1783年創業・・200年以上も続く打刃物の老舗"うぶけや"さんに立ち寄った。
近代東京の一等地に佇むクラシックな店構え。流行、コストパフォーマンスの高い建材で造られた最近のお店とは明らかに一線を画す空気。
"うぶけやで切れないものは毛抜きとお客様のご縁"というほど、毛抜きのクォリティに圧倒的な自信を持つ。
看板商品の毛抜き、爪切り、調理ハサミを頂いた。
僅か10分ほど店内に居らせて頂いたが、ひっきりなしに来客が訪れる。年齢層の幅もかなり広い。
やろうと思ってできる商売では決してないが、伝統を頑なに守り続ける老舗店の凜とした空気に鳥肌がたった。