GSIX

銀座シックス。

オープン当初は特別な印象を受けなかったのだが、近頃再訪した際、改めて商業施設としての建築、装飾、テナント、サービスなど「質」の高さを感じとることができた。

立地柄、訪日客の多さも目につくが質を求める若年層の来店の多さも目についた。

定期的に刷新される中央吹き抜けのアート。今回は塩田千春氏の「6つの船」

前回までのニコラビュフ氏の「冬の王国と夏の王国」とは全く違う趣きでこれまた素敵。

迫力満点、落水する映像作品はチームラボ。

一日中、滞在したくなるほど唯一無二の商業施設。

どこにでもある同じような商業施設では東京ド真中の一等地であってもこれからは淘汰される時代。逆に唯一無二であれば不便な地方であってもお客様を引き寄せられる時代だ。

永青文庫

都内で出張があると必ず駆け足でも美術館を一か所尋ねるようにしている。

最大の理由は「自分自身の感性を錆びつかせないため」である。

作品や建築を見る、知らない世界を知ることは経営者にとって必須。年始に読んだ内田和成氏の「右脳思考」や山口周氏の「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」などを読み進めると益々経営に「感性」が重要であることを思い知る。

今回は元総理大臣の細川護熙氏が館長を務める「永青文庫」

都内一等地の敷地にひっそりと佇む建物は歴史のオーラをふんだんに感じる。

期間中の展示物は大半が仏像。歴史と心が落ち着く感はあるが全く見識不足のため本当の価値がいまひとつ判らない。細川護熙氏の陶芸品や書作品は時々目にするが圧倒的な美術品のコレクターであったとは全く無知であった(;^ω^)

隣接する肥後細川庭園は東京文京区が管理する回遊式泉水庭園。都内であることを一瞬忘れそうな景観と静けさ。

江戸の奥深さを改めて思い知った。

湯の山かもしか大橋

打ち合わせで湯の山温泉へ。

近所にこんな素敵な観光資源があることが本当にありがたい。でも、宿泊施設などを始め何だか元気無さそうな気もする( ;∀;)

御在所ロープーウェイ程近くにとても大きな橋が架かり景観が大きく変わっていた。

「ゆのやまかもしかおおはし」昨年8月24日に開通したらしい。地元民でありながら全く知らなかった(^▽^;)

四日市建設事務所によると、湯の山地区の住民や観光客の災害時や緊急時における安全な交通を確保することを目的に整備されたとある。確かに10年程前におきた鈴鹿スカイライン大崩落のような天災がおきた場合には有効な橋となるだろう(この橋が崩落しなければ)

新名神高速道路の建設などで交通インフラが整い観光客が増えることはとても良いことだと思うが、鈴鹿連峰の美しい景観を破壊している工事の様子がとても痛々しい。

行政は”整備された道路をつくれば人が来る”という考えを今も持っているのだろうか?情報化社会の現代、コンテンツに魅力があれば少々不便であっても人はきっと来てくれ。湯の山温泉の魅力を今一度再定義し温泉街を活性化して欲しい。

その昔、橋梁の下には鱒の養魚所があり夏になると子供達を連れて行った記憶が蘇る。山間にかかる「ゆのやまかもしかおおはし」は次世代の子供達に欠かせないものなのだろうか・・山の景観台無し感が半端なく虚しい。

Alvar Aalto

名古屋市美術館を訪れたのは何年ぶりだろう・・黒川紀章氏設計の本館も築30年をこえている為かコンクリートの白化やタイルの剥落が目について残念。公園の草木もお世辞にもメンテナンスが行き届いているとは言えない。

今回の目的は北欧を代表する建築家、アルヴァアールト氏の個展をじっくり見ること。2月3日までの企画展だったので家人を連れて駆けつけた。

内容的には驚くような感動は無かったものの改めて氏の感性に触れることができ参考になった点も多い。マイレア邸の住居空間に惹かれ北欧建築の魅力に取りつかれたのが最初。何度見直しても素敵で直ぐにでもヘルシンキへ飛びたくなる(;^ω^)家具や照明については残念ながら自分の琴線に触れることはないが、随所に用の美と適材適所に使われる天然素材との調和に新たな発見と感動。

来場者は意外にも女性のお姿が目だった印象。北欧の空間は女性にとってもホッコリする空間だからなのかもしれない。嗚呼、北欧旅行がしたい・・極寒だけど(;^ω^)

今日2月3日は節分。恵方は東北東、今夜は太巻き寿司を食べるとしよう\(^o^)/

俵屋

昨日の続き京都のお話。創業300余年、京都を代表する老舗旅館の俵屋旅館さん、この時代にオフィシャルHPなくとも多方面でこの旅館の素晴らしさを時折耳にする。気軽に宿泊できるような価格帯ではないが元気なうちに一度宿泊して「しつらい」「もてなし」「ふるまい」を是非勉強させて頂きたい。

旅館の敷地の一角にあるこちらのカフェ「遊形 サロン・ド・テ」も俵屋さんが運営されている。

決して広くはない空間に良質な北欧ビンテージ家具や照明が並ぶ。ブラジリアンローズ材を使ったフィンユールの椅子も空いていれば座ってお茶することも可能。店内には現当主の佐藤年氏のご主人アーネスト佐藤氏の写真作品がセンス良く飾られている。

こちらのお店、何よりも女性スタッフさんの接客が素敵。決して派手ではないが奥ゆかしさをとても感じた。

この空間であればついつい時間を忘れ長居してしまう。大声での井戸端会議はなし。宿題する非常識な学生もなし。子供が走り回ることもなし。来店されるお客様に品格のようなものも感じる。(決して上から目線ではございません)

こういう文化を伝えられるお店がここ四日市でも評価される街にもっとなっていって欲しい。