日本民藝館

渋谷駅から程近くにある伝統工芸、伝統民藝の聖地“日本民藝館“に立ち寄った✌️

OHPの画面上で眺めていた印象とは随分と異なり、良い意味でこじんまりとして館内の居心地良さに長居した。柳宗悦が中心となり設計されたと言われる建物は和と洋の調和が素晴らしくモダンな印象。大谷石を使った門柱と石壁は東京都指定有形文化財とのこと。

河井寛次郎、濱田庄司、バーナードリーチなど大好物作家の作品群に唯々息を呑んだ😅

本館対面にある柳宗悦の旧家は休館日に当り残念ながら拝観することが叶わなかったが建物の外観からも美のセンスを十分感じることができた。

我々の仕事は“美意識“を高めることが改めて重要だと半世紀生きて思い知った。「美しいものを生で見る」2022年も体験と体感を大事にしたい。

武相荘

都内に入る前に町田に立ち寄った。以前から訪ねてみたかった白洲次郎氏と正子氏のカントリーハウス“武相荘“

洋服、車、民藝、考え方・・・多大な影響を受けた偉大な人物が当時どういう生活様式だったかを実際に目で見たかった。

用の美として日常使いされたと思われる食器や花器、時代物の家具のセレクトに只者ではないセンスとオーラを感じる。お庭の手入れが今一つ手入れされていなかったのが残念であったが住まう中に首尾一貫された美を知ることができ感動した🥺

最寄駅から現地まで急勾配な道を歩いてみたが、白洲邸の周りにはナショナルチェーン店が乱立しており、ここ四日市郊外の景色と変わり映えしなかった。この街の光景に白州氏もきっとうんざりしているに違いないだろう。

HOME

妻の祖母宅にお線香をあげに寄った。

お婆ちゃんの香りが微かにする。窓越しに見える景色が懐かしい・・にしても古い木造宅なので寒い😅

今住んでいるRC住宅も寒い💦機密性が高いとは言え窓ガラスからの冷気が半端ない😅

住まう家が冬暖かく夏涼しくて耐震性あって遮音性高く景観良ければ快適であるに違いないが、家の価値はそういうものではない。家族が集い、英気を養い心安らぎ安眠できる。早く家に帰りたいと思える空間こそが本当の価値ある家というものではないだろうか。

築年数30年を過ぎた今の家もおばちゃんの家同様、自分にとって早く帰りたいと思う場所に違いない😌

Refurbishment

スノーボードショップA-bonyが入店するエビオビル。たまやの本社所在地(三階)でもあり1998年の竣工以来2度の補修改修工事を行なってきた。この春新たにリニューアルするため、いよいよ工事が始まった😃

流石に20年を経過しているので外壁のALCにも痛みが表れており全面塗装の時期も近いが予算の都合上、今回は内装改修に力を入れる予定。

今回もデザインと主工事を行なって頂くのは市内で売れっ子のエングラフさん。既存設備で残せるものは可能な限り残し、ユーティリティ性高いレイアウトを希望。今春オープン予定。

中二階の床のサンディングは年末からスタート、明日からは一階の床面工事に取り掛かかり塗装工事も早々にスタートする予定。

今年も仕事に対する情熱はいい感じで高い。人やお金のことで苦しむ日もあるが極力、仕事を楽しむ一年にしたい🐯

水盤

滋賀県からの出張帰り、大津市の山間にある気になる商業施設に立ち寄った🚙

寿長生の郷(すないのさと)

地元の食材を使った食事処や甘味処、作りたての和菓子に焼き立てパンの販売。そして広大な敷地に咲く季節の野花と散策。丁度、柚子の収穫時期で摘み取り真っ只中であったが、何と言っても広大な梅林が郷のハイライトに違いない。きっと見頃の初春は大勢の観光客で賑わうことだろう。

建物も庭もとても見応えがあり和風建築に興味津々な自分にとって終始ワクワクドキドキ💦

特に長屋門という立派な門前にこれまた大きくオーラ全開な水盤が鎮座😃

江戸時代の物で重さは2トンほど鞍馬石の一枚物。久々に堪らなく素敵な美を見てしまった💦水盤に合わせた季節の花もこれまた粋。

門を潜ると手入れされたチャボヒバの単幹がこれまた良い✌️広大な敷地だけに借景も人工物が入らない。こんな素敵な施設がお隣滋賀県にあるとはお恥ずかしながら知らなかった。

我が住まう街、四日市も心豊になる商業施設を創造する必要性があることを改めて痛感した☹️

大山崎美術館

休日を利用し秋の京都へ弾丸🚗紅葉の見頃はおそらく来週なので混雑を避けたく目的地を駆け足で巡った。

1番目の目的は京都郊外にあるサントリー大山崎美術館 以前から訪れてみたいところだったが感染症の影響で延び延びになっていたが秋の晴天日に念願叶った😃

歴史を感じる名建築“大山崎山荘“と無機質なコンクリートの安藤忠雄氏設計による“地中の宝石箱&夢の箱“がどういうバランスで自然の空間と調和されているかにとても興味があった。

もしも、当社の5棟目の商業ビルを建てる願いが叶うなら高コストであるがRC工法を検討したいと思っている💦

来場者も少なくゆっくりと館内の展示品、建物、空間、お庭など隈なく拝見させて頂いた。大山崎山荘は期待を大きく超える素晴らしい空間であり展示物を含めとても感銘を大きく受けた。逆に安藤氏の建物については老朽化とメンテナンス不足が随所に目立っており期待を超えるものは残念ながらなかったというのが率直な感想。

四季を感じるお庭も好みでは無いがメンテナンスが細部まで行き届いており好感が持てた。眺望はとても素晴らしいが立地的に駐車場スペースが無いため来場にあたっては徒歩で急な坂道を登る必要があるので年配の方はちょっと辛いかもしれない。

河井、濱田、リーチなど所蔵品も自分好みで、お近くなら何度も作品鑑賞に訪れたい😓我が住まう街も心豊かになる施設が次世代のために増えることを心から願いたい。

寄り道

塩尻ワイナリーからの帰路、中央道の飯田山本インターチェンジで途中下車した。

目的は以前から見てみたかった建築🏡 

重要文化財の旧小笠原書院と隣接する小笠原資料館。

途中、名勝天竜峡を過ぎ山中を進むと小さな案内板を発見。市のシンボリックな建物だと思うのでもう少し目立つ案内看板を立てた方が良いと感じもした😅

駐車場は県道沿いの空き地。徒歩5分ほどの小高い場所に何とも奇妙な組み合わせの建物が二つ姿を表した😵

旧小笠原書院は江戸時代初期の武家書院で屋根はサワラのこけら葺きで基礎は清水寺と同法の懸造り。改修工事は何度も行ってはいるというものの400年前の建物とは思えない美しさとオーラに圧倒される。

かたや敷地の対面には妹島和世さんと西沢立衛さんの建築家ユニットのSANAA設計による近代的でアートな鉄骨造。

逆S字の緩やかな曲線は免震の為の機能美。当社のモデラート同様ピロティ建築様式。当社は駐車場確保のためにこの方式を採用したがこの場所は雨水が多いとの理由で湿気対策の為に行ったとか。

館内からの眺めも異質な感覚がしてとても不思議な空間。

細長い空間も天井高とガラスによって解放感も高い。この椅子も妹島さんデザインとのこと。お尻がすぽっり入って心地よい😁ガラス面が多いのでポカポカの室内だが夏は遮光カーテンが無いと灼熱地獄になるに違いない💦

この資料館のお値段、何と270百万諭吉だとか😅飯田市の税金とは言えちょっと私的には高すぎる印象💦また、これだけ世界から人を呼び込めるコンテンツがありながら上手く活かされていない印象を受けた。館内の貴重な歴史品の展示も正直かなりチープで見やすさに欠き、最も残念なのが掃除が全く行き届いていない。建物周辺は草ボウボウ、塗装の傷みに雨染み、館内は虫の死骸や埃溜まりが目立った。どうれほど著名な建築家の作品で高価で立派であっても人の目と手が行き届き整っていないと価値は半減してしまう。

我々商業店舗も整っていないと商品の良さや価値が伝わらないことを改めて思い知った😓

ウォールランプ

自邸に設置しているルイスPのAJエクリプタ。サイズは350φ

1956年、ヤコブセンデザイン。とてもシンプルなデザインだからこそ時代を超えて愛されるのだろう。ジェネリックや模倣品を見かけるが三層ガラスのエッジに灯る光はとても柔らかで美しい。

ただ、一点この照明の手がかかることはガラスと本体の隙間から小さい虫が大量に侵入すること😓だから秋に一度、ガラス面を取り外してクリーニングする必要がある💦コーキングすればそんな問題も解消されるかもしれないが電球切れした際の手間や結露のことを考えると躊躇する。

近頃は秋の恒例イベントとなっている😅

信号待ちの停車中にパチリ🤳

ビシャン仕上げ?この無骨な壁を次回店舗の設えに採用したい✌️😅

手間をかけたトラディショナルなモノが世の中から消えるのが怖い今日この頃

道路

駐車場出入り口の側溝の傷みが激しい。

ご来店頂くお客様、運送会社様の車両が底擦れするようになった。駐車場の舗装修理で早急に解決したいところだが県道の側溝を勝手に触るわけにはいかない。この辺りは地盤も低い為、大雨の日は勾配の低い駐車場側へ大量の雨水が流れ込む。側溝内には砂が詰まり全く役目を果たしていない。数年前から何度も県の道路担当の方に相談しているが残念ながら補修頂けない😢

店前の道路は交通量も多く、雨が降ると大変なので何とか予算を当てていただけないものだろうか・・

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