識学

“リーダーの仮面“知り合いの社長様からマネジャークラスの従業員に読ませているとお聞きし読んでみた。

残念ながら久々に自分の経営感覚と大きなズレを感じ、途中で読むのを止めた😓識学について詳しく知らないが、比較的大きめの組織には適応される考えかもしれない。

今年は勉強時間を上手く確保できている✌️経営の本質は普遍なものがあるが“考え方“はいつも柔軟に時代性を取り入れる方が良いだろう。今春、雇用人数も増えたので経営者として更なる高みを目指したい。

お金の向こう人がいる

会社経営を始めた時からお金は借りるのが普通で、いつも返済のことばかり考えてきた。今もそうだ。

資産ある経営者から“そんなによく借金するね“とよく言われたがそもそも潤沢な元金がないので借りては返し、返しては借りることを30年近くやって今に至る。“借金も資産“ “借金できる内がハナ“こんな言葉も良く耳にした。確かにあたっている点もあるが借金が返せなくなったら会社は潰れ働く仲間と雇用関係が終わってしまう。ようやく資産が負債に近づいてきたがまだ負債の方が多い。

でもこの30年間やってきたこと弊社が社会にもたらした効用は多少あると自負している。サブカルチャー、グローカル、オムニチャンネル・・時代のニーズに合ったこそ借金ができてきたわけだ。

本書はお金というものの価値と効用を上手く言葉で表現していて参考になった。文中、お金は経済における血液。その血液を送り出すのが金融機関ではなく、お金は地球上を循環する水であるという例えに共感した。

人に笑顔を、自分も笑顔に・・この気持ちを忘れずこれからもサブカルチャーの事業を軸に次世代の心が豊かになり恩送りの輪を広げていきたい。

古書

三重県津市出身のイラストレーター大橋歩さん。昔からの大ファン✌️

30年ほど前に書かれたファッションに関する古書を色々読んでみた。

今も昔も首尾一貫しているスタイルが素晴らしく、さらに好きになった😀ファッションに関する哲学も自分と共通する点があり嬉しくなった😃

洋服販売を生業にする我々は思想を大切にしなければならない。

美を見極める力

著者は白洲信哉氏。父方の祖父母は、白洲次郎・正子氏。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄氏。

白洲次郎氏の書籍は何冊か読み、趣味趣向や生き方が素敵だと感じた。興味本位で信哉氏の本書を読んで見たがとても腑に落ちる内容で美を見極める審美眼がどのように養われるかを学ばせていただいた。

一時預かり人として所有すること、いじり・使い・触れること、外部の物差し(事前情報)から離れて観ること・・

数奇者な大人になることが決して悪いことでは無いことを改めて知り安堵した😓

自身の美意識を磨き、事業を通じ住まう街の文化を少しでも豊かにするお手伝いをこれからも次世代に向け続けていきたい。

メリークリスマスイヴ🎄

感動のメカニズム

我々の事業も商品を通じ感動をお客様に提供するのが仕事である。感動するメカニズムについて四つの観点から分析されている本書はとても腑に落ちた。

SENCE 美、味、香り、心地良さ  五感で感じて感動。

THINK 理解、納得、発見、その他の知見拡大 頭で考えて「知見の拡大」への感動

ACT 努力、上達、成長、達成、遭遇、進歩 動きや変化による「体験の拡大」への感動

RELATE 愛、繋がり、調和、一体感、承認、人や物への繋がりに基づく「関係性の拡大」への感動

後半に感動の手紙を贈ることが紹介されている。著者が奥様との銀婚式に贈ったラブレーターの内容がとても素敵。自身2年後の真珠婚式には心を込めて感動と感謝を家人に届けたいと思う😓

Burton

今年は近場の山間部でも降雪が期待され今からホワイトシーズンが楽しみ❄️先日、滋賀に向かう途中、伊吹山の雪景色を眺めながら数十年前スノーボーディングを楽しんだ思い出が蘇った。

先日、涙しながらこんな本を読んだ。

もしも、30年前にスノーボードに乗っていなければきっと今の会社は存在しない。ジェイクと会っていなければこれほどマイノリティでサブカルな事業の経営に誇りを持てなかっただろう。

東京と南米で2回しかジェイク本人とは会っていないが今も自分の心に燦然と存在する。

本書はバートンの歴史や業界話、ジェイクの人柄などスノーボードビジネスに携わった方には懐かしく思い出深い内容😁

改めて創業者魂は会社にとって最も重要なものであることを思い知った。

本書、第13章で幕を下ろすのも粋だな😉 Ride on Jake 🤞

リベラルアーツ

今日は家人の誕生日。

結婚してから29回目を祝うことができて何だかホッとする😓創業間もない頃、必死にお金の工面と子育てをやってくれたお陰で今日あることを忘れてはバチが当たる😭今日は心から妻に感謝する日🌈

閑話休題💦

山口周さんの書籍、本書のテーマはリベラルアーツについて。

人として、経営者として、そして男としてこれからもセルフウェアネスを磨く必要をあらためて痛感した。お恥ずかしながらリベラルアーツという言葉を初めて知ったが変革の時代を生きる上でとても大切な武器となることを学んだ。

五感をフルに働かせて今日も頑張ろう💪

村上春樹

20代の頃に読んだ「ノルウェイの森」・・物凄くどんよりした気分になってしまった😰

それから村上文学と距離を置くようになってしまった・・

若い頃に観てピンとこなかった映画も50半ばになって観るとハッとすることもある。

今、村上さんにとても興味が沸く。理由はとてもセンス良くてかっこいい大人だから。

烏滸がましいがアートやファッション、スポーツについては自分と趣向が少し似ているように感じた😓

ブルータスの村上春樹特集面白い✌️

年を重ねるごとに器とお料理、花器とお花のアンサンブルに興味関心が向く😃

婦人画報11月号は器の特集。

お休みの日に器屋さん巡りをしたくて堪らなくなってきた😅

予測不能の時代

・・の真っ只中に生きていることを実感する今日この頃。この激動の時代を生きるヒントが本書にはあるのでは無いかと読んでみた😃

データ分析のプロの著者が予測不能な変化への対処方法として最後に「易経」の重要性を説いている✌️😁

信用は実績の積み重ねで生まれるもの。一足飛びに生まれるものではない。過去の経験や数値から未来の仮説を立てることはとても重要だが、それ以上に五感を研ぎ澄まし人間力や生命力を磨き予測不能な事態が起きても凹まず折れない心とポジティブな思考を持つことがこれからの時代に必須となるだろう。

当月も拙いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。太平洋沿岸に台風16号が接近する予報ですのでどうぞ皆様お気をつけください。

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