間もなく五月。流石に目の詰まった起毛素材のスーツはお役御免だ。
初春のコットンスーツは若干の寒さを痩せ我慢する必要があるが、フラノからウール、そしてコットンへと素材を薄くしていくと、とても季節感を味わうことができる。更に次月になるとアイリッシュリネンの出番が控える。
どれだけ旬の素材を纏っていても、素材の毛が寝ていたり、メンテナンスされていない洋服は何処か品がない。高級ブランドではなくとも、フィットが自分の体にマッチしていて、少し上質な素材で、なおかつメンテンスされている服を纏う人は実にお洒落だと感じる。
晩秋ごろまで厚手の起毛素材はクローゼットに収納されるが、その前に洋服の素材や縫製を知っているプロのクリーニング店さんにお預けしよう。
ただ、ここ四日市では中々自分の理想とするメンテンスをしてくれるクリーニング店さんが少ないことがとても残念である(私が知らないだけかもしれない)
ワードローブの中もロングスリーブのものからショートスリーブ主体に変え、出番を待っていたショートパンツの洗濯も家人に済ませて頂いた。さあ、準備万端!気持ちも新たに初夏を迎えたいと思う。