”やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ”
中小零細企業の経営者にとって、この言葉には重みがある。
”話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば人は育たず”
この言葉も部下を育てる上でモットーとしなければならない。
しかし、どうもこれだけで従業員を立派に育てることができない事をしばしば感じる。自分の力不足に違いないが。何かが足らない・・・
”苦しいこともあるだろう、云い度いこともあるだろう、不満なこともあるだろう、腹の立つこともあるだろう、泣き度いこともあるだろう・・これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である”
最近、妙にこの言葉が心に沁みる。
流木
天気が良かったので出勤前に流木を拾いに出かけた。
会社から車で10分ほどのところに趣ある海岸がある。大小様々な流木は店内の装飾に調度良い。それにしても漂着しているペットボトルを見ると、毎度ながら人間の愚かさを感じてしまう。
ちょっとムシャクシャしていたので、ここから山向きに河川敷を走ることにした。偶にこのコースで汗を流すのだか、畦を走っていると大きな蛇に出くわした(汗)それも三匹も・・
ちょどこの時期は冬眠前で太陽光を吸収しているのだろう。しかし、突然足元に現れる蛇にはちょっとビビる。
走り慣れたコースでランするのも時間が読めて便利だが、新しいトレイルを探しながら冒険気分を味わうのも、また良い。
面接
今日も30歳を少し過ぎた若者(私から見て)を面接した。
ここ最近、30前後の方に求人を頂く。
転職の理由は夫々微妙に違うが、どうも聞いていると”好きなことを仕事にしたい”的な願望があることが判る。
それでいて安定とか福利厚生も求めている。
趣味の延長線のような仕事で報酬も高く、休みも多い仕事がこの日本にあるのだろうか。
時々人から”安保さんは趣味と実益を兼ねて成功しているからいいね~”といわれることがあるが、それはかなり見当違いである。
睡眠を削り仕事に没頭し、お金と人の件で胃がキリキリマイする事が多い。繁忙期の今時は自分の報酬をストップして支払いにあてている。
人は陽のあたる場所に目が行くが、影の部分は中々目に入らない。
一時間足らずの面接ではほんの一部分しか、人格を見抜くことはできないが、今日の若者は誠実感に溢れていた。
少しだけ期待してみよう。
DVDレンタル
映画好きの私は見逃した作品をDVDで見るのがリラックスタイムの一つである。
先日も”新作5枚1000円”のVMDに惹かれてレンタルした。
しかし、一作品も見ることができずに返却となった・・(汗)
やはり、スマートフォンのスケジューラーで計画を立ててから借りなければならない。
時間というものは平等であり、残酷だな・・・とつくづく感じる今日この頃だ。
洗車
数ヶ月もの間、洗車していなかった”カシータ”をようやく綺麗に磨く事ができた。
秋晴れの空の下、とっても気持ち良かった。
ランドローバー車とさほど変わらないコンパクトサイズながら、洗車とワックス掛けは疲労が腕にくる(笑)
これで、秋の紅葉トリップに出かける準備が整った。
置き場には少々困るが、キャンピングトレーラーは大変重宝する。私のように中古の痛んだ物をレストアすれば、決して高価すぎるというものではない。
アウトドア遊びがライフスタイルな方には特にオススメしたい。
保険
皆様は保険の”約款”というものを隅から隅まで読まれた事はおありだろうか・・
先日の台風17号の影響により、弊社も大きな被害を受けた。
作りたての植栽が流され、店内に異常な迄の雨水が侵入した。幸いスタッフとご家族が無事だったので最悪の結末では無かったが、店内に甚大な被害を受けた。
地盤面より45センチ以上の雨水が侵入した場合は保険が適用されるが、44.9センチなら保険保証されない。
一刻を争うような状況でどこまで雨水が侵入したかは、曖昧な記憶でしか答えることができない。それが当然だろう。
屋根から店内に雨水が侵入したのか、それとも窓枠から侵入したのかは、我々建築の知識に乏しいものが判断する事は不可能。
店前で5台もの車が立ち往生し、避難勧告が発令された地域を相対的に調査すればお判り頂ける事ではないだろうか。
どうも火災保険というものは規定が曖昧過ぎて頭を悩ます。
スノーボードラック
スタッフからレイアウト自在のボードラックを頼まれたので、バカのひつのおぼえの2×4材&シンプソン金具でつくってみた。
プロの方からすれば鼻で笑われるような程度かもしれないが、サイズとか使い勝手など、今までつくった簡易什器で一番の自信作。
何だか最近、スタッフからペンキ塗ってくれだの、棚を作ってくれだのDIYのリクエストを多く頂く。
出来合い品を買うよりも随分と経費削減できるので、メリットもあるが普段使わない部位が少々筋肉痛だ。
月内で什器製作を終え、次月からは秋冬仕様の清潔な売り場でお客様をお迎えさせて頂きたい。
セコハン
”セコハン”という言葉を東京の友人から始めて耳にした時”何ソレ?”と訪ねた。
セコンドハンドの略で、つまり中古品の事である。
私はほんの少しでも空き時間ができるとホームセンターとリサイクルショップに駆け込む。
リサイクルショップはどちらかというと、ブランド品や貴金属等の高額品を扱っておらず、日用品や厨房用品がおいてありそうな店が好きだ。
こういう店に実はお宝が眠っている。
モノが溢れ、趣向性が高くなった現代、モノの価値(値段)が幾らなのか”目利き”というものが生きる上で非常に大切だ。
セコハンのマーケットに限ってはネットの世界が一番安い訳ではない。
このセコハンビジネスを今の事業に20%ほど取り入れたいと思っている。
業界内での転職
この世界(スポーツ&アパレル)では業界内で転職する方が非常に多い。
自分の能力が過小評価されてると思い込み、他社に転職する・・或いは思い入れの強いブランドに行きたい故に転職する・・それはソレでありだと思うが、正直言って利己的な理由で浮ついている輩が多いように思う。
報酬もソコソコ、自由な時間もソコソコ、やりがいもソコソコ・・
もしも、次世代に一石を投じたいなら自分でリスクをとるべきだ。
志の高い営業マンなら10分も世間話をすれば人生の目的を理解する事ができる。
”俺が独立し、事を成せば業界が活性化し目標にぶれる若者を導くことができる!”・・そんな思いで転職する人は一握りであろうか。
しかし、思い願い、決断しなければ夢はかなわない。
たかだか人生数十年。
瞬きしている間に仕事もできなくなるのだから。
下道
ここ四日市から奥美濃方面へは東海北陸道を利用する。
時間帯と曜日にもよるが、そこそこのペースなら3時間ほどで飛騨清見インター迄行ける。
先日の旅では少々時間に余裕があったので、帰路は高速道路を使用せずに国道で南下した。
何十年ぶりかに通った”せせらぎ街道”は車の交通量も非常に少なく、ススキや紅葉などの木々がとても美しく、ドライブを存分に楽しめた。
しかし、高速道路ができた事により、今まで多く利用されてきた国道界隈の街が一気に過疎化していた。こういう街の崩壊は全国のいたるところで起きているのであろう。
確かに高速道路は便利だが、人も車も減少しつつある我が国の道路建設(利用方法も含め)は大きく見直すべきだ。
時間に余裕がある旅なら、なるべく下道を利用し、町並みを眺め、地元の人達とのふれあいを大切にしたい。