生涯欲しい物ベスト10に964型のポルシェがある。
91年式の上質車が中古市場に出てきた。お値段は国産中級クラスのワンボックスカーを買うぐらかかるが、長年貯め込んだポルシェ貯金で買えない額でもない。
クラシックレンジのバンプラは後部座席でゆっくり寛ぐ車、ディフェンダーはミッションを自分で操作し、ガンガン使い倒す車、ポルシェ964のティプトロは素敵な女性にドライブを任せ、静かに助手席に座る車・・そんな妄想を起業する前に考えた事がある(笑)
愛馬のBMW 80GS Bもあるので、これ以上我が家に機械の乗物を増やすのは反対意見がきっと多いだろう。
何かを得るために何かを手放すか・・そんな事を思い始めている。
ただ、これを手にしてしまうと、生涯乗りたいと思う車(アストンのDB5もあるが・・爆)が無くなる。
楽しみは後に取っておいた方が良いのかもしれないが、車は動いてナンボ、乗ってナンボと実用的な面を考えると、年代から見てギリギリ。
10年もすればガソリン車も姿を消すかもしれない。
家の大蔵省を説得するか・・
雇用
岐阜県の美濃加茂市で主力製造業が相次いで撤退を表明し雇用がままならない状況にあるとの事。
我が三重県でも大手液晶テレビの会社が分社化を検討している。
会社経営者にとって、改めて”雇用”という使命の重大さを感じた。
少子化が進み、地方の雇用が益々厳しくなる事は目に見えている。
地方が生きる道は資源に頼るか、コンテンツに特化するしかない。
弊社は資産も資源も無いのでコンテンツに特化し、広域からお客様にお越し頂く事を考えて事業展開している。郷土愛は物凄くあるが、三重県四日市のパイだけを考えていては絶対に食えない。
弊社のスタッフには大阪、埼玉の若者がいる。一人は妻子持ちなので責任重大だ。
現代は雇用も商売も地方という概念でやっていては恐らく駄目だろう。
物が溢れ、どこでもネットに繋がり、高速移動ができる今、日本全体、いや・・アジア全体で物事を考える必要がある。
思い出
先日、仕事で万博記念公園の近くへ行った。
遠目からみた太陽の塔は今見ても芸術館溢れたオブジェだと感じる。
1970年に大阪万博は開催されたが、当時私は3歳だった。記憶は殆どないが、昔の写真が多数保管されていて、その盛況ぶりが伺える。因みにオーストラリア記念館はここ四日市に移築されている。
どうも最近、70年代や80年代の映画や洋服に興味が沸く。これが年を重ねるという事なのだろうか。
フィールド
今日は久しぶりにお客様とのイベントを楽しませて頂いた。
よく、経営者は現場に出るべきだといわれるが、小売店の場合”現場”とは”売り場”の事を概ね指すと思うが、今日は販売させて頂いた商品がお客様にどういう使われ方を知る”フィールド”に出させて頂いた。
半日ほどの時間であったが、参加されたお客様の笑顔に心が洗われた。
トレラン初デビューの方、私よりも長く生きられている方、20代になりたての若者・・
アマチュアスポーツの楽しみ方は人夫々であり、速いから良いとか、強いから良いとかでは無いところがいい。
今後は少しでも現場(売り場)では無く、フィールドで多くのお客様と楽しみたいと私は思っている。
11月17日のナイトランイベントも楽しんで頂けると思うので、是非ご参加頂ければ!
新規事業
経営者は”常に新規事業を創造する”ことが大切な思考の一つだ。
家具や雑貨で世の中に貢献したFRANCfranc(株式会社バルス)はとても経営センスがあり、社長の高島氏の生き方、考え方も尊敬する経営者の一人であるが、どうも最近お店がつまらない。
MBOで非公開化したのは、きっと大量生産、コスト重視経営をやらざるおえない状況になったからではないだろうか。恐らく、これからワクワクされるようなお店に又戻るであろう。
弊社も家具や雑貨販売の事業には関心が高い。洋服屋目線、アウトドア屋目線で何かできないかを模索している。
アウトドアウェア
昨日以上に今日は冷えた。朝晩は厳冬期用のダウンジャケットで調度いいほど。
アウトドア用品販売を生業にしているものがこんな事を書くとセールストークと思われてしまうが、アウトドア用に創られたウェアは気候の変動にめっぽう強く頼りになる。
タウンユースでアウトドアブランドやミリタリーブランドが求められるのは、この快適性にあるのだろう。
ファッションとは多少の痩せ我慢でスタイルが完成されると思うが、実需を貫くスタイルも男性ファッションには硬派であって良いと思う。
系列店舗のモデラートでは大変多く温調可能なウェアをご用意しているので、是非週末はご来店頂きたい。
お体お大事に!
関西出張
今朝とても寒かった。久々に寝床から出るのを辛く感じた。いよいよ秋本番。
朝一から大阪⇒東大阪⇒京都へ商談の為、出かけた。
本当は気候が良いので愛馬で向かう予定だったのだが、時間的な都合で移動中もPCと携帯に向かわなければならない理由でバイクでの移動を断念した。
”移動時間”この時間、本を読んだりする方や食事をする方、仮眠をしてリラックスする方など使い方は色々かと思うが、私は仕事にあてる事が多い。
流れる景色を眺めながら創造的な仕事をするには電車やバスはとても良いと思う。
現在、大阪と四日市間は近鉄電車で約120分。京都と四日市間は三重交通のバスで約90分。ちょっと長いような気もするが、仕事をするには調度良い。
しかし、リニアが開通すると東京と大阪間が最短で約67分、名古屋と東京間なら約40分で結ぶとか。
およそ15年後に開通予定というが、こうなると人や物の流れが大きく変革されることだろう。
それにしてもバスの移動はお値打ちで快適で仕事にうってつけである。それに、乗り越しもない(笑)
誕生日
ここ数年、若いスタッフの誕生日を祝い囁かなプレゼントを贈っていたが、今期はやめることにした。
とても乱暴な言い方になるが、どうも惰性でやっている事に申し訳なさを感じ始めた。
”ありがとう”という一心な気持ちを伝えたかったが、”何を贈ろうか・・”と考えだしてしまった・・
自分流のプレゼントの本質は先ずは”サプライズ”
続いて何を欲しいかを相手に聞かず悟られず、何を欲しているかを想像し実行する事が自分流。勿論、外すこともある。
会社の社長が従業員の誕生日に花を贈る。会社の部下が社長の誕生日にネクタイを贈る。そんなありきたりの誕生日ゴッコはドキドキしない。
大切な人に贈りたいと思っていたモノについ先日出会う事ができた。3年越しで探していたものだろうか・・相手が喜ぶ顔を想像するのが堪らなくドキドキする。
果たして気に入ってくれるのだろうか・・
講演会
今日は午後から東レの特別顧問であられる佐々木常夫氏の講演会を聞きに出かけた。
一年に何度か色々な講演会に参加するが、これほど身を乗り出して聞き入ったのは始めてだった。
淡々とした口調で壮絶な人生談を話しているかと思うと、超実践的な経営論を語る。時に笑いを取りながらの90分トークはプロ中のプロだ。
講演会は映画と同じで自分の波長にあうかどうかがある。勿論、自分の置かれているコンディションで腑に落ちる事もあれば、同じ言葉でも落ちない事もある。
今日はスイスイ腑に落ちた。
講演会終了後、コーラを飲みながら、深く考えた。車の中で佐々木氏の本を読みながらまた深く考えた。
ワークライフバランスを社内に根付かせる為に色々とやらなければならない事を書き出した。
しかし、ほんの少しだけ疑問も湧いてきた。
人事の話や仕事の効率の話、タイムマネージメント・・ワークライフバランスを整えるキーワードを幾つもご教示頂いたが、お金の話や人手の話は一切無かった。
ここがやっぱりサラリーマン社長と、資金繰りもやりながら、人手不足にさらされながらやるベンチャー社長との根本的な大きな違いがある。
しかし、そんな事よりも多いに学べた事に今日は心から感謝したい。
佐々木氏と同様、私も三人の子供の父であり長男が自閉症である。氏には本当に失礼の極みなるが、自分と考え方が非常に似ている部分が多いと勝手に思った。
帰り際、氏のサインを頂いた(笑)