12歳未満の入店規制


「この店、ふざけた事抜かしやがって・・」
昨日、10月1日より入店に年齢制限を設けた。店は最も危険物が陳列されているモデラート。
良いこと、悪いこと、色々な事を考え苦渋の決断をした。
弊社の全ての建物は情けない話だがユニバーサルデザインをベースに建築されていない。
身を削るような思いで借金して立てた建物にはエレベーターも無ければ、階段のスロープも緩やかではない。駐車場は停めずらく、店内は決して広くない。
好奇心旺盛な子供たちが見たことの無いモノに実際触れるのはとても素敵で大切なこと。
しかし、売り場には使い方次第で凶器に変わるものが沢山ある。
キャンプ用カトラリー、鉄製の鍋、高輝度なLEDライト、ガスバーナー、ピッケルやアイゼン等のクライミング用品、鋭利なエッジ剥き出しのボード・・
今までに幾度となく、親御様に趣旨のご理解をお願いした。
大半の紳士的なお客様は趣旨の本質をご理解頂き、お子様に安全とマナーを説いて頂いたようだが一部のお客様にはどうしても伝わらなかった。
割れたコップ、破られたパッケージ、傷の入ったボトル、菓子が付着した衣料、倒されたボード・・
我々小売にとって商品は金であり、命でもある。
いつからか、子供が走って階段を登ってくる音を聞くと、スタッフの顔が暗くなるような気がした。
店内を走り回り、大声を出す子供に過敏になっていった。
このままではお客様と親愛関係は築けない。
お客様は神様でも友達でもない。我々がお客様に伝えたい事を最も理解頂けるサポーターであると信じたい。
子供がディズニーランドで身長制限の乗物に乗れなかった経験はおありだろう。
気の利いたカードはお配りできないが、中学になって御在所を登る為に山の道具を見に来てくれる事を心から願いたい。
あの店大きくなったら行きたいな・・そんなワクワク、ドキドキするような店であり続けたいと思う。

”あたい(値)すべき人”となるために

大晦日に食事をしながら、子供達に2011年の抱負を四字熟語で尋ねました。
すると、長男は「一生懸命」、次男は「文武両道」、長女は「品行方正」との事。
一年の始めに”志”をたてたり、目標をかかげるのはとても素晴らしいことだと思います。
”目標”はゴールにいたる方法であり、ゴールは明けても暮れても思い抱く”夢”ではないでしょうか。
夢の実現の為に、目標があり日々の目標達成の積み重ねが”〇〇に値すべき人”になれると私は思います。
新年の抱負を今年の大晦日まで思い続け一年を過ごせるでしょうか。
努力の継続なくして目標への到達はできません。
しかし、どんなことにも始まりがあります。
目標や志を立てるのに”決して遅い”という事はありません。
長いようで短い人生において、いい時もあれば悪い時も必ずあります。目標に向かって直向に努力を続け、努力を続けることを喜びにしたいと思います。
私は12個の具体的な目標と、三つの心構えを掲げました。
そして今日から一つずつ努力を重ねたいと思います。
私は子供達に「水滴石穿(すいてきせきせん)」という決意の四字を伝えました。

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