秋刀魚、松茸、秋茄子、林檎、梨、栗、柿、葡萄、里芋、戻り鰹、鰯、無花果、南瓜・・
秋は本当に旨い食材が多い。普段雑食の自分もこの時期だけは、あれやこれや妄想して食品売り場をうろつく。
食材が旨いということは同時に酒も進む。昨日から水割りをお湯割りに変えた。
秋の夜長、酒を飲み旨いものを口にし、読書にふけるのはとても贅沢。
・・とは言いつつも接客業にとって180秒で胃袋を満たすインスタント食品も必須だ。
電動工具
素人の日曜大工には電動工具が無くては捗らない
2×4材をハンドソーでカットすると1分かかるところが、電ノコやジグソーを使えば数秒で切れる。しかも歪んでいない。ペーパーでゴシゴシと板面を磨くのも疲れるが、サンダをかければ一瞬で終わる。
店舗什器製作で久しぶりに電ノコやジグソーを使ったが、最近の電気工具がこれほど素晴らしく扱いやすいとは驚いた。
”機械物に頼ってばかりではいけない・・”そんな考えがどこかにあるが、こと日曜大工においてはマシーンを使った方が早くて綺麗である。
バック用陳列棚3台の製作が終わった。来週はボード立てとOSB合板を使った収納ボックスを新調しよう。
楽しみ方いろいろ
山の楽しみ(愉しみ)方は人夫々である。
日常では見れない景色を肉眼で見る為に登る人、新鮮な空気と音を楽しみに登る人、登りながらの会話を楽しみに登る人、風を感じ下る為に登る人、頂上で美味しいコーヒーを飲むために登る人、数字にこだわって登る人、達成感を感じる為に登る人、お参りする為に登る人、素敵な写真を収める為に登る人・・・
より、楽しむ為には自分のスタイルにあった楽しみ方を早く見つけるべきだと思う。
しかし、稀に自分の楽しみ方に陶酔し、人の楽しみ方を受け入れない方がいる。おおきく安全を犯し、人様に迷惑をかけていないなら、フリースタイルでいいではないか。
ゆっくり楽しむもよし、高速で楽しむのもよし、ピークを踏まなくてもよし、アルプスではなく里山でもよし・・
紅葉をゆっくり眺めながら親しい者とたわいもない話をしながら、ゆっくり登る。もしも、雨が降ってきたらテントに戻ってビールを飲みながら読書にふける。帰りは温泉にたっぷりつかって、地の物をたらふく頂く。
そんな山遊びが私のスタイルである。
コリン・パウエルの著書
最近、読み始めた書籍、コリン・パウェル氏の”リーダーを目指す人の心得”
ブッシュ氏に関しては良い記憶が一切無いが、当時、国務長官であったパウェル氏の冷静な言動には大変興味を持った。
私はナンバー2や側近が書く自己啓発本が大好きである。
黒衣というか、分をわきまえて事を成す冷静沈着な人間に憧れる。
もう何百冊とリーダー本を読んでいるし、結論がどういうニュアンスのモノか前書きを読めば直ぐに想像できるのだが、読むタイミング、言い回しによって受け取り方が微妙に変わる点がこの手の書籍の魅力だ。
名ばかり社長にならないよう、今日もリーダーの心得を復唱し、明日からも職務を全うしたいと思う。
身をもって知る
季節の変化と同時に店内のレイアウトを行なっている。
何かと都合が良いので2×4材をつかった簡単な棚を製作している。
日曜大工において素人と玄人の大きな違いは、仕上がりは勿論の事、怪我をしないか否かだ。
病院に行くほどではないが、今日ちょっとした傷を負った。
こうして身をもって覚えていく事がある意味、人間には必要だ。
明日は半日休みなので車と雨戸の洗浄をしよう。
日本山岳耐久レースを終えて
二回目の参加となった耐久レースは思うような結果が残せなかった。
トレーニングも時間の限り行うことができたが、今回は完全に作戦ミスだ。
何事も用意周到に進めなければ事を成すことができない事を改めて知った。
それにしても、大会関係者様、ボランティアの皆様には敬服の他ない。
疲労困憊している時の激励は深く心にしみる。
険しい山中を安全に夜通し走れるのは、全てはこの方達のおかげだ。
本当にありがとう。
山岳地方では”トレイルランニングで街おこし”が最近話題のようだ。とっても良い事だと思う。年末には当県伊勢市で開催されるが、是非鈴鹿連峰での開催を願う。
2×4材木工
幼少の頃から図工と美術の時間は大好きであったが、センスははっきり言って全く無かった。
今でもポンチ絵を書く事もできなければ、図面を引くこともできない。
店内に使う棚や什器の類は非常に高価なモノが多い。一番コストを抑えるならば、やはりDIYに限る。
”誰でも作れる!”という見出しで、この本を買った。実に読んでいて、いや見ていて楽しい。
帰ったら、又店の商品置棚を作りたいと思う。
午後からハセツネのレースが始まる。又もや雨…ちょっと修行してこよう。
グレゴリージャパン設立
表題の件、今アウトドア業界のホットな話題の一つである。
この話を巡って色々な関連の噂が耳に入ってくるが、どの話もちょっと信憑性に欠ける。
但し、グレゴリージャパンが設立され、20年以上もディストリビューターとして活躍されたA&Fさんの卸業務は2013年春夏のプレシーズンオーダー対応を持って終了する事は確かである。何だか一つの時代の流れを感じる。
グレゴリーはアメリカのナスダックに上場しているブラックダイヤモンドインクという会社の完全子会社である。このブラックダイヤモンドインクという会社はご存知のようにブラックダイヤモンイクイップメントやポック、ピープスといった有名アウトドアブランドを複数所有するビックカンパニーである。
今回のグレゴリージャパン設立で、もう一つ噂になったのが”ブラックダイヤモンドも日本法人ができるのではないのか・・?”色々な方からこの話を聞いた。ご存知ブラックダイヤモンドの日本のディストリビューターはロストアローである。弊社にとっても大変お世話になっている主要お取引様。
今回の一連の噂を確かめるなら、やはり直接メーカーの社長に聞くのが一番だと思い、早速電話してみた。
結論からすると、ブラックダイヤモンドイクイプメントの日本法人は今のところ無いという事である。従ってロストアローから代理店が変わる事も無い。これが今日現在の正しい情報。
しかし、お聞きしたところ、ブラックダイヤモンドインクとして現在の売上高を3年で3倍にする計画を立てている為、近い将来にポックジャパンやピープスジャパン、ブラックダイヤモンドイクイップメントジャパンができる可能性は十分ありえるとか・・
何れにしても、会社の経営陣が変わって、ユーザーの皆さんに、良い製品が正しい流通で供給できなければ全く意味が無い。経営者は創業者の意思を受け継ぎ、アウトドアスポーツに夢中になり、ブランドを愛するものであって欲しいと願う。
”アークテリクスジャパンができるって・・?”そんな話正規代理店から聞いてません(笑)
マリネッラのネクタイ
私はタイに拘りがある。舶来モノから国産まで27年間色々なネクタイを締めてきたが、ナポリのブランド”マリネッラ”にぞっこんである。
大剣幅9センチ、ジャガード素材だと145センチ、プリントだと144センチに誂える。
紺と茶以外は無地しかしめない。小紋柄が好きだかピンドットも最近の気分。
ノットはプレーンかセミウィンザーでテンプルは一つ。
ファッツションの拘りは人夫々だと思うが、自分は控えめでオーセンティックなスタイルを好む。
派手な色柄、極端なシルエット、突飛もない素材は決して選ばない。
ジャケットのラペル幅も9センチか9.5センチの何れか。ワイドラペルも今秋冬のファッション紙で目にするが、極端に太いラペルは身長の高くない自分には不釣り合いである。
ネクタイとラペルの幅が調和されている事はとても大切だと思う。ポケットチーフのネクタイやシャツにあわせて選ばれる洒落者の諸兄もいらっしゃるが、私はムンガイのリネンチーフをTVフォールドでさす事にしている。
毎年この時期になると、東京ミッドタウンのマリネッラナポリからオーダー会のインビテーションが届く。ナポリから社長自らが来日し、見立てをして頂く特別なサービスも素晴らしい。
週末、ハセツネで東京を訪れるで寄り道したいところであるが、今回は時間がタイトなのでメールオーダーにしよう。
既製品の約20%でメイドフォーミーのタイがつくれるのはとてもお値打ちだと思う。また、過去につくったタイをメンテナンスして頂ける特別サービスも付随する。
たかがネクタイ、されどネクタイ。
クリエイティブな仕事を生業にしている自分にとって拘りは必須である。
半年後にできた自分仕様のネクタイを、パスタソースで汚した時には顔が青ざめる(汗)
ボーンレガシー
私は映画が好きだ。アクションもラブコメも邦画も漫画も大作も迷作も。
マットデイモン主演のボーンシリーズがとても素晴らしかったし、本作でもジェレミーレナー(ハートロッカーの爆発物処理班で好きになった)が主役という事で大変期待した。
レビューはあまり当てにしないが、前評判があまりにも酷かった・・
結果、私的には4.5点の高得点を付けたいと思う。
はっきり言って脚本がダメダメでストーリーは超駄作。何か目的を持った目線で見なければ即睡魔にやられるような作品。
しかし、私は響くものがあった。
冒頭、アラスカでのアクションシーンでお気に入りのアークテリクスウェアが出まくっていた。
真紅のALPHA SV JACKETを着こなし、銃撃戦の際にはウェアを裏返しに着る憎い演出に思わず鳥肌がたつ。バックは完全防水のARRAKIS(恐らく65リットル)にMSRのスノーシューをセット。ビーニーはOUTDOOR RESEARCHのモノと判るが、パンツは不明(DVDで要調査)
山小屋で会話する同僚はFISSION SVを着用。小道具担当のスタッフがかなりアーク好きと見た。
又、恋仲役の007の実の奥様レイチェルワイズも流石の演技で良かった。バイク好きの私にとって逃避行する際にセレクトしたバイクがイマイチであったがカメラワークは凄く良かった。
続編も更に続くようなので今後に期待したいところであるが、映画は”売れるから”というだけで安直に焼き直すのは如何なものかと思う。
早速、モデラートのバイヤーへ情報報告しよう。