モデラートの三階ギアコーナーを仕切る通称”ヒゲおじさん”こと”ヨウペイ”
ヒゲとニット帽が彼のトレードマーク。2001年の春入社会社、およそ11年間もの間会社を支えてくれている。
入社当初はアパレル事業部の志(cocolozasi)を立ち上げてくれた。又、その後は持ち前の柔軟な思想とチャレンジ精神でスノーボードショップのa-bonyの躍進にも力をかしてくれた。そして、およそ5年前にモデラートが新事業として立ち上がったのを切欠に自らも軽登山を始め、今日のモデラートの礎をつくってくれた。
性格は大変温厚。彼が大声で怒っている姿は見たことが無い。又、入社以来私の記憶では遅刻をした事は一度たりとも無いだろう。
顧客様ならば、彼の性格を既にご理解頂いていると思うが、頼まれごとを”イヤ”と言えなところがある。オーバーフローギリギリ迄、お客様の意見を聞き入れようとする為、時々回答する事をすっぽかす悪いところがある。この点は代表の私の仕組みづくりにも問題があると思うが、組織全体で改善したいと思っている。
今後、モデラートに入社してくる、若いスタッフがどれだけ伸びるかは彼の指導力に期待したいところであるが、まだまだ若いつもりなのか(間もなくアラフォー)率先してお客様に山の楽しさを伝えている。
酒(特に日本酒)が非常に強く、激しい音楽を好んで聞き、イビキのデカさは社内一番(笑)
そろそろマイカー通勤にしたら良いと思うが、愛車のGTで毎日通勤する根性は見上げたものだ。
今度見かけたら”ヒゲおじさん~!”と声をかけて頂ければきっと喜ぶと思う(笑)
指導
ウィッキペディアで”常識”という意味を調べると、こう記されている。
「常識(じょうしき)は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観、知識、判断力のこと」となっている。
価値観の多様化が進んでいる今日、常識を若い部下(社会経験の浅い)に教えるのが本当に苦労する。どこの会社様でも同じ課題があると思われるが、恥ずかしながら弊社のように業歴も浅く、スタッフも若いと尚更常識を知らぬ者が多い。
こういう徳を伝える時は非常にタイミングと言いましが難しい。頭ごなしに言っても伝わる訳がないし、朝一番のタイミングで言っても嫌われるだけであろう。だからと言って放置していては、当の本人の為にならないし、何しろ会社(社会)の空気が淀む。
思い返せば、社会人なりたてのサラリーマン時代、諸先輩方に色々と常識を教えて頂いた。荒くれ者の私は時々先輩に食って掛かり、自分の我を通した事もあった。しかし、常識を教えてくれた方から常に愛情を感じて育ったように思う。その時代、さっぱり理解できなかった事も今では腑に落ちて、自分自身も少しは常識を伝えられるようになった。
一晩熟考し、妻に客観的な意見を聞き、心を鎮め愛情を持って話をしよう。
緑化
近頃、店内の緑化を進めている。
ホームセンターで売られている安価で、メンテナンスが簡単なツル物をセレクトし、お気に入りのシャビーな鉢に植え替えている。
お店にとって商品と知識、接客させて頂く姿勢は最も重要であるが、空間もとても大切だと思う。
「安保さんところのお店は何時いっても段ボールが多いね・・」そんなありがたいお言葉を顧客様から先日頂いた。
音楽、香、空間もプロの販売店舗としてブラッシュアップしていきたい。
イベント
悪天候の中、トレイルランニングのイベントを開催した。
雨の日のランは静かで、考え事をしながら走るには調子いいが、ナイトランの雨となると修行となる(笑)
しかし、参加者の皆さん日頃の所業が良いのか、走り出してから直ぐに雨があがり始めた。
朝明キャンプ場からドロップインした東海自然歩道はとても走りやすく快適。
参加者の皆さん、日頃から走りこんでいらっしゃるので、あっという間に目的地の菰野富士に到着した。ワイドビューなここの夜景は是非、県外のランナーの方にもお奨めしたい。
イベント終了後、とあるお客様から”又、やって!”と大変ありがたいお言葉を頂いた。
”売りっぱなし”では決して無く、ご来店頂いたお客様と色々なカタチでお話できる機会をこれからも続けて行きたい。
いや~いい汗かいて楽しい一時だった。
懐かしのお菓子
先日、スーパーで買い物をしていると、昔よく食べたお菓子に目がとまった。
早速、大人買いしてみた。
左から1971年に発売されたとする明治製菓のチェルシー。二番目はお馴染みのセイカ食品のボンタンアメ、こちらは大正15年に製造販売されたとのこと。三番目のチョコベビーは幼少の頃、アポロやマーブルチョコレートと並びチョコレート菓子の定番であった。右端のハイソフトキャラメルは一つ食べるととまらないもので、12粒を一気に食べてしまうほど美味しかった(今も)
この手の昔食べたお菓子を頬張りながら、70年代、80年代の書物を読んだり、音楽を聞くのが最近とても心地よい。
音楽はイエローマジックオーケストラの”BGM”がおはこである。
虹
幾つになっても虹を見るとワクワクし、清々しい気持ちになる。
そしてついついシャッターを押したくなる。今日も綺麗な虹が大空にかかっていた。
それにしてもこの冷え込みは尋常ではない。11月の中旬というのに暖房器具が欲しいと今朝は思った。ここ数年、冷えはじめが遅いので暖冬の年が多いように感じていたが、今年は雪不足も心配なさそうだ。
売り場はもちろん、ストーブに衣類、車のタイヤも冬準備をしよう。
薬漬け
目覚めると発熱による倦怠感でフラフラ状態。何とか気力を絞って近所の内科で診察を受けた。
明日、大切な打ち合わせが複数あるので即効性のある薬をお願いすると、点滴と解熱の注射で対応頂いた。
いや~これほど効くのか・・というほど、体調が改善した。
あれほど朝礼などで健康管理に付いて、口すっぱく言っている自分が体調を崩していてはトホホである。
本当に情けない・・
風邪
どうやら不覚にも風邪をひいてしまったようだ。
社内で咳をしているものもおり、予防にはかなり気を使っていたのだか・・・
かかってしまった以上は他人への感染予防に努め、早く完治させることにしたい。
幸い明日の定休日は出張もなく、完全オフなので体と心を休めようと思う。
先日、パートナーの再検査結果が出た。乳ガンの疑いがあったのだが、幸いにも水疱という事でホッとした。
年を重ねてきても健康の尊さに気づくのが体調を崩してからである。
生活習慣の棚卸を一度やってみようと思う。
面接
今朝は違う出来事をブログに書こうと思っていたが、午後からの面接を終えて書きたい内容が一変した。
スケジュールの都合上、4時間程度の短時間に3人の方の面接をした。全ての方、弊社に対するお気持ちをヒシヒシと感じた。
働くところが無いから・・楽そうだから・・お金が欲しいから・・モテそうだから・・弊社が求む人材とアンマッチな方の面接もしばしばあるが、今日は全ての方が情熱に溢れていた。
大企業には人事のセクションがあるので、社長自らが最初から最後迄面接する事は少ないと思うが、中小零細企業の多くの社長は自ら語り合うと思う。
この仕事は本当に体力を要する。今日は苦悩のあまり、面接を終えてから近所の公園で仮眠した。
学歴、成績(職歴)、資格・・優先順位は色々あると思うが、この3点で人をふるいにかける事があるだろう。
社長の私は、その3点が欠けているので面接で人柄を見るようにしている。勿論、学歴が高い低いや役立つ資格かどうかの判断は付けられると思っている。
人は育った環境、育つ環境がとても大切といわれるが確かにそうも思う。
面接を終えてから私は以下の事を考えた。
・雇用の尊厳(仕事は人生の限りある時間の中で大きなウェイト)
・雇用の為の事業拡大(何とかして面接した方の才能を活かせる事業を拡張できないか)
・我が子が面接に行った時(面接に私事を持ち込んではいけないが、社員は私にとって家族)
今週いっぱいで決断しなければならない。”決めて断つ”言うわ易し行うは難しである。
妻が健康を気遣って作ってくれた生野菜の盛り合わせをつまみながら考えるとしよう。
スタッフ
モデラートの二階に新しいスタッフが入った。
名前は”廣岡佑介(ひろおかゆうすけ”1988年生まれの24歳。
三重県の伊賀市という遠方から態々車通勤している。
彼を面接したのは7月中の猛暑の日。勤務頂いてから約4ヶ月が過ぎたが、予想以上に好青年で驚いた(笑)
はっきり言って一ヶ月もすれば適当な嘘をかまして辞めると思っていた。
面接の際にもこれと言った魅力も感じ無く(とりあえず、やるだけやらせてみよう・・)そんな程度だった。
しかし、最も遠方から通勤しているにも関わらず一度たりとも遅刻は無く、就業開始時間の30分以上も前に出勤してくる。挨拶がしっかりでき、先日は一緒にラーメンを食いに出かけたのだが、先輩への気配りも荒削りながら出来ていた。
学歴や職歴、見た目や短時間の面接で人を見抜く事は不可能である事を十分理解しているが、自分の人を見る目が少々間違っていた事を反省している。
まあ、こんな事を書いた矢先に辞める場合もあるので、心底信用する事はできないが、これから一年、二年と彼の成長をじっくり見ることにしよう。
尚、専門的な知識に関してはまだまだ見習い中であるので、お客様にご指導ご鞭撻を頂ければ大変ありがたい。