台風一過

台風19号がここ東海地区を通過した。
強い風が残るものの幸い弊社は被害もなく爽やかな日をむかえている。
昨夜は従業員とお客様の安全を考慮し、18時に臨時休業とさせて頂いた。
各店、防風・浸水対策をさせて早めに帰宅させた。
過去に店前の道路が冠水し、店舗内に被害を受けた苦い経験から雨風のピークがおさまるごろまで自分は会社で待機した。午後11時頃、最新の天気予報を確認し、冠水の心配が少し弱くなった為最終点検をして会社をあとにした。
道中、流石にお店が営業されているところは少ないだろう・・と思っていたが・・いやいやコンビニさんを始め大手小売業さんは、こうごうと看板を照らしている。

店内には幹部社員が残り、営業はしていないのだろうと思ったが、ところがどっこいパートタイムさんらしき女性スタッフも沢山売り場にいらっしゃった。
仕事に対してのプロ意識なのか、それとも台風情報が入っていないのか・・
何れにしても小売とはお客様にご奉仕する立場。
昨夜、もしも18時以降にご来店頂き店舗が閉店している為、帰って頂いたお客様がいらっしゃるならば小売として本当に心苦しい。特にアウトドア製品を売る店舗は停電に備えヘッドランプなどもお買い求めになられるケースもあるかもしれない。
もう少し小売としての責任を持たなければならないと昨夜は気付かされた。

PARTY

先日、名古屋のミッドランドスクエアで開催された”ルージュランデヴー”というイベントに参加させて頂いた。

場所はミッドランドスクエア42階にある”オーベルジュ・ド・リル・ナゴヤ”
メンズクラブ10代目編集長である戸賀敬城氏がホストを務め、MCはフリーアナウンサーの丹野みどりさん、スペシャルゲストは石田純一さん、そして大盤振る舞いの大抽選会・・とても豪華なパーティでだった。
ファッションサブカルチャーを生業にしている小生にとって、こういう場はいろいろと勉強になる。
ついついパーティに参加されている方のファッションを頭のてっぺんから足先までチェック(勿論、さりげなく)してしまうのは完全に職業病だ(^_^;)
美味しい料理にお酒、素敵な出逢い、帯同した妻とのたわいもない会話・・・
嗚呼、久々に楽しい一夜であった。

十を受けたら十一返す



お互い、ともすると十分なサービスをしないで、多く受けようと考えがちである。
しかし、みんながみんなそんな虫のいい考えでは、会社はもとより社会も貧困になるばかりである。
十のサービスを受けたら十一返す。
その一のプラスが社会をより豊かにしていくのである。
心がけたい良い言葉ですな。

ファッション哲学

先日、リゾルトデニムをプロデュースする林氏と一席お付き合い頂いた。
バイクや車の話、スポーツの話、ファッションの話、旅の話などコテコテの大阪弁で経験豊かな武勇伝を熱く語って頂いた。
毎朝、朝食後に800回の腕立て伏せをするとか、ボタンダウンシャツの襟ボタンを外さず洗濯するのは○○やとか、仕事の夢は66歳までにリーバイスと一緒に仕事をするとか・・
デニムに関しての造詣が深いことは存じていたが、IVYファッションに関しての知識や経験が豊富なのにも大変驚いた。
胸ポケットを省いたインディビのシャツにしっかりとメンテナンスされたシボ革のシャンボード。肩からは弊社モデラートでお買いあげ頂いたダークモスカラーのインデックス10【コチラ】

お酒がほどよく回ってきたころ、「アボくん、こんな商売したらどうやろ・・?」と氏よりご提案頂いた。
・・それは私がかねてからやりたいと願っているセレクトアパレルそのもの。
アパレル業界に長年携わってこられた氏からのメッセージを大切に、これからもファッションカルチャーで地域に貢献していきたいと思う。

岐阜駅界隈

先日、何十年かぶりにJR岐阜駅を訪れた。

駅に隣接されたおよそ163mの”岐阜シティタワー43”は圧巻の高さを誇る複合施設。駅前のシンボルといえる黄金に輝く織田信長像。空中回廊を使えば繁華街の玉宮町通りまでスムースに移動できる。
近代化した岐阜駅は我が街三重県の津や四日市駅前と随分違う印象。
玉宮通りも何十年かぶりに歩いてみた。高島屋さんがある当たりまでお店を巡ってみたが、当時賑わいを見せていたアパレル系のお店が随分と減っていたのには大変驚いた。繊維業で栄えた街が繊維を扱うお店が廃業しているとは複雑な心境。変わりに飲食(居酒屋さん)業が元気な印象。この光景は四日市の商店街でも良く見る光景。
物や情報はウェブで買える時代だが、できたての美味しい魚や肉、酒を嗜む空間は通販で買えるものではない。中心街で飲食業が賑わいを見せるのはしばらく続くのであろう。しかし、今の飽食の時代”どれだけ美味しいものでも人は飽きる”トレンドにあわせて変化できなければ多くの飲食業もまた淘汰されるのであろう。
時間の都合、名鉄岐阜駅前や柳ケ瀬あたりを歩くことはできなかったが、次回は金華山、長良川あたりも含め時間をかけて歩いてみたい。

納税

20回目の決算結果がまとまった。
心が折れそうなほど頑張ったつもりだが、結果は前期とほぼ変わらず利益は微増したものの目標には残念ながら届かなかった。
会社全体で売上を上げ、在庫を増やさない(減らす)ことがどれほど難しいかを今年も痛感した。
ただ、会社として今年も法人税と所得税を収めることができたことは誇りに思う。
掲げた目標を達成できなくとも創業社長で筆頭株主なので誰も自分をクビにすることはできないが、今年の決算結果はとても悔しい。
弊社にとって本年度も早2ヶ月が過ぎ、2014年も残すところ3ヶ月となった。本格的な秋冬商戦が始まる前に今一度、前年度至らなかった自身の仕事を見直し、モチベーションをあげ意欲的に仕事へ取り組もうと思う。

当月もつたないブログをお読み頂き誠にありがとうございました。モデラートの売り場から退き、近頃現場がとても恋しく感じますが、日々新しい事業の創造に注力しております。
今期は何としても第四の事業を軌道にのせる為に頑張りたいと思いますので、引き続き弊社をご贔屓頂ければ幸いです。
季節の変わり目、皆様お体をどうぞご自愛下さい。

The Gift Shop

先日、名古屋を拠点に活躍する、インテリアショップ”リアルスタイル”さんプロデュースの”The Gift Shop”のレセプションパーティに参加させて頂いた。

場所はJR岐阜駅に隣接する商業モール”アクティブG”の二階。
扱う商品の全ては”メイドイン岐阜”にこだわったセレクト。店内のしつらえにも素敵な東濃タイルをつかう拘りの空間。
飛騨の家具、美濃和紙を使った小物、試し切りができる関の刃物、50種類以上の地酒と東濃の陶磁器・・久々にワクワク、ドキドキする売り場を拝見させて頂いた。
実はこういう売り場を我が三重県でやりたいと構想を練って頂けに、鶴田社長様の発想と情熱には敬服する。
鶴田社長様は冒頭のご挨拶で”売上(結果)”にこだわって運営をしていく事を強くおっしゃってみえた。
果たして岐阜の伝統工芸、岐阜のお土産品が買いやすい場所、お洒落なセレクト空間を提供した事により新しい売れ方があるのだろうか。

日本仕事百科掲載

会社の永続的な発展において最も重要なのが”人”であるということを経営者は心得ている。また、経営の采配で最も苦悩するのも人である。
創業から20年経過し、我社も平均年齢が徐々に上がってきた。これから先、10年、20年と事業を存続発展させ、次世代につなぐ為には情熱的で希望に満ちた若者を雇用し育てたい。
短期的なアルバイトさんやパートさんならば地元とのローカル求人誌に掲載させて頂くのが即効性あるが、正社員で長期雇用となると、そう安安とご縁がある訳ではない。
そこで今回、求人募集の掲載を考えたのが日本仕事百科という一風変わったサイト。
私の敬愛する方から本サイトの存在を知ったのだが、掲載料金は決して安くはない。
金儲けや生活のためというよりも、仕事やりがい、いきがいにウェイトをおいて働きたい方向け。

遊ぶ為に働くのか、より充実して働く為に遊ぶのか。
私は定休日(水曜日)の夜、翌日の仕事がしたくてうずうずする事がある。
仕事は決して甘くない、そもそも厳しさのない仕事なんて仕事とは呼べないだろう。
しかし、会社に行きたくてワクワクするような仕事を見つけることが人生で幸せだったと思う近道であることは確かだ。
我社の将来、いや日本の小売業を背負って立つ誠実な若者に出逢いたいと願う。

秋支度

彼岸入りし、いよいよ秋の到来である。
日中は日差しの強さを感じるし、近くの公園ではまだ蝉の鳴き声も聞こえるが、街の様子も完全に秋にシフトしている。
地下鉄心斎橋駅に隣接するデパ地下のショーウィンドウに食欲をそそられ思わずお茶菓子を買った。
彼岸花、器、お菓子、ライティング・・流石プロのディスプレイ。とても素敵だ。

新プロジェクト

一昨日は津で開催された物づくりに関する支援説明会に参加した。

県の関連部署の方、県内の企業数十社が参加されていた。
”ものづくり”において”プロデュース(プロデューサ)の重要性”に付いての講演は、これから物を創造する者にとって大変参考になった。
小売業を生業にしていると、ついつい”売れる物”いかに早くつくるか”を考え、せっかちになってしまいがちであるが、コンセプト作りや綿密な市場調査の重要性を改めて気付かせて頂いた。
体は一つ、時間は平等。
弊社の第四の事業に育てるには有能なプロデューサーが一人欲しいところではあるが、しばらくは社長業と兼業になりそうである(^_^;)

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