昨夜は公私に渡り大変お世話になっている大先輩方とお食事をご一緒頂いた。
仕事の話、映画の話、本の話、車の話、郷土に付いての話・・偉人の話に不平不満や愚痴の類は一切無く、ついつい時間が経過するのを忘れてしまう。
美味しいお酒と鮨を腹に入れた後は、久々にカラオケスナックへ向かった。
いや~昭和の雰囲気満点の店内はとっても懐かしく思った。
勿論、先輩はラ○プやエ○ザイルは歌わない(^O^)70年代、80年代の昭和歌謡と演歌である・・いやいやロックや英語の名曲もご披露頂いたか・・(^O^)
引き出しの多さに、改めて人として魅了された。
それにしても楽しい宴であった・・
スエード靴の少し残念なところ
寒くなると、スエードやヌバック、バックスキンなど起毛素材の靴が恋しくなる。
所有している革靴の中でスエード率はかなり高い。短靴レースの焦茶と薄茶、アイエイッシュセッターの茶に、ローファーのブルー・・
メンテナンスがとってもイージーで季節感を存分に醸し出せるお洒落靴ではないだろうか。勿論、夏場にスエードをプッシュする意見もあるが、それはそれでありだと思う。
ただ、レース跡がくっきりはっきり残る点はメンテ好きの自分にとって少々残念な点である。
まあ、上質な表革であってもレース後は残るわけであって、これも”軌跡”と思えば納得できるのだが、どうもな・・・
面接会
昨日は県の労働局が主催する就職希望者の面接会に参加した。
今回は50代、60代の中高年者を対象とした場。
何故、弊社のような、”若い世代をターゲット”にした商売に中高年齢者の方の雇い入れが必要なのか・・
検討する理由は大きく二つある。
・一つは弊社は良くも悪くもスタッフ、会社共に若い(浅い)。伝統や格式といったものが会社には薄く、働くことの意義や価値を大きな視点で唱える先達がいない。人生と仕事の両面で経験豊富な方に加入して頂き若いスタッフの規範となって欲しいという願い。
・もう一つは”ある一定の年齢に達したから”という理由で会社を辞めたが、まだまだ仕事に対する情熱が枯れることなく、世の為、人の為、次世代の為にと闘志を燃やす達人がまだまだ世にいるのではないかという期待。
そんな想いを持って面接会に参加した。参加されている企業は地元の優良企業ばかり、また業種的にも建築や介護、清掃業などが多かったように感じた。
ipadを持参し、プレゼンする気満々で向かったが弊社の面接に来る方はいない。会社によっては行列ができるほど求人が殺到している人気企業もあった。
面接会が始まり、調度1時間半ほどが過ぎただろうか・・初めて一人の男性が尋ねて来てくれた。
「たまやさん、少しお話しを聞かせて頂いても宜しいでしょうか・・」
とても物腰が柔らかく、言葉が綺麗。綺麗な白髪が素敵で一目で足腰がしっかりされていることが判った。
数ヶ月前に大手企業を早期退職されたという。長年、総務課に所属し、主に経理や人事のお仕事を全うされてきたと仰る。
丁寧な言葉使い、眼鏡の奥に見える優しい笑顔・・私は直感で、求めている方と出逢えた!そう確信した。
山歩きを趣味とし、天気が良ければ山に出掛け写真を撮り、穏やかにゆっくりと残りの人生を満喫されたいと仰る。
冒頭に書いた、私の想いを伝えると優しい笑顔で話しを聞いてくれた。近々、会社見学に来て、それから決めると返事を頂いた。
今の段階では何ともいえないが、こういう先達に出逢えたことを心から嬉しく思った。
定かではないが、会場には”就職活動をしています”という印鑑を貰う目的(失業手当の需給)の為に来ている年配の方も残念ながらいたように思う。また、時給面と待遇面のことだけを聞き歩き、面接態度が酷い方もいた。
会社は一人一人の働く人の力で築き上げられる。一方では会社の理念や行動により一人一人の人間を育てていく一面もあるにちがいない。
今、私は経営者として重要な年を迎えているように思う。この先20年以上続く会社か、それとも今をピークに衰退していくのか・・
熱い気持ちが沸々とこみ上げている。
木枯らしの悪戯
昨日は台風のような横殴りの雨が降るなど大荒れの天気だった。
家人が用事を済ませる為に車ででかけた先で風の悪戯にあったようだ。
何でも、立てかけてあった木柱が倒れてきて車に当たったようだとか・・
幸い運転中でもなく、怪我をしたのは車だけだったのでよかったが、年末のこの時期に愛車の凹みはちょっと痛い(^_^;)
今程、知ったことだが、飛来物による損傷は等級が下がらず、補償されると認識していたが、何でも昨年の10月から保険のルールが変更になり一等級下がるとのこと・・まあ、いつものことではあるが保険屋さんとは都合のいいようにルール変更ができるので”もうかる商売”だとつくづく思う・・
お客様の素敵なお車
ブリティッシュモーターコーポレーションのミニ。
自分が幼少の頃から憧れた車の一台である。何とも言えない愛らしいルックスは時代を超えて多くの人に愛されているだろう。
BMCミニの専門書も色々出ており、何よりアフターマーケットが成熟しているので部品の供給を恐る心配がないと聞く。
現代の小型車と燃費等の経済性能を比べると確かに劣る面もあるかもしれないが、このデザイン、この空間、このエンジンサウンドは現代車では残念ながら味わうことができない。
BMWミニもとても素敵な車であると思うが、もしも自分が所有するなら迷うことなくBMCミニをチョイスするだろう。密かに人生最後のあがりの車の候補としている(^O^)
この当時の車、リアエアコンなどは装備されていないので、オーナー様のご配慮か・・後席にサーキュレーター(夏場は扇風機かな・・)が取り付けられている。とても美しく綺麗に保たれた外観からもオーナー様が愛を注がれているのがとても良く判る。
いいな・・クラシックミニ(^O^)
紅葉見納め
近所の公園でも紅葉がピークをむかえている。
明日は曇り時々雨の予報なので、青空をバックに美しく輝く紅葉は今日が最も美しいかもしれない・・
バイク通勤も最高に気持イイ。秋風を感じて走る爽快感はこれまた格別である。
今月もあと1週間。次週はいよいよ12月に突入する(^_^;)
”やらなければならない仕事”を勢力的にこなそうと思う!
白シャツ
私は白いシャツが大好きだ。
4シーズンこれほど着まわしできる袖モノは中々ないと思っている。
中でもオックスフォードのボタンダウンシャツには自分なりの拘りがある。
生地はあらゆるものを試しみたが、やや肉厚のある無名の国産生地がお気に入り。縮率が高めだが頑丈で洗濯にも気を使うことが全くない。
コットン生地では自分の体型上、既製品の型紙は体にそわないので大半をオーダーする。
このホワイトシャツも勿論オーダー(オーダーといってもパターンオーダーなので決して高くない)
左がセットインして着用する場合、右は春夏季にセットアウトして着用する場合のスタイル。ご覧のように大きく総丈を変えている。
シャツの殆どは前立なしであるが、オックスフォード生地に限り前立有りで、レギュラーカラーのボタンダウン使用にしている。胸ポケットは無しでボタンは肌触りが良い貝釦が好み。
マイシャツのスタイルが確立したのが、調度40歳になった時・・それまでは流行りものに惹かれ、散財を繰り返して、ようやく”自分らしさ”に出会えた時のことを今でも憶えている。
年を重ねてもオーセンティックでプレーンなデザインのものをサラリと着こなせるような大人に憧れる。
”服に着られる”のではなく、あくまでも”服は自分らしさを引きたる”大切な相棒だと思う。
インサレートボトルが欠かせない
朝晩は完全に冬モードに突入した。バイク通勤の日はヘヴィーアウターが必須になった。
この季節になると絶対に手放せないものがある。
クリーンカンティーンのインサレートボトル【モデラートのオンラインショップで好評発売中】
暖かい飲み物が飲みたい時に何時でも何処でも飲める。
バイクで冷たい風を浴びたあとの一杯は格段に旨い。
台湾茶のティーパックをボトルに一つ入れておくのが自分流。これならポットのお湯があれば継ぎ足しで一日何杯もいただくことができる。
ただ、お茶というのは歯に茶渋がつきやすい・・月に一度はご近所の歯医者さんで歯石除去をやっていただくことになる(^_^;)
また、飲み終えた後は必ず、強いテンションで蓋を締めることを怠ってはいけない。
自分も過去に蓋閉めがあまく、バック内を濡らした苦い経験がある(^_^;)
オールシーズン大変便利な代物なのでコーヒー用とお酒専用のマイボトルも所持している。
これからのギフトシーズンにきっと喜ばれる一品ではないだろうか。
やらなければならないこと
人生の終わり際に最も後悔することは”やらなければならないこと”をできなかったことではないだろうか。
年を重ねれば変化するかもしれないが、母が他界してからずっと感じている。
あそこへ行きたかった・・あれが欲しかった・・あれをやればよかったなど”やりたこと”は人生最期の時を迎えてもきっとキリが無いと思うので身の丈にあったことが一つでも多く実現できれば十分だ。
先日”やらなければならないこと”を実現することができた。
それは本家のお墓を新家のお墓に移すこと。
親族で唯一、男で先祖を継承できる立場にあるのは自分だけ。立場上、自分から申し出すことではなく”親族から頼まれればやろう”そんな軽い気持ちでいたが、自分の使命や後世の子供達のことを考えると行動する気持ちが湧いてきた。
何十年ぶりかに親兄弟、従兄弟が大勢集まる場をつくることもでき心から嬉しく思う。
そもそもお墓や仏壇は命あるものが”集う”為に存在する面もあると私は考える。せめてお盆とお正月ぐらいは墓や仏壇を前に思い出話に花を咲かせる時間は素敵ではないだろうか。
天候にも恵まれ、親兄弟3人が境内で仲良く片を並べる姿を写真におさめることができた。
閑話休題
仕事も同じで”やらなければならない仕事”というものがある。往々にしてそういう仕事は辛くて、面倒なものが多い。しかし、それを先送りばかりにして”やりたい仕事”ばかりをこなしていては仕事人としても人間としても成長を望めないのではないだろうか。
靴紐
靴好きの方の多くに”拘り派”が多いと聞くが自分もおそらくその一人であるだろう。
それは、ドレスシューズのレースは平紐に拘る点である。
購入したドレスシューズが丸紐であっても、同じ長さの平紐を探してコンバートする。
理由は見た目のドレッシー感を高めることも勿論だが、何よりも履き心地が変わる。
グッドイヤー製法のドレスシューズは限りなく足型にフィットしたものを買う為、レースのテンションがダイレクトに足に伝わる。丸紐だとレースアップもやり易くソフトなフィーリングも捨て難いが足入時に若干足が遊ぶ感覚がする。
その点、平紐は面で足を覆う感じがし、ホールド感が抜群に高い。
素材はガスか石目か・・長さは15センチか17センチか・・色はつや有かつや消しか・・
たかが、靴紐なのだが、やはり深いものがある。
カジュアルシューズやスニーカーとなると、これまた全く違う感覚で靴紐を選ぶのだが、カジュアルであっても徹底的に細部まで拘る点はやはり自称”靴オタク”なのだろう・・