東京虎ノ門にあるホテルオークラ東京。2015年に惜しまれつつも閉館し昨秋、THE OKURA TOKYOとしてリニューアルされた。
谷口吉郎が創造した本館メインロビーの空間は当時のスタイルを再現。障子と組子、切子玉型のオークラランタン、梅の花を思わせる漆仕上げのテーブルとローチェア・・復刻には賛否両論あると思うが、この空間に影響を受け和モダンというジャンルのインテリアに心惹かれる事になったのは確かだ。
装飾用の絵画やオブジェ、生花も最小限の装飾。この削ぎ落とされた空間に日本美という気を感じる。