけない・・・そんな気持ちにさせてくれた。
 

メリーゴーランド京都店さん

いつもお世話になっている絵本のお店”メリーゴーランドさん”の京都店を初めて訪れた。

四日市松本店同様に素敵な空間をしつらえていた。平日の昼間というのに若いお母さま方がお子様向けの本を数冊小脇に抱えていた。本をnetで買うのが当たり前の世の風潮を嘲笑うようにも感じた。

それにしてもこの場所、この建造物とっても素敵だ。

四日市も重要文化財として次世代に託して行かなければならない建物が沢山ある。しかし、残念ながら多くの建物が壊されて駐車場や更地にされている。耐震強度の問題や火災法規の改定により難しい課題もあるかもしれないが、そこは行政が関わり上手くやって欲しいと思うのだが・・・

素敵なお店

先日、東京出張の際、吉祥寺にある素敵なお店“フリーデザイン”さんへ立ち寄った。

品数の多い雑貨を独自の視点でのセレクトがいい。弊社の店舗でも販売したいと思うようなアイテムが店内所狭し並んでいる。商品の説明が記載されたPOP一枚一枚にも拘りを感じ、商品を引き立てている。

平日の昼間にも関わらず店内は女性のお客様を中心に大変賑わいを見せていた。こちらの会社さん、他にもファイヤーキングの専門店や和物雑貨をメインにされたお店を高円寺でも経営されている。それぞれ決して広くは無いスペースであるが、ついつい長居してしまいそうな独特な空間が心地よい。

阪神百貨店

過去に三越伊勢丹ホールディングスの株を買ったことはあるが、百貨店で一番好きなのは阪神百貨店である。
阪急も大丸(松坂屋)も近鉄も素敵だと思うが、阪神百貨店は別格である。
地下街と隣接する地下一階のフードコートの雰囲気は特にイイ。

味は勿論、お好み焼きをつくる店主やスタッフの笑顔も素敵であり、名物のイカ焼きも一気に3枚は食えるほど旨い。小さなテーブルに見知らぬ物どうしが肩を寄せ合いながら食べるスタイルが最も心地良い。
衣料品売り場、化粧品売り場、プレミアムブランド売り場・・どこの売り場もふわっとした穏やかな暖かい空気が漂っている。
小生は生まれも、育ちも三重県であるのだが、近頃大阪で生活する事を夢見る事がしばしばある。京都や神戸、東京や横浜、福岡も素敵だと思うが何故か大阪に一番ひかれる。
他県で商いできるチャンスを頂けるなら支店一号は絶対に大阪でやらせて頂きたいと思う。
そろそろ次のステージへ行きたい!

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