訃報

三宅一生氏が天国に召された。享年84歳。高田賢三氏、山本寛斎氏、そして一生氏は昭和80年代初頭からのD Cブームを牽引したデザイナーの重鎮。

そのお三方がもうこの世に居ないと思うとこれまでアパレルの世界で生きてきた自分としては時代の区切りを感じる。20代の頃、初めて買ったDCブランドは確かフィッチェラッツア(デザイナーは三重出身のドン小西氏)のTシャツ(当時6000円)高っ💦

鬼籍に入った父は晩年ハウスクリーニングや司会の仕事をさせていただいていたが、創業から暫くは紳士服と学生服販売を生業としていた。そして次男は80年のDCブランドブームを作ったと言われる東京の丸井グループで今、大変お世話になっている。

半世紀以上生きてきた自分にとって洋服文化に携わることは運命であり人生そのもの。この先、死ぬまで洋服文化に携わることができるのかそれとも事業形態を変化させる必要があるのか・・この激動の時代に仮説を立てることは非常に困難であるが自身の感性と消費側目線のバランスをいつも心がけたい。

ルシーの花器に興味を抱いたのは紛れもなくコレクターの一生氏の影響からだ。

合唱

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Scroll to top