今日は久しぶりにお客様とのイベントを楽しませて頂いた。
よく、経営者は現場に出るべきだといわれるが、小売店の場合”現場”とは”売り場”の事を概ね指すと思うが、今日は販売させて頂いた商品がお客様にどういう使われ方を知る”フィールド”に出させて頂いた。
半日ほどの時間であったが、参加されたお客様の笑顔に心が洗われた。
トレラン初デビューの方、私よりも長く生きられている方、20代になりたての若者・・
アマチュアスポーツの楽しみ方は人夫々であり、速いから良いとか、強いから良いとかでは無いところがいい。
今後は少しでも現場(売り場)では無く、フィールドで多くのお客様と楽しみたいと私は思っている。
11月17日のナイトランイベントも楽しんで頂けると思うので、是非ご参加頂ければ!
新規事業
経営者は”常に新規事業を創造する”ことが大切な思考の一つだ。
家具や雑貨で世の中に貢献したFRANCfranc(株式会社バルス)はとても経営センスがあり、社長の高島氏の生き方、考え方も尊敬する経営者の一人であるが、どうも最近お店がつまらない。
MBOで非公開化したのは、きっと大量生産、コスト重視経営をやらざるおえない状況になったからではないだろうか。恐らく、これからワクワクされるようなお店に又戻るであろう。
弊社も家具や雑貨販売の事業には関心が高い。洋服屋目線、アウトドア屋目線で何かできないかを模索している。
アウトドアウェア
昨日以上に今日は冷えた。朝晩は厳冬期用のダウンジャケットで調度いいほど。
アウトドア用品販売を生業にしているものがこんな事を書くとセールストークと思われてしまうが、アウトドア用に創られたウェアは気候の変動にめっぽう強く頼りになる。
タウンユースでアウトドアブランドやミリタリーブランドが求められるのは、この快適性にあるのだろう。
ファッションとは多少の痩せ我慢でスタイルが完成されると思うが、実需を貫くスタイルも男性ファッションには硬派であって良いと思う。
系列店舗のモデラートでは大変多く温調可能なウェアをご用意しているので、是非週末はご来店頂きたい。
お体お大事に!
関西出張
今朝とても寒かった。久々に寝床から出るのを辛く感じた。いよいよ秋本番。
朝一から大阪⇒東大阪⇒京都へ商談の為、出かけた。
本当は気候が良いので愛馬で向かう予定だったのだが、時間的な都合で移動中もPCと携帯に向かわなければならない理由でバイクでの移動を断念した。
”移動時間”この時間、本を読んだりする方や食事をする方、仮眠をしてリラックスする方など使い方は色々かと思うが、私は仕事にあてる事が多い。
流れる景色を眺めながら創造的な仕事をするには電車やバスはとても良いと思う。
現在、大阪と四日市間は近鉄電車で約120分。京都と四日市間は三重交通のバスで約90分。ちょっと長いような気もするが、仕事をするには調度良い。
しかし、リニアが開通すると東京と大阪間が最短で約67分、名古屋と東京間なら約40分で結ぶとか。
およそ15年後に開通予定というが、こうなると人や物の流れが大きく変革されることだろう。
それにしてもバスの移動はお値打ちで快適で仕事にうってつけである。それに、乗り越しもない(笑)
誕生日
ここ数年、若いスタッフの誕生日を祝い囁かなプレゼントを贈っていたが、今期はやめることにした。
とても乱暴な言い方になるが、どうも惰性でやっている事に申し訳なさを感じ始めた。
”ありがとう”という一心な気持ちを伝えたかったが、”何を贈ろうか・・”と考えだしてしまった・・
自分流のプレゼントの本質は先ずは”サプライズ”
続いて何を欲しいかを相手に聞かず悟られず、何を欲しているかを想像し実行する事が自分流。勿論、外すこともある。
会社の社長が従業員の誕生日に花を贈る。会社の部下が社長の誕生日にネクタイを贈る。そんなありきたりの誕生日ゴッコはドキドキしない。
大切な人に贈りたいと思っていたモノについ先日出会う事ができた。3年越しで探していたものだろうか・・相手が喜ぶ顔を想像するのが堪らなくドキドキする。
果たして気に入ってくれるのだろうか・・
講演会
今日は午後から東レの特別顧問であられる佐々木常夫氏の講演会を聞きに出かけた。
一年に何度か色々な講演会に参加するが、これほど身を乗り出して聞き入ったのは始めてだった。
淡々とした口調で壮絶な人生談を話しているかと思うと、超実践的な経営論を語る。時に笑いを取りながらの90分トークはプロ中のプロだ。
講演会は映画と同じで自分の波長にあうかどうかがある。勿論、自分の置かれているコンディションで腑に落ちる事もあれば、同じ言葉でも落ちない事もある。
今日はスイスイ腑に落ちた。
講演会終了後、コーラを飲みながら、深く考えた。車の中で佐々木氏の本を読みながらまた深く考えた。
ワークライフバランスを社内に根付かせる為に色々とやらなければならない事を書き出した。
しかし、ほんの少しだけ疑問も湧いてきた。
人事の話や仕事の効率の話、タイムマネージメント・・ワークライフバランスを整えるキーワードを幾つもご教示頂いたが、お金の話や人手の話は一切無かった。
ここがやっぱりサラリーマン社長と、資金繰りもやりながら、人手不足にさらされながらやるベンチャー社長との根本的な大きな違いがある。
しかし、そんな事よりも多いに学べた事に今日は心から感謝したい。
佐々木氏と同様、私も三人の子供の父であり長男が自閉症である。氏には本当に失礼の極みなるが、自分と考え方が非常に似ている部分が多いと勝手に思った。
帰り際、氏のサインを頂いた(笑)
給与
弊社の給与支給は月末。今月は31日が定休日なので明日が支給日となる。
今では殆どの方が銀行送金の為、明細書だけをお渡しする。
パソコンに向って、金額を入力し承認すると自動的に指定口座に送金される仕組みだが、毎度の事ながら画面に向かって、
”今月もありがとう!次月も宜しく!頑張ろ!”
といってリターンキーを押す。
このスタッフに対しての感謝の気持ちを経営者は決して忘れてはならない。
少し裏話を・・
私の報酬に限っては現金支給となっている。何故、現金かというと、取れる月と取れない月があるからだ。支払いの多い4月~6月と9月~11月は手取り15万円で生活する事もある。そんな社長事情を経理以外はきっと誰も知らない。
山本五十六の名言
”やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ”
中小零細企業の経営者にとって、この言葉には重みがある。
”話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば人は育たず”
この言葉も部下を育てる上でモットーとしなければならない。
しかし、どうもこれだけで従業員を立派に育てることができない事をしばしば感じる。自分の力不足に違いないが。何かが足らない・・・
”苦しいこともあるだろう、云い度いこともあるだろう、不満なこともあるだろう、腹の立つこともあるだろう、泣き度いこともあるだろう・・これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である”
最近、妙にこの言葉が心に沁みる。
流木
天気が良かったので出勤前に流木を拾いに出かけた。
会社から車で10分ほどのところに趣ある海岸がある。大小様々な流木は店内の装飾に調度良い。それにしても漂着しているペットボトルを見ると、毎度ながら人間の愚かさを感じてしまう。
ちょっとムシャクシャしていたので、ここから山向きに河川敷を走ることにした。偶にこのコースで汗を流すのだか、畦を走っていると大きな蛇に出くわした(汗)それも三匹も・・
ちょどこの時期は冬眠前で太陽光を吸収しているのだろう。しかし、突然足元に現れる蛇にはちょっとビビる。
走り慣れたコースでランするのも時間が読めて便利だが、新しいトレイルを探しながら冒険気分を味わうのも、また良い。
面接
今日も30歳を少し過ぎた若者(私から見て)を面接した。
ここ最近、30前後の方に求人を頂く。
転職の理由は夫々微妙に違うが、どうも聞いていると”好きなことを仕事にしたい”的な願望があることが判る。
それでいて安定とか福利厚生も求めている。
趣味の延長線のような仕事で報酬も高く、休みも多い仕事がこの日本にあるのだろうか。
時々人から”安保さんは趣味と実益を兼ねて成功しているからいいね~”といわれることがあるが、それはかなり見当違いである。
睡眠を削り仕事に没頭し、お金と人の件で胃がキリキリマイする事が多い。繁忙期の今時は自分の報酬をストップして支払いにあてている。
人は陽のあたる場所に目が行くが、影の部分は中々目に入らない。
一時間足らずの面接ではほんの一部分しか、人格を見抜くことはできないが、今日の若者は誠実感に溢れていた。
少しだけ期待してみよう。