マリネッラのストール

先日、東京出張の際、六本木のミッドランドスクウェアにあるマリネッラ直営店を訪れた。
普段は中々行くことができない為、電話注文が多い中、親切丁寧にご対応頂くスタッフ様には心から敬服する。そんなスタッフ様から魅惑の商品をご紹介され、またしても散財してしまった(^_^;)
とっても素敵なドット柄ストール。サイズは175cm×45cmの大判。

素材はシルクとウールの混紡。あえてカシミアを使わないのは夕方ののびた髭でピーリングがおきないようにだとか。袋とじ縫いで両面使えて、そこそこの肉厚があるのがいい。
この商品、何でもベルルスコーニ元首相が大変気に入り、要人の方にギフトで贈られたという逸話を聞いた(^O^)
今日のように肌寒さを感じる日はピッティ巻きでお出かけしたくなる。

衣替え

間もなく五月。流石に目の詰まった起毛素材のスーツはお役御免だ。
初春のコットンスーツは若干の寒さを痩せ我慢する必要があるが、フラノからウール、そしてコットンへと素材を薄くしていくと、とても季節感を味わうことができる。更に次月になるとアイリッシュリネンの出番が控える。
どれだけ旬の素材を纏っていても、素材の毛が寝ていたり、メンテナンスされていない洋服は何処か品がない。高級ブランドではなくとも、フィットが自分の体にマッチしていて、少し上質な素材で、なおかつメンテンスされている服を纏う人は実にお洒落だと感じる。
晩秋ごろまで厚手の起毛素材はクローゼットに収納されるが、その前に洋服の素材や縫製を知っているプロのクリーニング店さんにお預けしよう。
ただ、ここ四日市では中々自分の理想とするメンテンスをしてくれるクリーニング店さんが少ないことがとても残念である(私が知らないだけかもしれない)
ワードローブの中もロングスリーブのものからショートスリーブ主体に変え、出番を待っていたショートパンツの洗濯も家人に済ませて頂いた。さあ、準備万端!気持ちも新たに初夏を迎えたいと思う。

 

半パンにサンダル

今日、ここ東海地方は5月中旬の暖かい陽気だったとか。
今日は久々にオフデイ。
昨夜の新人歓迎会でいつもながらに深酒したので、今日はいつもより目覚めが遅かった。昼前から車とバイクの洗車、軽めのお仕事を少しこなし、今からは読書とdvd鑑賞のゴールデンタイムを過ごす予定(恐らくほろ酔い気分なので途中で睡魔にやられると思うが・・)
お天気のあまりの陽気さに、サンダルと半パン、ポロシャツをクローゼットから引っ張り出した。

これから梅雨入りするまでの季節がとっても穏やかで大好きだな・・
春っていい。

ネクタイ

クールビズだの・・ビジネスカジュアルだの・・洋服がどんどん軽装化しているが、ネクタイは男の身だしなみに必須な道具だと自分は考える。
溺愛するナポリブランドのマリネッラから受注会のインビテーションが届いた。

開催は来週末で場所が東京だけに伺うことはできないが、写真と電話でオーダーしようと企んでいる(^_^;)
何でもマリネッラ創業100周年というメモリアルイヤーなので、ファンとしては是非誂えたい。
早速、ネイビーベースとブラウンベースで素材のユニークなモノ(出来上がりが真夏)をリクエストしている。
マリネッラのネクタイ。関西や中部で手軽に買える場所がないのがちょっと寂しい。
春なのでパステルカラーも締めたい今日このごろ。

衣替え?

3月に入ったが朝晩はまだまだ冷える。この端境期に袖を通すものを実に迷う。
フラノ素材とスリーピースはひな祭り迄・・と毎年、勝手決め事をしているのだが、今朝のように風が冷たいとまだまだベストが外せない(^_^;)6日の啓蟄までは3ピースを着用しようかな・・

どれだけ春が遠くても、プロとして春分の日まで冬物ファッションを着用するのをやめようと思う。
女性が美しさを強調する為に時々ヒールを履いたり、ボディラインを強調する為のファッションは文化であり、どれだけコンビニエンスな時代になってもゼロにはなって欲しくない。
メンズファッションも同じで四季を感じ、年代、シチュエーションを踏まえたファッションは絶対に必要だと考える。
春になるとコットンスーツにピンクのシャツやネクタイを身につけたくなる。そういう感覚を幾つになっても失いたくないものだ。

ヘンリーネックモノが大好物

ヘンリーネックのルーツはマリンウェアが出自である。ボートレースの”ヘンリーレガッタ”のヘンリーという地名が由来とされるようだ。近頃、色々な商品名で”レガッタ”という言葉も耳にする。ボート競技や帆走、ヨット競技などの意味合いがあるようだが、幾つになってもマリンスポーツは幅広い男性心を刺激する。
自分も年中ファーストウェアにヘンリネックモノを着用する。コットンの物からワッフル、ウールの物まで色々な素材やカラーの物が引き出しに入っている。

襟にアクセントが無い無地モノは一見すると”おっちゃん肌着”に捉えられる点があるが、ボタンがついているだけで何処か洒落感があるのではないだろうか。
勿論、ジッパー同様に開ければベンチレーション機能としても役立つのでDOな時にも使える。
今冬もPATAGONIAやIBEXから調子良さげなヘンリーTeeがリリースされているので年が明けたら大人買いしたいな(^O^)

コートとセーターの季節

仕事柄、沢山のジャンルの洋服に袖を通す。一番所有率が高くクローゼットを占めるのは、おそらくアウトドアブランドの洋服かな・・デニムやアメカジスタイルの類も多いかも。
近頃のオフ着(休日にちょっとデートにお出かけする)はこんな感じで、ウール素材の着用率が断然高くなる。
中でもカシミア素材のコートとセーターは大好物(^O^)

今年の主役は15%カシミアがブレンドされたロロのダブルチェスター。厳冬期にスーツの上からも着用するのでサイジングはややゆったりめ。光沢感のあるダークブラウンは自画自賛になるがオンオフあわせやすいカラーではないだろうか。
ウール素材は価格がモロ品質に現れる点も面白い。肌触り、着用感、洗濯後の風合いなどを比べれば一目瞭然である。ユ○クロさんのコストパフォーマンスは確かに素晴らしいものがあると思うが、カシミアの品質を歴史あるブランドと比べると少々足元に及ばないと感じる。
月末になるとカシミアの巻物も恋しくなるだろう・・冬は寒くて辛いこともあるが、色々とお洒落を楽しめるのがイイ。

白シャツ

私は白いシャツが大好きだ。
4シーズンこれほど着まわしできる袖モノは中々ないと思っている。
中でもオックスフォードのボタンダウンシャツには自分なりの拘りがある。
生地はあらゆるものを試しみたが、やや肉厚のある無名の国産生地がお気に入り。縮率が高めだが頑丈で洗濯にも気を使うことが全くない。
コットン生地では自分の体型上、既製品の型紙は体にそわないので大半をオーダーする。
このホワイトシャツも勿論オーダー(オーダーといってもパターンオーダーなので決して高くない)

左がセットインして着用する場合、右は春夏季にセットアウトして着用する場合のスタイル。ご覧のように大きく総丈を変えている。
シャツの殆どは前立なしであるが、オックスフォード生地に限り前立有りで、レギュラーカラーのボタンダウン使用にしている。胸ポケットは無しでボタンは肌触りが良い貝釦が好み。
マイシャツのスタイルが確立したのが、調度40歳になった時・・それまでは流行りものに惹かれ、散財を繰り返して、ようやく”自分らしさ”に出会えた時のことを今でも憶えている。
年を重ねてもオーセンティックでプレーンなデザインのものをサラリと着こなせるような大人に憧れる。
”服に着られる”のではなく、あくまでも”服は自分らしさを引きたる”大切な相棒だと思う。

ブレイシーズ

近頃、スーツの好みが益々クラシック路線に傾倒している。
先日はアイリッシュリネンの3ピースを新調したのだが、トラウザーにブレイシーズ専用ボタンを取り付けてもらった。
ブレイシーズ(サスペンダー)といえばアルバートサーストンの物に昔から憧れていた。
季節的にはバラシャやジャガードの物が良いと思うのだが、残念ながら希望カラーが見当たらず、よりクラシック性の高いx型バンドでフェルト素材のボックスクロスをセレクトした。

先人の教えによるとサスペンダーの金具部分の位置とジョイント部分も大変重要とのこと。
長さは100センチのミディアムサイズをセレクト。トラウザーとのジョイント部分は白の羊皮(汗をかいたとき白は移染が少ない)
スーツを25年以上着てきたが、ベルトレスで着るスタイルが何故か新鮮に感じる。
素材やカラーも沢山リリースされていて洒落心をくすぐられるが、ネクタイ同様、素材違いで無地のネイビー、グレー、ブラウンの3色があれば私的には十分。本来人目に晒すものではないらしいが、梅雨時期はウェストコートを脱いで2ピースの時にも現代的解釈のお洒落で積極的に使用してみたいと思う。

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