先日、敬愛する方にお食事をご招待された。
ご案内頂いたのは津市丸の内にある老舗洋食店”東洋軒”さん
創業は1889年、数多くの名料調理長を輩出され、あのクリームコロケットもこのお店が発案されたとか。
店内は現代風に改装されていたが、至るところに古き良き時代の名残を感じた。
看板メニューは松阪牛肉の甘味と旨みがブレンドされたブラックカレー。
見た目はお世辞にも美味しそうに見えないが、深みのある味は病みつきになりそうだ。週末の夜ということもあってか店内は満席。
しかし、時代の流れから老舗の洋食屋さんがどんどん無くなりつつ。私の思いつく限りでは四日市だとJR沿線近くの洋食グリルニューコトブキさんか、ときわの金鯱山さんぐらいだろうか。
津は県庁所在地でありながら、中々行く機会が少ないが東洋軒さんの洋食をいただきに出かける価値は十分あると思う。ただ、電車の駅からはちょっと離れているので車が便利かも。