パブリックジム

巷では空前のトレーニングブームだと聞く💦都心も田舎もあっちゃこっちゃに小中規模のジムがオープン。弊社もスポーツに関連する事業を展開するだけに本業会には高い関心を持っているのだが、ちょっと出来過ぎバブル感があるので少し様子見っといったところ😅

中央緑地のパブリックジムがいよいよ当月29日を持って閉館される。

使い倒された古いマシーン、劣悪な衛生面、エアコンはもちろんレス・・しかし、利用料が安価だった為かボディビルダーや格闘家、ダイエッターや健康フェチの方など多くのファンに愛されていたので残念。

隣地に建設中の立派な体育館も随分工事が進んだ様子。

どうやら新施設でもトレーニングジムは開設されるようなのでこちらも期待!個人的には筋肉モリモリ系のハードマシンよりもカーディオ系やストレッチ系マシンの設置を秘かに期待😅

それにしても豪華な体育館💦いくら税金投入されたのだろう😓

潮吹き防波堤

四日市にも色々な観光名所があるがこの防波堤の存在を知ったのはお恥ずかしながら近頃(^_^;)

四日市高砂町にある「潮吹き防波堤」は市の重要文化財。

五角形の穴があき整然と石が積まれた様は圧巻(以下解説、他HPから拝借)

この防波堤、世界的にも珍しい構造を持つ。港外側の小堤(高さ3.7m)、港内側の大堤(4.7m)の二重構造で、さらにその間には溝が設けられている。溝は港内側の五角穴に通じている。これらは、波を防ぐとともに防波堤自体も守ることを意図した仕組み。まず小堤で波を受け、乗り越えた波をさらに大堤で受け止めて、穴から港内側へ噴き出す。「潮吹き防波堤」の名の由来である。対岸の稲葉翁記念公園には防波堤のレプリカがあり、潮吹き穴から水が流れ出す様子を見ることができる。このユニークな構造を考案したのは、オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケと言われている。デ・レーケは、明治政府に招かれたお雇い外国人の一人で、30年以上日本に留まり、各地の港湾土木工事で功績を挙げた人物。より堅固な防波堤をとの思いが、このような構造を生み出したのであろうか。自然石の石組みをがっちり固めているのは、工事を請け負った三河の服部長七が、左官技術を応用して考案した人造石“長七たたき”。“たたき”とは、土間などに使われる消石灰と真砂を水で練り固めたもので、人造石工法はこれを応用したもの。コンクリート工法が普及する前、セメントにも匹敵する強さを持った優れた工法として土木工事を支えた。日欧の最新技術の融合が、潮吹き防波堤を生んだと言えよう。

地元民でありながら、貴重な文化遺産を知らないとはまさに灯台元ぐらし(^_^;)

四日市港界隈には古い建物や倉庫があり、使い方によっては観光スポットに十分なりうる。規制緩和して港の再開発に乗り出せないのだろうか。

茶室

デザイナー吉岡徳仁氏がクリエイトしたガラスの茶室「光庵」を先日、六本木の新国立美術館で目にした。

茶室のような形状はしているものの中は丸見えで一切木は使われていない。

実は今、秘かに茶道を習ってみたいと思っている(^_^;)

あの狭い空間でお茶を嗜みながらの瞑想はリラックスして新しい発想が生まれるのではないかと想像する。

茶室建築に詳しい方に聞いたところによると、木や土の材や技法に拘ると茶室や茶庭は掛け軸、茶器同様に大変高額だとか・・

住宅ローンが完済した際には自邸の一間を改装してゲストをお招きする茶室を用意するのがもっぱらの妄想(^_^;)


TOKYO SQUARE GARDEN

東京京橋駅に隣接した高層ビル「東京スクウェアガーデン」

切り立ったダイナミックな無機質な構造物と自然溢れる植物のハーモニーが堪らなく素敵。

丁寧に管理され、季節の花木が咲き乱れてとても美しい。まさに「都心のオアシス」という景観。たた、欲を言えば高層階からも植物が観れたら完全にアバターの世界だったであろう。

一時、上京することに全く魅力を感じなかったが、商業施設や歴史的建造物に興味を抱いてからワクワクしながら街歩きするのが楽しい。

国立新美術館

六本木界隈には美術館が沢山あるから羨ましい。ガラスの曲線美が半端なく美しい国立新美術館。

先日、ようやく念願叶って入館。

建築家黒川紀章氏デザイン、2007年に開館。所蔵美術品を持たず個展の場としての美術館。

近代的な外観も素敵だが内観も素敵。これまた館内の至るところに大好物のフリッツハンセン社のファニチャーがいたるところに並ぶ様は圧巻。一体総額幾ら・・と田舎者の庶民はついつい金勘定してしまう(^◇^;)

我が街にもシンボルになりうる文化施設が欲しい・・

GSIX

銀座シックス。

オープン当初は特別な印象を受けなかったのだが、近頃再訪した際、改めて商業施設としての建築、装飾、テナント、サービスなど「質」の高さを感じとることができた。

立地柄、訪日客の多さも目につくが質を求める若年層の来店の多さも目についた。

定期的に刷新される中央吹き抜けのアート。今回は塩田千春氏の「6つの船」

前回までのニコラビュフ氏の「冬の王国と夏の王国」とは全く違う趣きでこれまた素敵。

迫力満点、落水する映像作品はチームラボ。

一日中、滞在したくなるほど唯一無二の商業施設。

どこにでもある同じような商業施設では東京ド真中の一等地であってもこれからは淘汰される時代。逆に唯一無二であれば不便な地方であってもお客様を引き寄せられる時代だ。

永青文庫

都内で出張があると必ず駆け足でも美術館を一か所尋ねるようにしている。

最大の理由は「自分自身の感性を錆びつかせないため」である。

作品や建築を見る、知らない世界を知ることは経営者にとって必須。年始に読んだ内田和成氏の「右脳思考」や山口周氏の「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」などを読み進めると益々経営に「感性」が重要であることを思い知る。

今回は元総理大臣の細川護熙氏が館長を務める「永青文庫」

都内一等地の敷地にひっそりと佇む建物は歴史のオーラをふんだんに感じる。

期間中の展示物は大半が仏像。歴史と心が落ち着く感はあるが全く見識不足のため本当の価値がいまひとつ判らない。細川護熙氏の陶芸品や書作品は時々目にするが圧倒的な美術品のコレクターであったとは全く無知であった(;^ω^)

隣接する肥後細川庭園は東京文京区が管理する回遊式泉水庭園。都内であることを一瞬忘れそうな景観と静けさ。

江戸の奥深さを改めて思い知った。

湯の山かもしか大橋

打ち合わせで湯の山温泉へ。

近所にこんな素敵な観光資源があることが本当にありがたい。でも、宿泊施設などを始め何だか元気無さそうな気もする( ;∀;)

御在所ロープーウェイ程近くにとても大きな橋が架かり景観が大きく変わっていた。

「ゆのやまかもしかおおはし」昨年8月24日に開通したらしい。地元民でありながら全く知らなかった(^▽^;)

四日市建設事務所によると、湯の山地区の住民や観光客の災害時や緊急時における安全な交通を確保することを目的に整備されたとある。確かに10年程前におきた鈴鹿スカイライン大崩落のような天災がおきた場合には有効な橋となるだろう(この橋が崩落しなければ)

新名神高速道路の建設などで交通インフラが整い観光客が増えることはとても良いことだと思うが、鈴鹿連峰の美しい景観を破壊している工事の様子がとても痛々しい。

行政は”整備された道路をつくれば人が来る”という考えを今も持っているのだろうか?情報化社会の現代、コンテンツに魅力があれば少々不便であっても人はきっと来てくれ。湯の山温泉の魅力を今一度再定義し温泉街を活性化して欲しい。

その昔、橋梁の下には鱒の養魚所があり夏になると子供達を連れて行った記憶が蘇る。山間にかかる「ゆのやまかもしかおおはし」は次世代の子供達に欠かせないものなのだろうか・・山の景観台無し感が半端なく虚しい。

Alvar Aalto

名古屋市美術館を訪れたのは何年ぶりだろう・・黒川紀章氏設計の本館も築30年をこえている為かコンクリートの白化やタイルの剥落が目について残念。公園の草木もお世辞にもメンテナンスが行き届いているとは言えない。

今回の目的は北欧を代表する建築家、アルヴァアールト氏の個展をじっくり見ること。2月3日までの企画展だったので家人を連れて駆けつけた。

内容的には驚くような感動は無かったものの改めて氏の感性に触れることができ参考になった点も多い。マイレア邸の住居空間に惹かれ北欧建築の魅力に取りつかれたのが最初。何度見直しても素敵で直ぐにでもヘルシンキへ飛びたくなる(;^ω^)家具や照明については残念ながら自分の琴線に触れることはないが、随所に用の美と適材適所に使われる天然素材との調和に新たな発見と感動。

来場者は意外にも女性のお姿が目だった印象。北欧の空間は女性にとってもホッコリする空間だからなのかもしれない。嗚呼、北欧旅行がしたい・・極寒だけど(;^ω^)

今日2月3日は節分。恵方は東北東、今夜は太巻き寿司を食べるとしよう\(^o^)/

俵屋

昨日の続き京都のお話。創業300余年、京都を代表する老舗旅館の俵屋旅館さん、この時代にオフィシャルHPなくとも多方面でこの旅館の素晴らしさを時折耳にする。気軽に宿泊できるような価格帯ではないが元気なうちに一度宿泊して「しつらい」「もてなし」「ふるまい」を是非勉強させて頂きたい。

旅館の敷地の一角にあるこちらのカフェ「遊形 サロン・ド・テ」も俵屋さんが運営されている。

決して広くはない空間に良質な北欧ビンテージ家具や照明が並ぶ。ブラジリアンローズ材を使ったフィンユールの椅子も空いていれば座ってお茶することも可能。店内には現当主の佐藤年氏のご主人アーネスト佐藤氏の写真作品がセンス良く飾られている。

こちらのお店、何よりも女性スタッフさんの接客が素敵。決して派手ではないが奥ゆかしさをとても感じた。

この空間であればついつい時間を忘れ長居してしまう。大声での井戸端会議はなし。宿題する非常識な学生もなし。子供が走り回ることもなし。来店されるお客様に品格のようなものも感じる。(決して上から目線ではございません)

こういう文化を伝えられるお店がここ四日市でも評価される街にもっとなっていって欲しい。

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