次月から弊社では外国人の方の雇用を始める予定である。
近頃「ダイバーシティ経営」という言葉を耳にする。変化のスピードがとても早い時代”多様性”が会社経営にとって重要であるという。
全く同感で、タイミングがあえば是非外国人の方と働いてみたいと思っていた。
そんな矢先、来春同県の大学院を卒業見込みの方と出会った。
インターネット通販、ウェブデザイン、ストリートファッションや日本のサブカルチャーに大変興味を持った中国国籍の若者。
勿論、日本語も堪能なので、先ずは非正規雇用でお互いのマッチングを見て、将来的には正社員登用を考えている。
外国人の方は総じて、語学力、論理的思考力、自己表現力などの能力が高い。また、目標や夢を持って単身で日本へ来ているので、モチベーションが高く技術力向上への意欲も旺盛だという。
ただ、文化の違いから評価や働き方、労働環境にギャップがあることもその筋の専門書には記されている。
その点はしっかりと良好なコミュニケーションをとり、ギャップを補正することが大切だと思うが、日本人同士であっても同様のことなので定期的な面談を継続して取り組んで行きたい。
サービス業界の慢性的な人手不足、外国人観光客を上客として受け入れていくには地方の零細企業である我々も新しい人材育成を始める必要がある。
今後も人材育成に関してはトライ&エラーを繰り返すと思うが、”人を一番に考えた経営”を継続して続けていきたい。