田坂広志氏の新書。
先日読んだ藤沢久美氏が紹介されていたので早速読んでみた。
タイトルから論理的思考の指南書かと思ったら、全く異なる内容で面食らった。
どちらかというとスピリチュアルな内容なのだが、解りやすい解説で腑に落ちる言葉が多く、得るものがあった。
特に第二部の深き思索、静かな気づきの言葉が妙に心に響いた
「明日、死ぬ」という修行
経営の世界で昔から語られてきた格言がある。経営者として大成するには三つの体験の何れかを持たねばならぬ。戦争か大病か投獄か。
死生観を掴むとは人生における三つの真実を知ること。人は必ず死ぬ。人生は一度しかない。人は何時死ぬか判らない。三つの真実を直視すると逆境力、使命感、時間密度が高まる・・
今日は自身51回目の誕生日、亡き母に感謝すると共に一日一日を懸命に生きるよう心掛けたい。