人生100年時代

カード会社から定期的に送られてくる会報誌。

今回の特集は人生100年時代の楽しみ方とある。冒険家の三浦雄一郎さん(御年86歳)、写真家の西本貴美子さん(御年90歳)、トライアスリート稲田弘さん(御年86歳)人生の先達が100年時代の楽しみ方を伝承されている。人生100年とすると自身半分を経過したので先達の教えを実行すれば、より楽しい人生が過ごせると思い読んでみた。

文中キーワードが幾つかあった、

夢を持つ、行動する、学ぶ、運動、社会貢献、「好き」を仕事に、趣味を極める、ボランティア、旅をする、人とつながる・・

どれも日頃心掛けている言葉。今までの51年間も充分楽しく恵まれた人生であったが、これからも年始の目標とした「今日一日を大切に生きる」という言葉をかみしめ、与えられた命の限り人生を歩んで行きたい。

ところで皆さんは近い将来「不老不死」は現実になるとお考えだろうか?!世にはNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という若返り薬があることをご存知だろうか?何か嘘のような薬だが数年後には人生150年時代と言われるのかもしれないな(^_^;)

人間万事塞翁が馬


こんな諺を先日耳にした。
”幸福や不幸は予想のしようがないこと”の例え。
以下、コピーペイストさせて頂いた。
中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。「このことが災いにならないとも限らないよ。」しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。
この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。
「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」
日々の小さな幸せを見失わぬよう感謝を忘れず丁寧に生きなければ!
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