先日、銀座のエルメスに立寄った。
お目当てはメゾンエルメスがクリエーションする家具などの最新インテリア。
店内に入ると、お金持ちそうな上顧客のマダムがバッグやスカーフを手にしていた。昨年訪れた際は中国語が飛び交っていた印象だったがやはりインバウンドによる爆買いは終焉をむかえたのかもしれない。
店内を色々眺めていると素敵な女性スタッフさんからMay i help you?のお声掛けを頂いた。
照明や椅子に興味関心があることを伝えると、それはそれは懇切丁寧に商品説明を頂いた。素材についてちょっと意地悪な質問を投げかけてみても決して回答を誤魔化すこともなく誠実に対応頂いた。
また、帰り際にはお名刺をいただき、専用カタログも用意してくれるという。見本市帰りだったので資料を沢山手にもっている私の姿を考慮してくれたのだろう。カタログは郵送してくれるという。
翌日、丁寧に包装された豪華なカタログが自宅に届いた。又、中には香付きの紙に書かれたサンクスレターも入っていた。
エルメスのような高級ブランドが一見の地方客にここまでのサービス。
お店・販売員として接客の原点のようなものを改めて気付かせて頂いたことに感謝。