台風一過

台風19号がここ東海地区を通過した。
強い風が残るものの幸い弊社は被害もなく爽やかな日をむかえている。
昨夜は従業員とお客様の安全を考慮し、18時に臨時休業とさせて頂いた。
各店、防風・浸水対策をさせて早めに帰宅させた。
過去に店前の道路が冠水し、店舗内に被害を受けた苦い経験から雨風のピークがおさまるごろまで自分は会社で待機した。午後11時頃、最新の天気予報を確認し、冠水の心配が少し弱くなった為最終点検をして会社をあとにした。
道中、流石にお店が営業されているところは少ないだろう・・と思っていたが・・いやいやコンビニさんを始め大手小売業さんは、こうごうと看板を照らしている。

店内には幹部社員が残り、営業はしていないのだろうと思ったが、ところがどっこいパートタイムさんらしき女性スタッフも沢山売り場にいらっしゃった。
仕事に対してのプロ意識なのか、それとも台風情報が入っていないのか・・
何れにしても小売とはお客様にご奉仕する立場。
昨夜、もしも18時以降にご来店頂き店舗が閉店している為、帰って頂いたお客様がいらっしゃるならば小売として本当に心苦しい。特にアウトドア製品を売る店舗は停電に備えヘッドランプなどもお買い求めになられるケースもあるかもしれない。
もう少し小売としての責任を持たなければならないと昨夜は気付かされた。

今秋の一張羅

秋深まり、益々お洒落を満喫したいと思う今日この頃。今秋はNAVYとGREENのザラッとした紡毛素材のジャケットで楽しみたい。

NAVY JKTは大きめの格子なウィンドペーン、グリーンは非常にオオソドックスなtweed。
肩パットなし、いつものようにサイドベント、フラップ付ポケットにラペル幅は85ミリ。今回の拘りは400双を越えるゴツイ定番tweedではなく300双以下のソフトな紡毛素材に3ツ釦のロールにしたところ。イギリスの質実剛健とイタリアの爽快感を併せ持つイメージ。
近頃、知らず知らずに着るもの履くもの、自ら着たいと思うもの履きたいと思うもの、心惹かれるもの・・良い意味でも悪い意味でも自分の趣向とスタイルが固まってきたような気がする。
初冬向けにハイケージのカーディガンと、ざっくりなハイネックセーターも新調したいな・・セーターはビビットなカラーでちょっと冒険してみたいと思うのだが・・(^_^;)
閑話休題。
三連休最終日。台風19号が本州に上陸する模様です。ここ四日市でも雨量が多くなってきております。どうか皆さん、お気を付けてお過ごし下さい。

PARTY

先日、名古屋のミッドランドスクエアで開催された”ルージュランデヴー”というイベントに参加させて頂いた。

場所はミッドランドスクエア42階にある”オーベルジュ・ド・リル・ナゴヤ”
メンズクラブ10代目編集長である戸賀敬城氏がホストを務め、MCはフリーアナウンサーの丹野みどりさん、スペシャルゲストは石田純一さん、そして大盤振る舞いの大抽選会・・とても豪華なパーティでだった。
ファッションサブカルチャーを生業にしている小生にとって、こういう場はいろいろと勉強になる。
ついついパーティに参加されている方のファッションを頭のてっぺんから足先までチェック(勿論、さりげなく)してしまうのは完全に職業病だ(^_^;)
美味しい料理にお酒、素敵な出逢い、帯同した妻とのたわいもない会話・・・
嗚呼、久々に楽しい一夜であった。

BOON復刊

90年代、スニーカーや古着ブームに火をつけたメンズファッション誌”ブーン”が6年半ぶりに復刊された。

創業間もない頃、空前のスニーカーブームの後押しを受け、ブーンとクールトランスを片手にアメリカやヨーロッパに買い付けに出かけた頃が懐かしい。
安定したサラリーマン生活を捨て、単身異国の地にトラベラーズチェック(^O^)と現ナマを首からぶら下げてお店を巡った経験が今の商いの源流でもある。
本誌の復刊はそんなことを思い出させてくれる。

お湯割り

日が暮れるとぐっと気温が下がり、ますます秋めいてきた。こうなると暖かい飲み物を口にしたくなる。


大好きな芋焼酎も水割りからお湯割りにチェンジした。



あまりの美味しさについつい深酒して翌朝後悔しないように自分を律するのが大変だ(^_^;)


今秋は酒器にもちょっと拘り、庭先で月でも眺めながら仕事の妄想をするとしよう。
あっ!そういえば今日は会社の創立記念日。創業から21年か・・・今夜は酒が進みそうだ(^_^;)



JERSEY BOYS

今秋は素晴らしい映画が多く、気分ノリノリ仕事ルンルンでハッピーな気分だ(^O^)


役所広司さん主演の”蜩ノ記”では危うく声をこらえることができないほどに涙した。小生にはとても真似できない姿ではあるが、日本人として誇りを感じた作品であった。


日本映画の行間を読む静かな作品とは打って変わって巨匠クリントイーストウッド監督の”ジャージーボーイズ”

ミュージカル調な小気味よいテンポにフォーシーズンズが歌う名曲の数々。ジョンロイドヤング扮するフランキーヴァリがラスト近くに歌う”can’t take my eyes”は鳥肌ものであった。80年代に大ヒットしたBoys Town Gangのディスコ調のアップテンポも素敵だが、やはりヴァリの甘くスローなオリジンにはかなわない。


それにしてもクリントイーストウッド氏のクリエーションは素晴らしい。映画を愛する気持ちをいたるところに感じる。今後の氏の作品に益々期待が膨らむばかりだ。
今秋はまだまだ観たい映画が目白押しだ!
野球未開の地・インドから初のメジャーリーガーを発掘したエージェントの奇想天外な実話を基にしたディズニープロデュースの
ミリオンダラーアーム”

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー
”アバウトタイム”
『戦慄怪奇ファイル』シリーズや『カルト』などの鬼才・白石晃士が、韓国で全てロケを行い撮り上げた日韓合作のサスペンススリラー
”ある優しき殺人者の記録”

どれも映画レビューのサイトで高得点なので是非とも時間を捻出して見たい!
しかし、ここ三重県では上映予定はなし(^_^;)
東京出張もしばらくないしな・・・(;_;)







地元愛

地方創世担当大臣に自民党前幹事長の石破茂氏が就任したと先日ニュースで知ったが、どうやらいろいろなところでご当地ブームがおきているのではないだろうか。
ニッチマーケットをムック本にするのがお得意のエイ出版さんか日本全国のローカル情報を特集したDiscover Japan11月号が書店に並んだ。

いや~面白い(^O^)地元愛に満ちた内容が素敵だ。
47都道府県のローカル自慢が掲載されているのだが、我が三重県に人気spotは長島スーパーランド、foodが伊勢海老、productが何故か擬革紙、specialityが勢乃國屋の神代餅。
どういう基準でローカル自慢が決められたのか、ちょっぴ謎である(^_^;)
何れにしても街の多様性を薄くする大型ショッピングモール。使い捨てありきな低価格な衣料量販店、お寿司屋とは呼べないネタがくるくる回るレストラン・・・
ローカルショップが求められる時代が到来したのではないだろうか。

十を受けたら十一返す



お互い、ともすると十分なサービスをしないで、多く受けようと考えがちである。
しかし、みんながみんなそんな虫のいい考えでは、会社はもとより社会も貧困になるばかりである。
十のサービスを受けたら十一返す。
その一のプラスが社会をより豊かにしていくのである。
心がけたい良い言葉ですな。

ファッション哲学

先日、リゾルトデニムをプロデュースする林氏と一席お付き合い頂いた。
バイクや車の話、スポーツの話、ファッションの話、旅の話などコテコテの大阪弁で経験豊かな武勇伝を熱く語って頂いた。
毎朝、朝食後に800回の腕立て伏せをするとか、ボタンダウンシャツの襟ボタンを外さず洗濯するのは○○やとか、仕事の夢は66歳までにリーバイスと一緒に仕事をするとか・・
デニムに関しての造詣が深いことは存じていたが、IVYファッションに関しての知識や経験が豊富なのにも大変驚いた。
胸ポケットを省いたインディビのシャツにしっかりとメンテナンスされたシボ革のシャンボード。肩からは弊社モデラートでお買いあげ頂いたダークモスカラーのインデックス10【コチラ】

お酒がほどよく回ってきたころ、「アボくん、こんな商売したらどうやろ・・?」と氏よりご提案頂いた。
・・それは私がかねてからやりたいと願っているセレクトアパレルそのもの。
アパレル業界に長年携わってこられた氏からのメッセージを大切に、これからもファッションカルチャーで地域に貢献していきたいと思う。

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