納税

弊社の決算は7月末日、9末の今日は消費税や法人税などを納める日。

 

会社経営をやっていると四六時中”お金”の出入りに振り回される。

 

今期も何とか納税できそうだが、これだけ一年間従業員一同頑張ったのにお金って手元に残らない。借金の返済と納税のために働いるのか・・?と思ってしまいそうだ(;^ω^)

 

内部留保があって自己資本比率が高い会社って、結局二代目さんや三代目さんが経営するような老舗の会社。

 

弊社は少なくとも、後10年は頑張り抜かないと金策にはまだまだ悩まされそう・・(◎_◎;)

 

土地買って、建物立てて、正社員雇用して・・・初期投資が必要な経営手法よりも、借り土地、借り建屋、非正規雇用でスピーデにパパッとやるスタイルの方が短期的には経営として楽なのだろう。

 

月末に経営者の戯言のようなことを書いてしまったが、来月はテンションあげて挑みたい。

 

当月も拙いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

 

新店舗始まる

弊社アパレル店舗が集うネストビル二階に新ジャンルのお店が9月22日スタートした。

お店の名前はDOKODO(ドコド)移転したTMPの跡地にプレオープン。

 

 

素材の良さ、仕立ての良さ、着心地の良さ、シルエットの美しさ、伝統的素材と技術にフォーカスしたお店。

 

どちらかというとミドルエイジのハイセンスな女性のキレカワイイをお手伝いしたい。

 

また、こちらのお店では積極的にライフスタイル提案も行う予定。気の利いた雑貨やキャンディ、家具などもゆくゆく取り扱いしたい。

 

専用HPは【コチラ】になります。今後の展開にご期待ください。

 

 

うれしい出来事

また台風が接近している。ここ四日市も朝のうち晴間が見えたものの小雨が降りだした。

 

大雨になる前に昨日刈り込んだ雑草の後始末をしていると従業員の出勤が始まった。

 

大汗かきなが社長の自分が野良仕事しているのを見かねてか一人・・また一人と手伝いに来てくれた。

 

 

大量の雑草を袋詰めし、縁石の端など刈り取りできなかったところを手袋も使わず一生懸命引いてくれた。

 

 

”指揮官先頭”という考えと行動は経営者に必須であるが、度を過ぎると従業員に過度なプレッシャーとなるので、正直こういう体育会系のノリを封印してきたこともある。

 

時代の流れや従業員の年齢を考え、個人の主義主張を認め自由度の高い会社を目指してきたが、近頃ある一部で利己主義的な考えを生んでいる事も否めない。

 

今日の出来事は本当に嬉しかった。

 

新人の大輝はホウキとチリトリをもって会社の周辺を歩くのが習慣になっている。弊社に今までこんな人材はいなかった。

熟練者と新人が一つの組織内で混ざり合い、良い意味で刺激を受けながら仕事できる環境は大切である。

 

HPリユーアル

弊社のTOPページがアップデートされた。

 

 

会社の沿革や、事業紹介、採用情報、交通アクセスにスタッフ紹介などを掲載。

 

以前にもブログで書いたと思うが、弊社のWEBはすべて自社のスタッフが内製でやっている。

今でこそ、ウェブデザインを外注に任せてもそこそこの予算でやれるようになったが、コストのかかる細かいアップデートを社内スタッフでやれるのは強みである。

 

そして何よりもキースタッフが今日より明日、明日より明後日を良くしようとする”改善心”が豊富であり、良いと思ったことはどんどん変えていく。社長である私からの号令が出なくても能動的に行動できる点は評価に値する。

 

組織として間もなく30人を超えるが、”スピードと変化する力”は小さな組織の最大の強みなので見失うことなく今後もリーダーシップをとっていきたい。

 

 

 

仕事をする上で夢は大切だ。

 

新事業の計画がいよいよ本格的に動き出した。

 

 

コンテンツ、時期、投資費用もまだまだ未確定なものばかりであるが40代最後の勝負。

 

毎年毎年勝負してきたので今回も勝てると信じているが、正直不安もある(;^ω^)

不安と恐怖に勝つためには、考えて考えて考え抜いて腹をくくるしかない。

 

荒物雑貨、自転車、北欧家具、カフェ、理美容に興味ある大和撫子&大和男子求む\(^o^)/

 

 

 

スカンジナビアンリビングさんへ

久々の出張。今回は新事業の家具と雑貨の商談で大阪と神戸へ。

 

神戸に関西オフィスを構えるスカンジナビアンリビングさんは北欧のPP MOBLERやFREDERICIAなどを扱う正規代理店様。

 

 

北欧家具の二大巨匠HANS J.WEGNERやBORGE MOGENSENの作品は個人的にもコレクションしたいものが多い(;^ω^)

 

一目ぼれ買いできるような価格帯ではないものの、世代を超えて使用できる堅牢さ、高品質、普遍なデザインは毎日触れ合う家具としては非常に価値が高い。

 

取り扱い条件など詳しいお話はできなかったものの、ブランドの歴史やフィロソフィー、新製品、お手入れの仕方などのレクチャーはとても有意義な時間であった。

 

およそ半日間に渡るMTGだったのだが、プレゼン中に使用させて頂いた椅子があまりにも快適な座り心地であったため、途中睡魔に襲われそうになるようなことも(;^ω^)

 

弊社が長年事業として取り組んできたアパレルやスポーツ事業の業界とは知識や人、商習慣も違いとても新鮮で大変有意義な一日であった。

 

 

 

 

 

手仕事

飛騨産業のショールームでろくろ脚を削る職人さん。

 

 

こういう手仕事ができる男性って同性目線で見ても素敵でカッコイイ(;^ω^)

 

専用のノギスのようなものを木部にあてながら数ミリ単位で削っていく。一見簡単そうに見えるのだが、熟練の技を要する。

 

シンンプルな北欧家具系が好きなのだが、どうも近頃飛騨産業さんの名品”穂高”のような古き良き時代のカントリー系家具に興味をそそられる。特にロクロ脚を使ったヴィンテージのロッキングチェアなどは堪らなく欲しい(;^ω^)

 

ここ四日市では中々自分好みのインテリアショップさんが少ない。

店舗運営には大きめの売り場スペースが必要だし、木製品に対する専門知識も求められる。アパレルやスポーツとは気色も違うので安直に参入できるジャンルではないかもしれないが、是非新事業で取り組んでみたい業界だ。

 

 

 

FINN JUHL ART MUSEUM CLUB

高山も台風13号の影響で訪れた二日間ともに残念ながら天気は悪かった。お陰で帰りの電車が二時間遅れ(;^ω^)

接続する近鉄電車が通常運行していたので足止めを食らうことは無かったが、近頃の天候不順にはヒヤヒヤさせられる。

 

以前から訪れてみたかった高山に再現されたフィンユールの自邸にようやく足を運ぶことができた。

 

 

白の外壁にアクセントとして取り入れられた明るいバイカラー。一目でFJ邸と判る建物は北欧家具の修復や木工技術に優れたキタニジャパンさんがつくったものでNPO法人として運営されている。

 

間取り、インテリア、建材、そしてヴィンテージ家具・・細部まで興味をそそられる自分は2時間以上滞在しただろうか(;^ω^)

 

フィーンユール氏の作品は一切所有してはいないが、実に美しい作品が多い。ウェグナーやケアフォルム、ヤコブケアなど北欧の著名なデザイナーが創造した作品は市場でも現在とても人気。

 

何らかのカタチで弊社の新しいビジネスへ繋げていきたい!・・決して私社長の趣味の延長ではない(;^ω^)

 

 

釣り具とおもちゃ

台風接近の中、飛騨高山へ来ている。

昨年に続き”飛騨家具フェスティバル”でマーケット調査。

 

お仕事前に少し高山の街を歩いてみると、予想通り欧米人の方が多い。古い街並みの通りは外国人の方ばかり。

お店のメニューやpopも英文のモノが多く目ににつく・・・ここは本当にあの高山かと目を疑ってしまうほど。

 

商店街には現代にあわせインバウンドのお客様をねらったお店と、昔ながらの地元の客をターゲットにするお店に二分されている。

 

釣り具とおもちゃのお店は、そういう意味では昭和の時代のまま。

 

 

竿や釣り餌と同じ棚で知育玩具がおかれているのはある意味斬新。

店主は年配の方なのだろうか・・・後継者は・・・テナント料は・・・

 

高山でユースホステルやゲストハウスはどれぐらいあるのだろう・・ついつい商売の思考が働いてしまう(;^ω^)

 

 

あたらしいお店

アパレル店が集うネストに新しいお店が間もなくオープンする。

ストリート色の強いお店を統合させ、新しいジャンルのスタイルを提案し新顧客層の心を掴みたいと店舗責任者から企画書があがってきた。

 

弊社では基本、やってみたい事業や新しいコトへのチャレンジは極力やらせるようにしている。

過去に何度失敗しているか・・(;^ω^) 記憶をたどると冷汗がでるが、許容範囲で経験を積ませることがとても重要だ。

 

数年前、アパレル店舗が未だ四日市の近鉄西の路面で商をしていたとき、勢いの出てきたSというドメステックブランドを取り扱った。初年度からブランドの勢いがあったので翌年度からオーダーを倍々で増やしていった。何回目かの秋冬で勝負をかける為、オーダーに山をはった。当時、支払できる金額を遥かに超えていたであろう。その年、東京ドメブラの流行が急に失速し、大量の不良在庫をかかえることに・・残った在庫を捌くに2年を費やした。勿論、大量の赤字。

 

ある時は洋服付きの女性スタッフとの出会いから、綿密な事業計画無しにレディースアパレル店舗を開業。ショップコンセプトが定まら無い中、女性スタッフに任せすぎた挙句、大量の不良在庫。お店を閉店させ在庫処分もこちらも数年かかった。

 

他にも数えきれないほどの失敗を決済している。

 

しかし、その当時コトに当たったスタッフ(現責任者)はあの時の失敗が今の教訓になっていると述懐する。

 

要は結果がでなかった時、当事者が猛省し、分析し、改善する能力があるかを見極めることが重要。

 

金貸ではないので担保も取れないし、失敗したからといって給料を減らす訳にもいかないし、ましてや怒鳴り散らしてもダメ。

 

経営者はひたすら”手柄は部下に責任は自分が取る”という覚悟を呪文のように自分に言い聞かせ、もしもの時にライフライン(私の場合は嫁のヘソクリ(;^ω^)を準備する。

 

 

今年度は他にも大きな新事業をやることを決めている。新しいことへのチャレンジは楽しくワクワクする反面、恐怖とストレスに潰されそうになる。

 

ただ、結果が予想を超えてきた時、部下が結果を出し自信に溢れ喜びの笑顔を見せた時。経営者としてこのうえない充足感に満たされる。

 

だから経営者はやめられない。

 

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