”仕入れた物(創った物)をお売りする”という商売を生業にしてからか、自分が物を買うときにはとても拘りがあると同時に客として常に意識していることがある。
お客様に対して”こんなお客様には絶対来店して欲しくないな・・”的に捉えられるかもしれないが、ここは勇気を絞って書く事にした。サラット読んで読んで頂ければ幸いである。
・どれだけ高額で時間をかけて買うような物であっても店舗での滞在時間はおよそ30分までと決めている。話を聞く側も昼食をとったり、その日にこなさなければならない仕事(メールの処理や通販の発送業務など)の予定があるだろう。
・お店には携帯(スマートフォン含む)を持ち込まない。ショールーミングは多くの贔屓店を不快にさせる(絶対に本物の情報は得られないと思う)
・たまたま自分の情報が正しくとも決してひけらかさない。今の時代ネットで情報の量はどれだけでもえられるだろう。
・どこかのお店(ネットを含め)とは絶対に比較しない(一番最悪。恋もそうだろう)
・親切にしていただいたと感じたら必ず”買う”という行為でお返しを心がける(プライスレスという言葉は小学生でも知っているだろう)
・多勢で押し寄せ、お店で品評会はしない(趣味のあう友との品評会は酒場でやることだ)
・タイミングがあえばお店の方と食事に行くことを考えている(秘話が聞けるかもしれない)
・売っている物以外のモノの価値観について尋ねてみる。靴屋さんなら時計・・服屋さんなら映画・・士業の方なら読んでいる本とか・・
・食べ物屋さんならば注文したものは残さない。ただし、不良品や不出来なモノに関してはしっかりとフィードバックをする。
・レジに並ぶ前に大まかな計算をすませ小銭とポイントカードを用意する。領収書を求めるときは名刺も用意する。
他にも色々とあると思うが10分で思いついたことをランダムに書いてみた。
物売りを生業にしていない人や経験の少ない若者には少し難しいかもしれない。
しかし”買う”という行為が今流行りの選挙の投票と同じ事であることを理解して欲しい。
お店や社会を育てるのも、全ては我々(消費者)が誰から、どのように、何を買うかがとても大切な時代であるということを。