版築壁

お店のファサードにいつか採用してみたいと思う版築壁😃

ネストビルの植栽工事では予算の都合でガビオン壁となったが遠くない未来、新店舗を増床できるならば小さくても良いので伝統的な版築壁をつくりたい。

佐官でも塗り版築という技術があるようなので店内の壁面を装飾するには良いかもしれない。日がなビルでも傷んだクロスから塗り壁を徐々に取り入れているので部分的に塗り版築の採用を検討してみたい😃

東京ミッドタウン八重洲

八重洲口前に近頃オープンした東京ミッドタウン八重洲に立ち寄った。施設の室礼は外国人観光客を直球で狙った戦略なのだろうが、平日昼間だからか日本人の主婦層の方が多いように感じた。

六本木、日比谷に続く三井不動産さんの三店舗目の商業施設であるが正直真新さを感じなかった。日本文化の表現方法はとても上手いと感じるがコンテンツを含め一度行けば十分。

自分は長期間に渡って東京に住んでいないので東京の魅力に気付けていない部分も多いと思うが、東京駅前の玄関口にこれほど大金を投資する価値が何処にあるか全く理解できない。間違っても弊社に出展オファーがくることはないと思うが出店会社さんも宣伝広告費として割り切っているのだろうか。

テレビ番組でも紹介されていた食事処も長蛇の列ができているものの半年後にどうなっているのだろうか。

多様性が益々進み、情報へのアクセスが容易になった現代、日本の大型商業施設は果たしてどうなるのだろう。上京する最大の魅力は新しい発見だったが、今は地方の方が圧倒的に質も量も発見が多い😃

開閉機

Switchのデザインに心を奪われることがある。

リーガロイヤルホテルのエレベーター内のSwitchに魅了された。

スタイリッシュなデザインやタッチ式や非接触スイッチも悪くないが、push感がありSwitchそのものが機能的で美しくかっこいい。

昭和生まれの懐古主義ではあってはならないと自分に言い聞かせるようにしているが、手間とコスト、素材や製作者の熱意が込められたものは案外古いモノに多い気がする今日この頃

メインラウンジ

大阪中之島のリーガロイヤルホテルが大規模改修を行うと耳にした。東京のオオクラホテル同様、昭和の古き良き和モダン建築がまた一つ無くなると思うと何処か寂しい。国内で最も好きなホテルと聞かれればロイヤルホテルと即答する。これまで幾度か大阪出張時に同ホテルを利用させていただいたが、残念ながらメインラウンジでお茶をする機会が無かったが先日念願叶い商談をこの場で行うこととなった😃

紫雲のシャンデリア、蒔絵が施された重厚な柱、内外を緩やかに流れる水、花ビラをモチーフとした大理石のテーブルとレザーの安楽椅子、源氏物語のアートに和装での上質な接客・・

日本文化の素晴らしさが凝縮された空間。吉田五十八氏の最高傑作であると自分は思う。2019年にロビーが二億円をかけて大改修されたがラウンジは手を入れなかったのか老朽化は否めない。

ラウンジでコーヒーが提供されずお抹茶という拘りも日本文化を大切にする証だろう。歴史と伝統文化を継承しつつ現代にアップデイトした改修が行われることを心から願いたい。

ありがとうロイヤルホテル🏨

MY HOME

NIGO氏が海を借景にした現代版ミッドセンチュリーモダン住宅を建てた。今月号のカーサブルータス。

東京、京都に続き三軒目ということで氏の拘りが全編に散りばめられている。セレクトされる家具や照明、設備なども氏のらしさを強く感じる。これからも地域を豊かにする実店舗をつくりたいと思う自分にはとても勉強になる😃

だが、マイホームを三件も持つという発想は全く共感できない😅きっと今の自宅が自分の終の住処となるだろう。もしも、仕事の都合で都心に住むことになっても戸建てを建てることは想定にない。きっと低層のヴィンテージマンションのリノベを楽しむだろう。

マイホームは生活様式の変化によってフレキシブルに対応できるのがベスト。我が家も3人の子供が社会人となり巣立っていき一部屋は会社の備品倉庫となっている😓これからも色々と変化するだろう。家は“住んで使って改良して“徐々に良くなる箱。誰とどういう生活スタイルを望むかによって家の立地や仕様は変化する。

山と海に近くサーキットへも30分。食の恵もあり名古屋へも滋賀へも京都へも60分以内で行ける今の場所は自分の生活様式にベストマッチしていることを確信する。

清水清三郎商店

三重県を代表する日本酒“作“の蔵元清水清三郎商店さんにお邪魔した。

新社屋は三重出身の建築家ユニット“ミエケンジンカイ“による設計。酒蔵としての伝統美と現代的な建築素材を活用した建物は内外ともに大変魅了された。

社屋二階のホールにて高級ワインメーカーであるシャトーイガイタカハさんと出張料理人として名高い武田太郎氏のトリプルコラボレーションにてワイン&日本酒会が開催された😃

美食家ではない自分が呼ばれ大変恐縮したが多くの著名な方とご縁いただき価値ある時間となった。

リーガロイヤルホテル大阪

昨日、海外のファンド会社にM&Aされるニュースを目にし関西での定宿として長年ファンであった一人の客として複雑な思いが込み上げた。

モダン数寄屋建築の美しさを知り、建築家である吉田五十八氏の建築美に魅了された。

メインラウンジとお庭がシームレスに繋がる壮大な景色は造園家の荒木芳邦氏によるもの。

建築やお庭に興味を抱いた切掛を持ったのが中之島のリーガロイヤルホテルだったのでこれからどういう風に改修されてい行くのか興味関心が高まる。

テクノロジーの進化に温故知新的な考えは必要ないかもしれないが、建築空間には安全性を確保した上で伝統文化を継承して欲しいと個人的には願う。

スッキリ

日がなビルのシンボルツリー赤松3本の剪定を終えた✌️

これで気分スッキリ年越しできそうだ😊

師走は気忙になり、仕事が散漫になりそうなので当月に前倒しして計画通り進めている。今週はワインを飲む機会も増える予定なので早起きして仕事に注力することにしよう💪

MARINE&WALK YOKOHAMA

横浜港に隣接する商業施設の視察を行った。

我がまち四日市も街と海をつなぐ構想が上がっているが具体的な絵がない為、横浜の街づくりを学び、積極的に意見を出したいと思い付いた😊

マリン&ウォーク、ハンマーヘッド共に建物はとても横浜らしい魅力に溢れ施設の細部まで作り込みがしっかり行われている。出店されている店舗もナショナルチェーン店ばかりではなく小規模でも魅力的なお店が賑わいを作っている。又、一番感じたことは観光客というよりもご近所に住んでいる方が年齢問わず生活の一部として利用されている光景が良かった。“映える“一過性の商業施設ではなく本質的なものが作り込まれているのだろう。駐車場が一時間660円と地方人からは考えられないほどの単価だが週末は郊外から車で訪れる方も多いのだろう。

海風を感じながら散策する穏やかで心地よい時間を満喫。海の近くというと災害や塩害のネガティブなイメージもあるが街と自然の調和が見事に取れており不安を上回る魅力に溢れていた。

海があって山があってセントラルシティである我が街四日市の魅力もこれから増すに違いない。

HOSOO

1200年の歴史を持つ西陣織のテキスタイルに興味津々で京都の細尾さんを訪ねた😊

建築様式も興味津々で特に外壁の版築工法を間近でじっくり観察したかった。日本の伝統建築技術の美しさが想像を遥かに超えて感動✌️

西陣織は元々反物なので幅320だが1500幅が織れる織機を開発。ディオールなどのハイブランドアパレルで壁紙として採用されている。立体的な生地に光のあたる角度によりグラデーションする様が美しい。近々、アパレル店舗で採用してみたい。

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