三重県立熊野古道センター

数年振りに尾鷲市を訪問。年齢と経験によって景色の見え方は刻々と変化するが空と海と山の風景がたまらなく素敵に感じた。高速道路が伸びたお陰で良くないこともあるが我が住まう四日市から二時間ほどで尾鷲へ行ける点は便利でありがたい。紅葉シーズンに大台ヶ原と合わせて再訪したい。

尾鷲の街から少し離れた場所に素敵な建築物があると知り伺った。

三重県立熊野古道センター

深い軒と直線的な造形により、建物の象徴性と力強さが表現されておりとても美しい。丁度、尾鷲の象徴である雨が降り注ぎ天井から滴る水滴にしばし見入っていた。

2007年に開館し、展示棟と交流棟、研究収蔵棟の三棟からなり尾鷲檜や熊野杉をふんだんに使った大型木造建築。設計者はアーキヴィジョンの戸尾任宏氏。失礼ながらお名前を初めて知った。

こんな美しい建造物が三重にあることに誇りを感じると共に、展示内容のあり方や施設のアピール不足に少々残念な気持ちにもなった。これからも素敵な建造物を探索し学び今後の店舗づくりに活かしたい。

当月も弊社グループ店舗にお越しいただき誠にありがとうございました。残暑が大変厳しいですがどうぞ皆様、夏バテ、夏風邪などにはご注意ください。次月もどうぞ宜しくお願いいたします。

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