春シャツ

洋服で最も好きなものはデニムに違いない。これは生涯変わらないだろう・・叶うものならデニム専門店もやってみたい(;^ω^)
トップスはセーターかシャツかで迷うが出番の多いのは圧倒的にロングスリーブのシャツ。
春の装いに新調した。

お馴染みブルーとネイビーカラーに今回はちょっと大きめのチェックをピックアップ。襟型は180度開襟のCut Away、釦は本貝、袖は小丸でボタンホールはコンバーチブル、前立もポケットも無しのマイスタイル。
発売中のハイファッション誌でラルフローレン氏も仰っているがファッションとスタイルの違い、つまり流行と自分らしさのバランスがメンズのスタイリングに最も重要であること。長年、服(福)を販売してきても奥の深さに日々学ぶことが多い。
”洒落者”といわれる人のクローゼットには同じ系統のものが整然と並んでいるとはよく言ったものだが、その意味合いも少しばかりわかるような気がする。
季節の変わり目、衣替えを思うだけで何だか心が躍る。
春だな・・・
 

スーツのおすすめ収納方

ここ数日寒暖差が激しくてあわせる服装が難しい。起毛素材のコートは勿論のことフランネンル3ピースも季節感がずれてはいるがジャケットの下にベストがあると朝晩は丁度いい。流石にtweed系はお役御免と思いクリーニングをすでに済ませた。
今日は小生の収納術を少しご紹介したい・・といっても特別な方法ではないのだが(-_-;)

ジャケット用段ボールに入れて一枚一枚収納。
4シーズン風通しの良い場所でハンガースタンドの掛け収納がベストかと思うが、洋服というものがこれほど溢れる時代、収納場所に困らない人は少ないだろう。
段ボールは一枚200円前後。折ジワには注意し防虫剤を入れるのも忘れてはならない。ジャケット・パンツ・ベストは勿論、ハンガーもあわせて収納することができる。箱を積み上げても洋服にダメージを与えることもないし、日焼けの心配もない。箱に品名を記載しておけば何時でも取り出すことができる。ロングコートはスペース上おすすめできないがショート丈のコートやレディースコートなら問題ない。ただ、カシミアやビキューナなどのウール製品は収納時にプラス防虫シートを入れることをおすすめする。
もう一つ収納時のポイントとして、洋服の縫製不具合などがないかもチェックする。特にパンツの股割れ部分やお尻周りは以外に痛みやすい。裾のダブルの折り返し部分は埃がたまりやすいのでここもブラッシングをおすすめ。
素材と縫製の良いものを長く着るには常日頃のメンテンナンスが欠かせないことをな長年洋服販売を生業にして学んだことである。
 

衣替えを順次進めている。
冬物はクリーニングや洗濯をしっかり行い、翌年すぐに着用できるようしっかりメンテナンスをしてから収納するのが私流。
コートやアウターはほぼ収納を完了した。続いて冬用セーターを洗濯後収納し、春物セーターを開いてみてビックリ・・
カシミアシルク混のお宝ハイゲージセーターに大量の虫食い発生・・ガ~ン( ;∀;)

購入後、数回しか袖を通していない。肌触りの良さが格別でサイズ感も色もとっても気に入っていただけに大変ショック。
そして何よりもアパレルの販売を生業にする自分がメンテナンスの不備でセーターが虫食いされるとはプロとして情けない。
良質な素材は虫に狙われやすいのも熟知しているし、湿気や紫外線には十分気を配っていたつもりが・・嗚呼・・
幸い、他のセーターには虫食い後が見られなかったのでひとまず安心。今回のメンテ不足を反省し、ワードローブの整頓を明日の定休日に行うことにしよう。
端境期にベストやカーデガンはオンオフ問わずとっても重宝する。お気に入りのNAVYを失ったので今春は少し明るめのBLUEを新調したいな。
 

高速SAの服屋さんが撤退

昨年、横浜へ車で出張した際、帰路に名阪高速海老名SAに立ち寄った。そこで初めてユナイテッドアローズさんが出店されているのを見て驚いた。
サービスエリアで洋服や流行りのアクセサリーを売るの?
近頃、色々な業態で”売り方”が大きく変わろうとしている。インターネットで物を買うのが当たり前となった今、リアル店舗はあの手この手で集客を確保しようとトライ&エラーを繰り返している。UAさんも結果的には採算があわずに撤退されることとなったが、チャレンジする心意気には敬意を表する。
訴求するお客様は誰なのか・・ここをしっかりと見定め、捨てるものは捨て、拾う物は徹底して拾う覚悟で小売商は取り組む必要が重要だと思う。
我々も今一度お客様のお声、お顔をイメージし商売に取り組まなければ!・・でなければ容赦なく即撤退となる。

 

かっこいいスタイル

SUIT STYLEというムック本。表紙の方の着こなしとっても素敵だ。

細すぎず、太すぎずの絶妙なバランス。ラペル幅、ベストのVゾーンの開き、タック付きパンツ・・人が洋服に着られてる感が全くない。
この時期、自分も3ピースを着用する機会が多い。気合いを入れ過ぎると野暮ったくもなるし、緩すぎるとチャラ男になる。
3ピースは色数を抑え中庸が一番だ。
 

ブーツが恋しい

昨日から急激に冬型の気圧配置になり、ここ三重県四日市も本格的な冬が到来した。


寒さが厳しくなると、コートとブーツが恋しくなる。


コートは昨年同様にBROWNとNAVYのカシミア混のチェスターがお気に入り。コートのダブルは一見ドレッシー臭が強いがデニムに合わせてカジュアルダウンするのが自分流。


ブーツはシボ感たっぷりのEGのGALWAYがヘヴィーローテーション。トゥの丸コロ感が絶妙で自画自賛になるがバイクのシフトアップで経年変化したキズがいい。いい靴は履きこむほどに自分のイメージに近くなる。


ちょっぴりトゥのカタチがカジュアル過ぎるようなときは、もう一足お気に入りがある。JLのGLOSTER。昨年パターンオーダーで別注したものがようやく手に届いた。名ラスト8695にソールは全天候型のダイナイト仕様。クラシカルなメダリオンとヘヴィーレザーの水牛のコラボ加減に自分流の拘りがある。足入れして間もないが自分の足が8695ラストにマッチしているのか足馴染みがすこぶる良い。夏にローファーやタッセルが履きたくなるように冬はブーツが恋しくなる。











今秋の一張羅

秋深まり、益々お洒落を満喫したいと思う今日この頃。今秋はNAVYとGREENのザラッとした紡毛素材のジャケットで楽しみたい。

NAVY JKTは大きめの格子なウィンドペーン、グリーンは非常にオオソドックスなtweed。
肩パットなし、いつものようにサイドベント、フラップ付ポケットにラペル幅は85ミリ。今回の拘りは400双を越えるゴツイ定番tweedではなく300双以下のソフトな紡毛素材に3ツ釦のロールにしたところ。イギリスの質実剛健とイタリアの爽快感を併せ持つイメージ。
近頃、知らず知らずに着るもの履くもの、自ら着たいと思うもの履きたいと思うもの、心惹かれるもの・・良い意味でも悪い意味でも自分の趣向とスタイルが固まってきたような気がする。
初冬向けにハイケージのカーディガンと、ざっくりなハイネックセーターも新調したいな・・セーターはビビットなカラーでちょっと冒険してみたいと思うのだが・・(^_^;)
閑話休題。
三連休最終日。台風19号が本州に上陸する模様です。ここ四日市でも雨量が多くなってきております。どうか皆さん、お気を付けてお過ごし下さい。

ネクタイ

真夏のタイドアップは正直暑い。

クールビズという流れからノーネクタイを推奨する場面が多いが、自分にとってネクタイとはフォーマルであり、相手の方への礼節と捉えているので、ネクタイは永遠になくならない(^O^)

夏場はもっぱらリネンやコットンのタイを使用する頻度が高いが、何といっても大活躍するのがシルクニットタイ!この緩めのノットはネックの締めつけ感がとても柔らかい。無地のネイビーとブラウンあればこと足りる(^_^;)

閑話休題。

秋冬にス・ミズラーしたマリネッラのタイが先日出来上がった。

左から茶ベースのピンドット。ネイビーベースに折柄、遠目無地。茶ベースにネイビーを拾った小紋柄(^_^;)

毎回一緒やん!?と思われるほど趣味趣向は変わらない。

梅雨明けと同時にファッションの世界は早くも秋冬のお話し(^_^;)

リネンシャツヘヴィーローテーション

5月に入り、益々日差しが強く感じるこのごろ。
シャツが大好物な自分にとって麻モノの出番が増えている。
今夏は薄いピンクとブルーを新調。襟はマイブームのカッタウェイ(ホリゾンタルカラー)でコシはやや硬め。タイドアップしても、ノータイでも襟のロールがとても綺麗。

休日ならば、ノーアイロンの洗いざらしにショートパンツとドレスサンダルをあわせるのが自分流。オンならば、リネン混や編みの荒いニットタイ、スーツはアイリッシュリネンの3ピースかコットンスーツ。
ソックスもホーズからアンクルソックスに衣替えし、足元は軽快にローファーなどのスリッポンタイプでしめる。
これからの季節、雨が多くなり蒸し暑い季節が到来するので、油断するとついついコーディネイトがリラックスしすぎてしまう。
立場、年齢を考え、せめて巻物と羽織ものは忘れずにお出かけしよう(^O^)

マリネッラのストール

先日、東京出張の際、六本木のミッドランドスクウェアにあるマリネッラ直営店を訪れた。
普段は中々行くことができない為、電話注文が多い中、親切丁寧にご対応頂くスタッフ様には心から敬服する。そんなスタッフ様から魅惑の商品をご紹介され、またしても散財してしまった(^_^;)
とっても素敵なドット柄ストール。サイズは175cm×45cmの大判。

素材はシルクとウールの混紡。あえてカシミアを使わないのは夕方ののびた髭でピーリングがおきないようにだとか。袋とじ縫いで両面使えて、そこそこの肉厚があるのがいい。
この商品、何でもベルルスコーニ元首相が大変気に入り、要人の方にギフトで贈られたという逸話を聞いた(^O^)
今日のように肌寒さを感じる日はピッティ巻きでお出かけしたくなる。

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