ロードサイドにこれほど回転寿司が無かった頃は、家の近所にも沢山の鮨屋さんがあった。
のれんをくぐり小さなお店の空間は子供ながらにワクワクしたことを記憶している。
先日、同町の鮨屋さんをフト思い出し、およそ30年ぶりぐらいに訪れた。
いや~感動。
味は正直記憶にないが店内の様子はかすかに記憶がある。しかし、何より驚いたのは私が子供だった当時のことを奥さんも大将も鮮明に憶えてくれていた(;_;)
こういう大切な繋がりを大人になっていつしか忘れていた自分が近頃情けなく感じる。大将に現在の自分の近況を話すと、スポーツ用品や衣料品販売に携わっている事も既に知って頂いていた。
商いを続ける上で最も重要な”誠実な信頼関係”そんな大切ことを思い感じさせてくれた。
帰りしな、部活で帰りが遅くなる次男にお土産用を握って頂いた。
年代を感じるズッシリとした寿司折りに薄いピンクの風呂敷・・当時と全く変わらない風情があって素晴らしい。
県道622号線、四日市東坂部にある曙寿司さん。ご夫婦で営業されている小さなお寿司屋さん。