巷ではクールビズを積極的に推奨しているが、自分は7月中旬頃までは極力ジャケットを羽織るようにしている。今時期はリネンがもっとも調子いい。ベスト付きで着るには日中少々暑くなってきたが肌着もシャツもネクタイもリネンにすると随分清涼感を感じることができる。
しかし、気温が40度近くになると流石にジャケットはきつい(汗)エアコンがガンガンきいた場所なら涼しい顔でお洒落を楽しめるが、時代的にスマートでない。
そんな時に活躍するのがコレ。
日本の伝統的小物の扇子。服のスタイルやカラーにあわせてセレクトする。
所持しているものは安価なモノが多いが、絵柄や素材によっては美術品のような高価なものもある。
日本の暑い夏、少しでも粋なスタイルを楽しみたい。
上司との食事
先日、異業種の方と雑談をしていたとき、こんなフレーズを耳にした。
「うちの社長とご飯を食べていても全然美味しくないですよね・・社長と高級イタリアン食べるなら一人でチャーハン食った方がいいっすわ・・爆笑」
自分にとって、とても重い話として受け取った。
社長としての自覚はあるが、食事の最中に社長という上からの立場で部下と飯を食った記憶はない。酒の席ならば馬鹿を見せようと頑張ってきたし、美味しいものは真っ先に部下に食べて貰おうと今も思っている。
思いは言葉に出さないと伝わらないのだろうか。
仕事を終え、近所のラーメン屋に行きタワイもない話をするのはとても心地良い。世間話、下ネタ、商売の話・・翌朝、開口一番「昨夜はご馳走様でした」と弊社のスタッフは必ず口にする。私も心の中で「お粗末さまでした。いつもありがとう」と答える。
・・が、もしかして社長にあわせておけば”タダ飯が食える”・・上司の誘いなんて断れんでしょ・・そんな気持でラーメン屋に付き合わせているのだろうか。
近頃、会社の規模に付いて夜通し考えることがある。
今一度、食事をしながら面談をするときなのかもしれない。
なかなかのびないヘデラ
当店にお越しいただいたお客様ならご存知かと思うが、弊社では太陽光が当たる西面に植栽を行なっている。
ヘデラなどを壁に這わせ、自然との調和を愉しむエクステリアをイメージしていたのだが、どうも近頃植物が育たない(上にのびない)。ヘデラなどのツタ系植物はガーデニング初心者でも比較的育て方が容易と聞いたがあまかった。理由は判らないが10mほどある外壁の半分ほどしかツタが育たない。
肥料があってない・・?根詰まりしてる・・?水が足らない・・?光合成が上手くいってない・・?
調べ学習が続く・・
旅カバン
コロコロの付いたカバンを見ると無性に旅をしたくなる。
風がとても心地良いのでバイク旅もいいが、時の流れがゆったりと過ぎる鉄旅や船旅に憧れがある。
寝台特急を利用して北海道や九州にも行ってみたいと思うし、大型船でのんびりアジア周遊もやってみたい。
年を重ねてから、人生を振り返るような旅行もそれはそれで素敵だと思うが、できることなら体力も感受性も豊かな40、50代で目にしたことのない景色や異文化に触れてみたいと思う。
本(映画)、仕事、旅・・男の成長”三種の神器”ではないだろうか。
親睦会
一昨日、会社の空き地を利用し、バーベキューを行った。
本業なので”アウトドア調理はお手の物”・・そう言いたいところではあるが、プライベイトタイムとなると炭おこしもままならぬ状態で何だか素人丸出し・・食材も本格的なモノではなく”ただ焼くだけ”・・ダッチオーブンなどを使って一手間かかった料理を期待すると完全に裏切られる(爆)椅子も倉庫の簡易脚立や事務椅子・・(汗)
しかし、こういうアフターナインの時間は心から大切だと思う。限りある時間の中で、わざわざ市内の居酒屋に出向く必要も無いし、お酒も無くてもいいだろう(勿論、あれば尚更良いが)
現代は仕事仲間とプライベイトの仲間を別けるようなライフスタイルの傾向があるが、仕事を愉しむ為には働く仲間の気心を深く知る必要がある。また、自分の時代は正にそうだったが、世の中のカラクリというか生きる知恵は全て酒場で先人から教わったと思う。
今の時代の集まりは昔のように飲めない酒を強要されることもないし、法外な会費を徴収されることもないだろう。
事業部が増え、働く仲間が増えたのはとってもありがたく嬉しいことだが、こういうゲリラ的食事会が減ってきたことに少し寂しさを感じる。
網戸張替え
晴天が続いたので、午後からおよそ10年ぶりに網戸の張替えを行った。
初夏の風が抜ける ~
調べ学習
四日市の地場産業といえば萬古焼(ばんこやき)
伝統工芸と弊社が販売するアイテムでコラボレーションできないかを模索する打ち合わせを行った。
洋服やキャンプ用品と焼き物がマッチできるかは判らないが視点を変える事はとても重要だと思う。
極めれば極めるほど、似非(エセ)的発想に苦言を頂く事もあるが、現代的解釈でわかりやすく認知頂くことも大切ではないだろうか。
変えるべきところと守るべきところを極める・・勿論、売れ方の良し悪しはあるが、兎に角ファンの方に認知(お買い上げ)頂かなければ何の意味もなさないと思う。
老舗洋食屋
先日、敬愛する方にお食事をご招待された。
ご案内頂いたのは津市丸の内にある老舗洋食店”東洋軒”さん
創業は1889年、数多くの名料調理長を輩出され、あのクリームコロケットもこのお店が発案されたとか。
店内は現代風に改装されていたが、至るところに古き良き時代の名残を感じた。
看板メニューは松阪牛肉の甘味と旨みがブレンドされたブラックカレー。
見た目はお世辞にも美味しそうに見えないが、深みのある味は病みつきになりそうだ。週末の夜ということもあってか店内は満席。
しかし、時代の流れから老舗の洋食屋さんがどんどん無くなりつつ。私の思いつく限りでは四日市だとJR沿線近くの洋食グリルニューコトブキさんか、ときわの金鯱山さんぐらいだろうか。
津は県庁所在地でありながら、中々行く機会が少ないが東洋軒さんの洋食をいただきに出かける価値は十分あると思う。ただ、電車の駅からはちょっと離れているので車が便利かも。
調べ学習
今日は終日調べ物をした。
新規ブランドや新規仕入れ先ルートの調査、二ヶ月後に迫った決算の準備、新規事業のデータ収集・・伊勢地方の注連縄の歴史なども調べたり・・(笑)
”もっともっとお客様がワクワクドキドキするような物を売りたい・・”
我々小売はお客様に飽きられたら終わりだ。どうも最近、社内に”チンタラムード”を感じる。
岳人6月号
ありがたいことに弊社が専門誌に紹介された。
”岳人 6月号のP94~P95(お時間あれば是非お目遠しを!)
お店が全国誌に紹介されることは勿論、誇りに思うが弊社で働くスタッフとの一枚の写真が堪らなく嬉しい。
20年前にスノーボードショップを1人で開業し、冬だけでは食っていけないと思って関連の洋服屋を始めた。横乗りブームが過ぎ去ることに恐怖を抱き他ジャンルの洋品店を開業。ロスのメルローズでトムクルーズがフィギュアショップで買い物をしているのを見てフィギュアショップを持ち帰り、雪山以外の山も見たくなりアウトドアショップを・・気が付けば27人の働く同志がいてくれる。
はっきり言ってスタッフのことで眠れず苦悩することもあるが、スタッフに支えられ癒されることもある。
自分が立志した時に描いたお店に対しての夢、業界に対しての思いはきっと後進のスタッフが受け継いでいてくれるだろう。
この先20年後もフィールドプレイヤーであり、誠実に物を見つめ必要とされるお店として輝いていたいと思う。
最後に掲載にあってご協力頂いた、サンウェストの皆様、岳人関係者の皆様この度は本当にありがとうございました。