目覚めると発熱による倦怠感でフラフラ状態。何とか気力を絞って近所の内科で診察を受けた。
明日、大切な打ち合わせが複数あるので即効性のある薬をお願いすると、点滴と解熱の注射で対応頂いた。
いや~これほど効くのか・・というほど、体調が改善した。
あれほど朝礼などで健康管理に付いて、口すっぱく言っている自分が体調を崩していてはトホホである。
本当に情けない・・
風邪
どうやら不覚にも風邪をひいてしまったようだ。
社内で咳をしているものもおり、予防にはかなり気を使っていたのだか・・・
かかってしまった以上は他人への感染予防に努め、早く完治させることにしたい。
幸い明日の定休日は出張もなく、完全オフなので体と心を休めようと思う。
先日、パートナーの再検査結果が出た。乳ガンの疑いがあったのだが、幸いにも水疱という事でホッとした。
年を重ねてきても健康の尊さに気づくのが体調を崩してからである。
生活習慣の棚卸を一度やってみようと思う。
面接
今朝は違う出来事をブログに書こうと思っていたが、午後からの面接を終えて書きたい内容が一変した。
スケジュールの都合上、4時間程度の短時間に3人の方の面接をした。全ての方、弊社に対するお気持ちをヒシヒシと感じた。
働くところが無いから・・楽そうだから・・お金が欲しいから・・モテそうだから・・弊社が求む人材とアンマッチな方の面接もしばしばあるが、今日は全ての方が情熱に溢れていた。
大企業には人事のセクションがあるので、社長自らが最初から最後迄面接する事は少ないと思うが、中小零細企業の多くの社長は自ら語り合うと思う。
この仕事は本当に体力を要する。今日は苦悩のあまり、面接を終えてから近所の公園で仮眠した。
学歴、成績(職歴)、資格・・優先順位は色々あると思うが、この3点で人をふるいにかける事があるだろう。
社長の私は、その3点が欠けているので面接で人柄を見るようにしている。勿論、学歴が高い低いや役立つ資格かどうかの判断は付けられると思っている。
人は育った環境、育つ環境がとても大切といわれるが確かにそうも思う。
面接を終えてから私は以下の事を考えた。
・雇用の尊厳(仕事は人生の限りある時間の中で大きなウェイト)
・雇用の為の事業拡大(何とかして面接した方の才能を活かせる事業を拡張できないか)
・我が子が面接に行った時(面接に私事を持ち込んではいけないが、社員は私にとって家族)
今週いっぱいで決断しなければならない。”決めて断つ”言うわ易し行うは難しである。
妻が健康を気遣って作ってくれた生野菜の盛り合わせをつまみながら考えるとしよう。
スタッフ
モデラートの二階に新しいスタッフが入った。
名前は”廣岡佑介(ひろおかゆうすけ”1988年生まれの24歳。
三重県の伊賀市という遠方から態々車通勤している。
彼を面接したのは7月中の猛暑の日。勤務頂いてから約4ヶ月が過ぎたが、予想以上に好青年で驚いた(笑)
はっきり言って一ヶ月もすれば適当な嘘をかまして辞めると思っていた。
面接の際にもこれと言った魅力も感じ無く(とりあえず、やるだけやらせてみよう・・)そんな程度だった。
しかし、最も遠方から通勤しているにも関わらず一度たりとも遅刻は無く、就業開始時間の30分以上も前に出勤してくる。挨拶がしっかりでき、先日は一緒にラーメンを食いに出かけたのだが、先輩への気配りも荒削りながら出来ていた。
学歴や職歴、見た目や短時間の面接で人を見抜く事は不可能である事を十分理解しているが、自分の人を見る目が少々間違っていた事を反省している。
まあ、こんな事を書いた矢先に辞める場合もあるので、心底信用する事はできないが、これから一年、二年と彼の成長をじっくり見ることにしよう。
尚、専門的な知識に関してはまだまだ見習い中であるので、お客様にご指導ご鞭撻を頂ければ大変ありがたい。
誇り
スノーボード屋を始めて今年で19年目の冬を迎える。
これもひとへにお客様、メーカー様、関連企業様、そして従業員全員のおかげである。
本当にありがたい。
そんな当店が大御所ブランドとコラボした製品が今冬発売される。
上から私が書いた訳では勿論ない(爆)書体もカラーもスペシャルな物で、バートン社が態々生産ラインを割いて作って頂いたモデルだ。
本当に嬉しい。
今期はボードとバインディング、ブーツの3点がリリースされる。
スノーボードショップ“a-bony”にて販売予定なので是非ご来店頂きたい。
個人的にとても欲しい、いや二度と無いかもしれないので、家宝としてとっておきたいところであるが、数量に限りがあるので販売状況を見てキープするかどうかを決めようと思う。
お客様に笑顔を提供する事が我々の使命だから。
思いやり
先日受けた健康診断で一点気になる数値結果が出た。
もともと胃腸が弱い上に、食生活もどちらかというと不摂生。
ここ最近、妻が温野菜を持たせてくれたり、ごぼう茶を煎じてくれる。
こういう思いやりは結婚20年を迎えても、非常にありがたく心から嬉しい。
経営者である以上、ライスタイルバランスが決して良いとは言い難いが、パートナーとの時間も思いやりの気持ちを持ちながら大切にしたいと最近つくづく思う。
欲しい物
生涯欲しい物ベスト10に964型のポルシェがある。
91年式の上質車が中古市場に出てきた。お値段は国産中級クラスのワンボックスカーを買うぐらかかるが、長年貯め込んだポルシェ貯金で買えない額でもない。
クラシックレンジのバンプラは後部座席でゆっくり寛ぐ車、ディフェンダーはミッションを自分で操作し、ガンガン使い倒す車、ポルシェ964のティプトロは素敵な女性にドライブを任せ、静かに助手席に座る車・・そんな妄想を起業する前に考えた事がある(笑)
愛馬のBMW 80GS Bもあるので、これ以上我が家に機械の乗物を増やすのは反対意見がきっと多いだろう。
何かを得るために何かを手放すか・・そんな事を思い始めている。
ただ、これを手にしてしまうと、生涯乗りたいと思う車(アストンのDB5もあるが・・爆)が無くなる。
楽しみは後に取っておいた方が良いのかもしれないが、車は動いてナンボ、乗ってナンボと実用的な面を考えると、年代から見てギリギリ。
10年もすればガソリン車も姿を消すかもしれない。
家の大蔵省を説得するか・・
雇用
岐阜県の美濃加茂市で主力製造業が相次いで撤退を表明し雇用がままならない状況にあるとの事。
我が三重県でも大手液晶テレビの会社が分社化を検討している。
会社経営者にとって、改めて”雇用”という使命の重大さを感じた。
少子化が進み、地方の雇用が益々厳しくなる事は目に見えている。
地方が生きる道は資源に頼るか、コンテンツに特化するしかない。
弊社は資産も資源も無いのでコンテンツに特化し、広域からお客様にお越し頂く事を考えて事業展開している。郷土愛は物凄くあるが、三重県四日市のパイだけを考えていては絶対に食えない。
弊社のスタッフには大阪、埼玉の若者がいる。一人は妻子持ちなので責任重大だ。
現代は雇用も商売も地方という概念でやっていては恐らく駄目だろう。
物が溢れ、どこでもネットに繋がり、高速移動ができる今、日本全体、いや・・アジア全体で物事を考える必要がある。
思い出
先日、仕事で万博記念公園の近くへ行った。
遠目からみた太陽の塔は今見ても芸術館溢れたオブジェだと感じる。
1970年に大阪万博は開催されたが、当時私は3歳だった。記憶は殆どないが、昔の写真が多数保管されていて、その盛況ぶりが伺える。因みにオーストラリア記念館はここ四日市に移築されている。
どうも最近、70年代や80年代の映画や洋服に興味が沸く。これが年を重ねるという事なのだろうか。