香港時計市場

香港には確か8つの正規パテックフィリップディーラーがある。

どのお店も豊富な在庫と質の高いスタッフが常駐している。また、私が冷やかしで訪れたネイザンロードの店舗も多くの中国人顧客と思われる方が商談をされていた。
ノーチラスやアクアノートなどのスポーツモデルの在庫も多く、定番のカラトラバからハイエンドモデルのバリエーションも大変充実していた。
日本では予約さえ受け付けていないようなモデルも普通に販売されている姿を見ると、いかに日本への供給量が少ないかを感じる。恐らくデリバリーコントロールは意図的ではなく売れる母数が圧倒的に香港が勝るからだろう。
最近、香港でも人気が急騰していると聞くオーディマピケのブテックも盛況であった。APファン(ジェンダデザイン)にとって垂涎物のRoyal Oak EXTRA-THIN 15202STも普通にショーケースに並んでいた。
ロレックス、ブレゲ、パネライ、ランゲ(個人的に今最も心惹かれるブランド(^O^))ミューラー・・ありとあらゆる高級時計店が盛況の様子であった。ただ、中環にあるFP JOURNEのブテックには時間の都合で立ち寄ることができなかったので次回は是非、こちらも覗いて見たい。
また、ご存知のように香港も澳門も時計の二次流通市場も大変充実している。
「押」という漢字が使われている店舗は日本の質屋さんにあたるようだが、ここの商品在庫が半端ない。
カジノで儲け、あるいは丸裸にされて時計が売買されているかと思うと、何だか一階の時計ファンとしては複雑な気持ちでもある(^_^;)
旅行序でに国内人気時計を一本ハンドキャリーすれば楽々旅費がペーできる・・いやいや軽く免税範囲の価格を越えるので、目の保養にしておこう。
当月も拙いブログをお読み頂き誠にありがとうございました。

ドイツ時計

機械式時計といえば一般的にSwitzerlan madeの人気が高いと思うが、近頃Germany madeも人気があると聞く。
中でもドイツのザクセン州を代表する時計ブランド”A.ランゲ&ゾーネ”は人気が絶大である。
先日、銀座へ行った際にこちらのお店にもお邪魔して色々とランゲの素晴らしい価値をご教示頂いた。

機械式時計の奥深さは聞けば聞くほど深みにハマリそうである(^_^;)
全長13ミリの一本の針に30工程にも及び手間をかけ、膨大な部品点数を手で組み立てる。
時計を創造する職人の人件費が価格にのっかることは言うまでもないが、このブランドを支えるパトロンの諸兄諸姉に改めて敬服する。
アートや芸術品など良いもの、優れたものを後世に伝える・・とても意義ある行為だ。
それにしても統計好きの方のウンチクは非常に奥深い。
近々時計や靴が集うサークルに参加させて頂こうと企んだりしている(^_^;)
 

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