謝罪

近頃、色々なメディアで謝罪会見なるものを目にする。
今月号のプレジデントの表紙も。

”謝り方のお手本”・・何ともパッとしない表題である。そもそも”謝る”という行為は学校や家庭で幼少期の頃に躾けられたことであり、いまさら・・それもビジネス書で取り上げるとは如何なものだろうか・・
この手の背景は少々判っているつもりだ。
メディアも謝罪会見で逆なでするような質問を浴びせるし、断片的な部分を面白おかしく取り上げる。大企業にとって一般大衆の声は株価まで影響を与える。謝罪専門のゴーストライターと契約する企業の気持ちも解らなくわない。
しかし、その場限りで取り繕い誠意を演じたとしても、心から本当に悪かった・・そう思って猛省しなければ残念ながら又同じような過ちを繰り返すであろう。
どれだけ偉くなった人でも、謝らずに人生を進むことは不可能だと思う。
年を重ね、経験を積み、目下の方や我が子であっても自分にほんの少しでも間違いがあると心に感じたら、直ぐに誠心誠意、謝罪できる心をいつまでも持ち合わせたいものだ。

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