久々の東京出張。
週末とあってか東京駅は大変にぎわっていた。
それにしても東京駅は美しい。
毎度感じるが異国からの旅行者の方が大変多く感じる。
とても良いことだ。
カテゴリー: 仕事
ガラケー
先日、ミニ同窓会を市内で開催した。
30年近くも疎遠になっていた方ともお会いした。
髪の毛の色や体のサイズなど見た目に少しの変化はあったものの、30分もすればワキアイアイの雰囲気で和むことができた。
ただ、一時間もするとお酒も入っているので、それぞれのテーブルで暴走が始まる。こうなると幹事は焦る(^_^;)
あるテーブルでは携帯を使って連絡先の交換を行なっていた。素敵な光景であるが、よく見るとガラケー同士で何だか手際が悪くスタイリッシュではない(^O^)
フェイスブックやSNSの話題もでたが、アラフィフ前の我々の年代にとっては新規の友達や便利なスマートフォンよりも昔の旧友とまったりした時間が必要なのかもしれない・・
ショーウィンドウ
仕事柄、必ず隅々まで見てしまうのが、お店のショーウィンドー。
ディオールのウィンドウも春爛漫という感じで素晴らしい。
訴求する商品はもちろん観察するが、小道具もじっくりと見入る。場合によってはメモを取る。
トルソー(マネキン)のサイズや人工観葉植物クォリティ、照明に使われている電球、背面・・・
プロのクリエーターの仕事であると思うが、素人なりに勉強すればセンスは徐々に磨かれる。
よく、センスは天性のモノであって、見える人にしか見えず、判る人にしか判らないと言われるが、決してすべてがそうではないと思う。
探究心と向上心が”センス”という曖昧な感覚を磨いてくれるのでは・・因みに私は学生の頃、美術は5点評価の2点だった。
憧れのお店
ボークス・・模型やフィギュアなどホビー好きな方ならば、おそらく知らない人はいないだろう。
京都に本社があり、話題のキャラクターを素晴らしいクォリティで立体化している。
こちらの直営店が大阪の日本橋にある。日本橋界隈は東の秋葉原と同じでホビーショップが数多く存在する。そんな中でも一際素晴らしいお店として輝いているのが大阪ショールーム。
コンセプト、品揃え、接客、ディスプレイ・・ホビーショップとしては物凄く高いクォリティがあり、正直弊社の玩具事業部では足元にも及ばない。
このお店にいくとワクワクドキドキして時間が止まる感覚がする。将来、弊社の玩具事業部もこういうお店を越えてお客様に貢献させて頂きたいと思う。
ただ、商売ベース(収支)に関しては判らない。HPを拝見すると売上高が60億円、資本金がおよそ1億円、従業員がグループ全体で360人とある。これだけの数字では儲かっているのかどうか皆目見当もつかないが、玩具の仕入単価から考えると決して左うちわではないだろう。
やはり高収益をえているのはオリジナル造形物であったり、海外の女性客を虜にしているスーパードルフィーなのだろうか・・
大阪市長選
昨日、大阪へ出張した際に市長選のポスターを目にした。
弊社の企業理念がそのまま活字にされていたので、思わずスマフォでパチリ(^O^)
次世代の為の政治がもっと勢いを増して欲しいと願う今日この頃。
※業務連絡※
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とっても嬉しいお言葉を頂いた!
昨夜は四日市で活躍するATISさんのレセプションパーティに参加させて頂いた。
こちらの会社さん「街をカッコよく!そして成長」というコンセプトで物凄く頑張っておられる。
社長様は私よりも若く発想力が素晴らしい。弊社もATISさんに習って頑張らなければ!そんな風に思った。
パーティの席では色々な方と歓談させて頂き、とても有意義な時間を過ごすことができた・・と同時に”株式会社たまや”も”安保尚雅”という名がかなり一人歩きしているようにも感じた。今一度、襟を正して頑張ろうと思う。
そんな出会いの多い夜に、スペシャルな嬉しいお言葉を頂いた。
四日市と桑名で3店舗の美容院を経営するGARDENさん
5月に弊社のアパレル事業部とジョイントイベントを開催させて頂く。
ガーデンさんの社長様のお名前は存じていたが、始めてお名刺交換をさせて頂いた。
社長様は私よりも一回りも若く、情熱的でとても素敵な経営理念をお持ちであった。
僅か30分ほどの会話であったが、その中で心が震えるほど嬉しい言葉を頂いた。
社長様と同級生が弊社で永年働いている。彼はモデラートの責任者として私を15年間支えてくれている。稀に兄弟?って言われるほど容姿も似ているらしい(^_^;)
そんな弊社のスタッフに対して、こんな言葉を頂いた。
”安保さんと今日お話しした内容を全くそのまま、飯田くんが先日話してました。目指すべき方向や考え方が共有できていることに会社としての強さを感じます。”
私が長年かけてやってきた思いが客観的に聞けたことに、とても嬉しくありがたさを感じた。
私の求心力(カリスマ性)で商売をやっているのではない。あくまでも会社の理念に賛同し、集まってくれた同士と夢を分かち合い高みを追い求めている。
この気持ちを忘れず、これから20年、30年先も続けていきたい。
社長デスクからの眺め
私のデスクからの眺めは実に殺風景である。
商品の入った段ボール、設置場所がなく、デスクの脇に置かれたプリンター・・・
家族の写真やお気に入りの置物、会社の理念が書かれた額縁もない。
決して新しくないパソコンと、いつ必要となるか判らないような資料が脇に積まれている。
社長という立場、意識していなくてもオーラが従業員を威圧する。だから、隔離された事務所を設けてここで大半の仕事をこなす。
信頼する総務のNとは色々話をするが、彼女が帰社してからの時間が本当の意味での社長時間である。よほどの体調不良がなければ暖房も入れず、ストイックな環境で色々なことを考える。
世の中の多くの社長は浮かれたり、自惚れたりすることはないだろう。憂鬱で悲壮感を思い浮かべている。
「社長は大変でつまらない」といっては次世代の為に身も蓋もない話。1回の達成感の為に99回泣き苦しむと言い放っては何も生まれない。
この厳しさ、このプレッシャーを楽しむ鈍感さと勇気の大切を今は意識している。
社長の心得
小宮一慶さんの”社長の心得”を移動中に拝読した。
“心得”とは”理解”していることの意。
理解していてもついつい忘れてしまうのが小生のトロイところ(^_^;)
この本は社長をやっていてもついつい日常業務に流され、忘れがちな重要なポイントが記されている。
書籍には有名人が数多く出演する。松下幸之助社長、稲森和夫社長、ピーターファーディナンドドラッカー教授、ジムコリンズ氏・・
先達から学ぶことが実に多い。
偉大なる経営者、人を導く方の考え方は同じ線上にあることに改めて気付く。
最新の経営本や経営の数字に関する本を読むことは必須であるが、揺らいではならない考え方を本を通じ、気付き心に刻み続ける必要がある。
社長という職業をしていて、ごく稀に不安でしょうがなく怖くて逃げ出したくなるとき・・そんなときに読みたくなる本である。
パタゴニア社のディスプレイ
アウトドアブランドのパタゴニア展示会に行くといつも関心することがある。
それはパタゴニアの世界観を伝えるディスプレイ。
これが実に上手い!上手すぎる!勿論、パタゴニア社内の優秀なVMD専門チームが創り込みをされているのだが、パタゴニアという服をどういうシーンで使うのがベターなのかを的確に表現している。
ここまで世界観が表現されると、変な話”商品の価値”以上に消費者への訴求力がある。
ブリキの板、流木、植物、アウトドア道具、絵、フレキシブルマネキン、色々な小道具がテーマによって配置されている。まるで映画のセットのようにも見える。
弊社もこういう空間を売り場の担当者のスキルでつくりあげたいと考える。
自分が子供だった頃、贔屓のお店のショーウィンドーにはりつき、夢を膨らませた記憶がある。そんなショーウィンドーを我々はつくり、お客様へ夢をお届けしたい。
お客様の”心を躍らせる”仕事をもっともっとやりたい!
憧れの人の悲しい知らせ
先日、セルジオロロピアーナ氏の訃報を知った。イタリアを代表するカシミヤ、ウールブランドとして名を馳せたロロピアーナ。
氏のスタイリングはダンディズムという言葉が最も相応しく、ファッション界において私が最も敬愛する方であった。
ロロのカシミア素材はトロトロ感が半端ない。ローゲージセーターの立体感は群を抜いており、高額品ではあるが他のセーターブランドとの差は歴然である。また、数年前に購入したベビィカシミアを用いたショールは肌触りがすこぶる良く、編み方に工夫がされている為、デリケートに使用しなくても十分な耐久性がある。
ルィヴィトンに買収されてから、かなりラグジュアリー方面へ傾倒していったがロロの持ち味である、オーセンティックで上質な素材を用いた製品創りは引き続き継承されてきた。
60歳を過ぎても氏のような素敵な着こなしができるよう、これからもファッションを追求したいと思う。