仕事をする上で夢は大切だ。

 

新事業の計画がいよいよ本格的に動き出した。

 

 

コンテンツ、時期、投資費用もまだまだ未確定なものばかりであるが40代最後の勝負。

 

毎年毎年勝負してきたので今回も勝てると信じているが、正直不安もある(;^ω^)

不安と恐怖に勝つためには、考えて考えて考え抜いて腹をくくるしかない。

 

荒物雑貨、自転車、北欧家具、カフェ、理美容に興味ある大和撫子&大和男子求む\(^o^)/

 

 

 

スカンジナビアンリビングさんへ

久々の出張。今回は新事業の家具と雑貨の商談で大阪と神戸へ。

 

神戸に関西オフィスを構えるスカンジナビアンリビングさんは北欧のPP MOBLERやFREDERICIAなどを扱う正規代理店様。

 

 

北欧家具の二大巨匠HANS J.WEGNERやBORGE MOGENSENの作品は個人的にもコレクションしたいものが多い(;^ω^)

 

一目ぼれ買いできるような価格帯ではないものの、世代を超えて使用できる堅牢さ、高品質、普遍なデザインは毎日触れ合う家具としては非常に価値が高い。

 

取り扱い条件など詳しいお話はできなかったものの、ブランドの歴史やフィロソフィー、新製品、お手入れの仕方などのレクチャーはとても有意義な時間であった。

 

およそ半日間に渡るMTGだったのだが、プレゼン中に使用させて頂いた椅子があまりにも快適な座り心地であったため、途中睡魔に襲われそうになるようなことも(;^ω^)

 

弊社が長年事業として取り組んできたアパレルやスポーツ事業の業界とは知識や人、商習慣も違いとても新鮮で大変有意義な一日であった。

 

 

 

 

 

手仕事

飛騨産業のショールームでろくろ脚を削る職人さん。

 

 

こういう手仕事ができる男性って同性目線で見ても素敵でカッコイイ(;^ω^)

 

専用のノギスのようなものを木部にあてながら数ミリ単位で削っていく。一見簡単そうに見えるのだが、熟練の技を要する。

 

シンンプルな北欧家具系が好きなのだが、どうも近頃飛騨産業さんの名品”穂高”のような古き良き時代のカントリー系家具に興味をそそられる。特にロクロ脚を使ったヴィンテージのロッキングチェアなどは堪らなく欲しい(;^ω^)

 

ここ四日市では中々自分好みのインテリアショップさんが少ない。

店舗運営には大きめの売り場スペースが必要だし、木製品に対する専門知識も求められる。アパレルやスポーツとは気色も違うので安直に参入できるジャンルではないかもしれないが、是非新事業で取り組んでみたい業界だ。

 

 

 

FINN JUHL ART MUSEUM CLUB

高山も台風13号の影響で訪れた二日間ともに残念ながら天気は悪かった。お陰で帰りの電車が二時間遅れ(;^ω^)

接続する近鉄電車が通常運行していたので足止めを食らうことは無かったが、近頃の天候不順にはヒヤヒヤさせられる。

 

以前から訪れてみたかった高山に再現されたフィンユールの自邸にようやく足を運ぶことができた。

 

 

白の外壁にアクセントとして取り入れられた明るいバイカラー。一目でFJ邸と判る建物は北欧家具の修復や木工技術に優れたキタニジャパンさんがつくったものでNPO法人として運営されている。

 

間取り、インテリア、建材、そしてヴィンテージ家具・・細部まで興味をそそられる自分は2時間以上滞在しただろうか(;^ω^)

 

フィーンユール氏の作品は一切所有してはいないが、実に美しい作品が多い。ウェグナーやケアフォルム、ヤコブケアなど北欧の著名なデザイナーが創造した作品は市場でも現在とても人気。

 

何らかのカタチで弊社の新しいビジネスへ繋げていきたい!・・決して私社長の趣味の延長ではない(;^ω^)

 

 

釣り具とおもちゃ

台風接近の中、飛騨高山へ来ている。

昨年に続き”飛騨家具フェスティバル”でマーケット調査。

 

お仕事前に少し高山の街を歩いてみると、予想通り欧米人の方が多い。古い街並みの通りは外国人の方ばかり。

お店のメニューやpopも英文のモノが多く目ににつく・・・ここは本当にあの高山かと目を疑ってしまうほど。

 

商店街には現代にあわせインバウンドのお客様をねらったお店と、昔ながらの地元の客をターゲットにするお店に二分されている。

 

釣り具とおもちゃのお店は、そういう意味では昭和の時代のまま。

 

 

竿や釣り餌と同じ棚で知育玩具がおかれているのはある意味斬新。

店主は年配の方なのだろうか・・・後継者は・・・テナント料は・・・

 

高山でユースホステルやゲストハウスはどれぐらいあるのだろう・・ついつい商売の思考が働いてしまう(;^ω^)

 

 

あたらしいお店

アパレル店が集うネストに新しいお店が間もなくオープンする。

ストリート色の強いお店を統合させ、新しいジャンルのスタイルを提案し新顧客層の心を掴みたいと店舗責任者から企画書があがってきた。

 

弊社では基本、やってみたい事業や新しいコトへのチャレンジは極力やらせるようにしている。

過去に何度失敗しているか・・(;^ω^) 記憶をたどると冷汗がでるが、許容範囲で経験を積ませることがとても重要だ。

 

数年前、アパレル店舗が未だ四日市の近鉄西の路面で商をしていたとき、勢いの出てきたSというドメステックブランドを取り扱った。初年度からブランドの勢いがあったので翌年度からオーダーを倍々で増やしていった。何回目かの秋冬で勝負をかける為、オーダーに山をはった。当時、支払できる金額を遥かに超えていたであろう。その年、東京ドメブラの流行が急に失速し、大量の不良在庫をかかえることに・・残った在庫を捌くに2年を費やした。勿論、大量の赤字。

 

ある時は洋服付きの女性スタッフとの出会いから、綿密な事業計画無しにレディースアパレル店舗を開業。ショップコンセプトが定まら無い中、女性スタッフに任せすぎた挙句、大量の不良在庫。お店を閉店させ在庫処分もこちらも数年かかった。

 

他にも数えきれないほどの失敗を決済している。

 

しかし、その当時コトに当たったスタッフ(現責任者)はあの時の失敗が今の教訓になっていると述懐する。

 

要は結果がでなかった時、当事者が猛省し、分析し、改善する能力があるかを見極めることが重要。

 

金貸ではないので担保も取れないし、失敗したからといって給料を減らす訳にもいかないし、ましてや怒鳴り散らしてもダメ。

 

経営者はひたすら”手柄は部下に責任は自分が取る”という覚悟を呪文のように自分に言い聞かせ、もしもの時にライフライン(私の場合は嫁のヘソクリ(;^ω^)を準備する。

 

 

今年度は他にも大きな新事業をやることを決めている。新しいことへのチャレンジは楽しくワクワクする反面、恐怖とストレスに潰されそうになる。

 

ただ、結果が予想を超えてきた時、部下が結果を出し自信に溢れ喜びの笑顔を見せた時。経営者としてこのうえない充足感に満たされる。

 

だから経営者はやめられない。

 

古い鉄馬

ネスト1階のディフュージョンにBMWのバイクをディスプレイしている。

 

 

型式は名車R26、排気量247CC、年式は不明だが1956年から1960年に生産されたバイク。

鉄の塊のようなフォルムと佇まいがとても素敵。

 

先日まで実動していた車両だが、現在はお店の空間づくりとして洋服と一緒に並んでいる。

 

決して車もバイクの趣味も懐古主義ではないのだが、機能美が優れている物にはとても魅了される。

 

知識、メンテナンス、修復など特別なノウハウがとても必要になると思うが、ヴィンテージバイクの売買もパイが小さいが商いとして十分成り立つ市場であるだろう。

 

 

 

24回目の冬商戦が始まる

スノーボード屋を始めて24回目の冬を向かえる。

 

創業当初は丁度スノーボードの一大ブームがやってくる直前だったので、この暑い夏ごろから本格的な商戦が始まったと記憶している。バートンの人気商品やアンダーグランウンドな希少ブランドなどはもうこの時期にソールドアウトするようなものもあった。

 

当時の冬の遊びといえばスノーボード。

ここ三重県内にもスノーボードを扱う専門店さん(量販店除き)は四日市、鈴鹿、川越、伊勢、桑名、松阪、津など確か10店舗近くあった。スノーボードが本格的に日本に上陸して30年近くなると思うが、現在県内でスノーボードの品揃えを充実させ商売をされているお店は弊社を含め僅かとなってしまった。何だか寂しい気もするが、90年代前半のスノーボードカルチャーはまさにブームでありバブルだった。だから、今のお店の数や流通量が正常なのかもしれない。

 

弊社はここ数十年の間にアパレル事業やアウトドア事業、通販事業に商売の比重を少しづつ変化させていったのが功を奏し、スノーボードが20年前と同じように売れなくても会社が死なずに生きている。

 

現在ではスノーボード事業の売上は全体の15%ほどにシュリンクしたが、何とか他事業でカバーしてでも創業事業であるスノーボードショップは可能な限りやり続けていきたい。

 

大手の量販店さんや上場しているスポーツチェーン店さんは新規参入する際は資本力に物をいわせ怒涛の勢いでエントリーユーザーを囲むが、ブームが去れば売りっぱなしで、市場価値や市場文化をぐちゃぐちゃにして撤退していく。これはどの業界でも同じといえるが、我々は専門店(プロショップ)という責任と誇りがあるので採算ラインがギリギリ黒ならお客様がゼロになるまでやり続ける責務がある。

 

決して創業事業に対する創業者のプライドと未練ではない。

 

a-bonyの現店長である東倉は2003年に入社し5代目店長。そろそろ現場は6代目店長に引き継ぐ時期であるが、彼のスノーボードに対する愛は私を含め歴代の店長で一番深い。スノーボードを愛するお客様に心から愛されるお店づくりをもう一度、しっかりと原点に帰りやっていきたいと強く思う。

 

ニジマスマークのデッキに魚の骨のソールが復活?(;^ω^)するようなので、是非自分もSNOWBOARD PROSHOP A-bonyの一員として来る2017の冬を迎えたい。

 

 

 

 

 

 

小阪裕司氏のコラムが終わる

商売の王道を唱えておられる、小阪氏のコラムが先月末で終わった。

招客招福の法則というタイトルで日経MJに長年掲載されてきた。

 

 

小阪氏を知ったのは師匠から頂いた本が切欠。

とても判りやすい言葉と凡例で商売とはつくづく人の営みであるということを学んだ。

 

来月末、東京都内で特別講演会があるというので早速申し込んだ。

 

新年度も経営者として学びの時間を多くとるよう心掛けたい。

 

 

MIJP三重支部設立

弊社も加盟しているMIJP(NPO法人メイドインジャパンプロジェクト)【HPコチラ】の総会が昨日名古屋で開催された。

愛知支部、岐阜支部、滋賀支部、遠くは沖縄支部の各代表が集い、昨年度の事業成果と来期の主な取り組みが報告された。

 

そして、我が三重支部も準備室から晴れて支部昇格を果たし、蒼築舎の松木氏が代表理事の下川氏より認定書を授与された。

 

 

”豊かな工芸社会の実現”というスローガンの元に集う会員の皆様は非常に前向きで事業に取り組んでおられる。

 

基本理念はこうだ。

 

・つくり手とつかい手が断絶した工業化偏重社会を見直しましょう。

・健やかなモノ作りを応援し、丁寧な暮らしを取り戻します。

・高い競争力と豊かな暮らしを持つ工芸立国を目指すために、次世代につながる本物のモノづくりの継承と創造に挑みます。

 

作る側、売る側、買う側が、安いとか早いとかという安直な理由で物や情報を売買いする社会を次世代のために変えていこうという

取り組み・・と捉えると、弊社の理念にも合致する。

 

総会終了後、懇親会では色々な方と踏み込んだお話をさせて頂いた。

その席でも強く感じたことは皆さん熱意が半端ない。

 

自分も事業への熱意は人一倍あると思っていたが、全国には熱意溢れる猛者が大勢いるもんだ(;^ω^)

 

 

尚、本会に興味ある方は弊社でも取次を行っております。

世の中には色々な○○会や横文字の○○グループなどがございますが、理念に賛同いただける方であればかなり有益であると個人的に思いますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

 

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