社長として大切な仕事の一つに人事考課がある。
前期を振り返り今期の待遇面に落とし込むには物凄く労力を要する。
評価というものは信賞必罰に複眼的に行うことが必要であるが、ファジーな部分を汲む点が一番悩む。
給料報酬を昇給か据え置きか・・有給休暇は何日・・経費枠はどれぐらい・・
キャッシュフローが良く、利益が出ていれば会社の実態に見合った納税を済まし、それ以外のキャッシュを従業員の報酬に付与させたいと多くの経営者が思っているだろう。しかし、実際やろうと思うとかなりハードルが高い。
会社は利益を出した従業員にお金、ヤリガイ、自由な時間(休み)この3つを対価として与える必要がある。弊社には事業部が4つ存在するが、評価においてはぞれぞれの事業部で独立して行うようにしている。
従業員の労働対価に関する考え方は様々で、直近のお金に物凄く固執する人もいれば、野心(向上欲)はあるのか・・?と思ってしまうほど呑気な方もいる。よその芝生と比較して不満を申すものもいれば、一切待遇面面について発言しない人もいる。
全ての方の言い分は決して間違ってはいない。しかし、全ての方の意見を聞いていては会社を長く存続することはできないであろう。
株式会社である以上、会社と私は委任関係であり永続的に存続することが必要であり、それがお店(会社)に支援と投票(買物)をしてくれるお客様への感謝の証であると思う。
売上(在庫)の数字、勤続年数、仕事に対する姿勢と考え方、人としてどうか・・
一人を除いて、給料の昇給を行う決断をした。休暇も正社員は年間12日増やすことにした。
”在庫を適正化する”このお題目をきっと達成してくれるであろう。
来期こそは自分自身の役員報酬を上げたい。
カテゴリー: 仕事
スノーボード2014シーズンが始まる
決算が終わってホッとするのも束の間。2014年スノーボード商材の入荷が始まった。
南半球か屋内ゲレンデに行けば、スノースポーツを楽しめることができるが、この猛暑では中々スノボードモードにスイッチが入らない。しかし、スノーボードがライフスタイルの中に存在する方は遠方から来店頂き早々にご予約を賜る。本当にありがたい。
季節物を取り扱う弊社では殆どの売り場で秋冬モードにシフトし始めた。人気商品や限定アイテムなどは毎度ながら早めに売り場から姿を消す。今冬のトレンドやお奨め商品をご案内したくてスタッフもうずうずしている。
涼みがてらに是非ご来店を!
伊勢鉄道
今日、生まれて始めて伊勢鉄道に乗った。
この電車は超ローカル線で会社近くの河原田駅から津駅までのおよそ22.3キロを運行している。
ワンマン車両で料金は後払い。車両は一両のみ。運営は県出資の第三セクター方式というのだがそれにしても乗車客が少ない・・
南四日市(JR)から乗車して目的の稲生駅まで4区間。これで480円はちょっと割高に感じる。
近頃、地方ではローカル線の廃線が多くなっているようだが、もう少し駅や車両に工夫をするべきだと思う。鉄道マニアと呼ばれる方は年々増えていると聞くし、車の飲酒運転がこれほど厳しく取締されている訳なのでちょっとした工夫で乗客はもっと増えるのではないだろうか。
先ずは列車本数をもう少し増やさないと話にならないと思う。
早朝の仕事
只今の時刻、午前6時40分。
この強烈な猛暑の中で安定した仕事(特に創造性や決断を要する仕事)をこなすのは大変である。
仕事柄どちらかというと夜型の勤務体系なのだが、この時期は意識して朝型へシフトしている。
多くの経営者は早朝仕事をこなす事が得意と聞く・・自分は決してそうでないので、早起きはやはり辛い。しかし、一度寝床から出てしまえばエンジンは直ぐにかかるほうだ。
朝の7時と夜の7時では全く空気の流れが違う。
また、水分過剰で食欲不振になりがちでもあるので栄養面も普段より夏場は少し配慮している。
今日の朝食は、豆腐まるごと一丁にキーマカレー(レトルト)がけとヨーグルト。
手軽に短時間で栄養補給できるのでお奨め。野菜系のリゾットも食べやすくて調子いい(勿論、レトルトだが・・(^_^;)
ここ四日市は昨日に比べ少々風があるようだが、日中は昨日同様に35度を越える可能性が高い。
質の高い睡眠、栄養摂取を意識した食事、適度なスポーツを心がけ残暑を乗り切りたいと思う。
さて、弊社はお盆中も通常営業となるが、8月14日の水曜日は定休日となりますのでご了承下さい。遠方から帰省されている方は是非お店に遊びにきて下さい。少しだけ秋物入荷しております。
新店舗オープンに伴うお引越し
今日は定休日にも関わらず新店舗オープンの準備の為、アパレル事業部のスタッフが全員出勤してくれた。
この酷暑の中での引越し作業は物凄く体力を奪う。日頃、運動慣れしていない事業部なのできっと明日は筋肉痛に襲われるだろう・・(笑)
ご苦労様。今夜はゆっくり静養してください。ありがとう。
やらなけれればならない仕事
ファッション誌にトレンド誌・・哲学本から経営本まで時間をつくって本を読んでいるのだが、どうもこの手の活字を読むのは気が進まない。
保険の約款、雇用関連の法的解説書・・会社の代表として読まねばならぬ内容だがついつい後回しにしてしまう。
理由は専門用語が多過ぎて最後迄読みきれない。
むしろ専門家から口頭でポイントを聞いた方が早いし頭に入るから。
日頃”やらなければならない仕事を後回しにしてはいけない!”と部下に申している立場の人間として少しばかり反省している。
それにしても税法はわざわざ小難しい解説にして、納税者の心理を巧みに操作しているのではないかと思う今日このごろ・・・
”税金”は社会を安定させ平和を守る為に必要であることは重々承知しているが、消費税が27年の秋から10%になる可能性が非常に高いが、これは小売業にとって物凄い驚異であると思う。
苦悩
社内では日々改善のネタが溢れている・・・
先日、お金に纏わるミスが社内で発生した。
弊社では業務上のミスが発生すると「業務報告書」なるものを記載し、上司に報告する仕組みをとっている。
コストのかかった全自動売上装置が売り場に設置されていない為にか、ヒューマンエラーによるケアレスミスはやや多いと感じる。
今日はとても悩ましい問題にぶち当たったのでブログに書き記しておきたいと思う。
・従業員Aは自分が行ったケアレスミスの発覚を恐れ、不足金の補填に自腹を切って対応した。その後、側近者がある処理を切欠に異変に気付き報告を受ける・・こういう対応が過去にも数回あった。
・従業員Bは同じ類のケアレスミスを連発し、業務報告書の記入が最も多く。最後の改善案の項目には毎回”注意徹底します”という言葉でしめくられている。しかし、依然として同じようなケアレスミスが減らない。
こういう場合、経営者はそれぞれ違った導き方で従業員に学ばせる必要があるのは言うまでもないが、再発防止に繋がる根本的な指導方法が実は見当たらない。
怒号をあげる。解説を交え論理的に話す。飴をたっぷり舐めさその気にさせムチを打つ・・色々な指導のアプローチを試してみるが時が経つとまた再発する・・・・
閑話休題。
先日、ある番組で”人はガンと告げられると、すぐさま生き方を変えれる”という医師の話を耳にした。つまり死の現実を意識した瞬間に生活習慣を変えられるというお話。
凡人の多くは追い込まれなければ、考え方や生き方などの行動を改めないとは十分承知している。
しかし、末期ガンになってから思考を変えていても遅い。
育った環境、性格、価値観・・・人は生まれながらに違いがあるが”働く”ということは、関わる人を幸せにし笑顔にする事でなければならない。
自分が考える”仕事の本質”についてもう一度ゆっくり説いてみようと思う。
新年度の始まり
弊社では今日から新しい期が始まった。お陰さまで第20期を迎えたことになる。
今日までに30人近い雇用を生み、これほど沢山のお客様にご贔屓頂けるとは起業時思ってもいなかった。
ただ漠然と”なんとな~く自分の為に何かを成したい・・”正直、覚悟の無いあまい気持で26歳の時に店を始めたと思う。
これから先20年~30年と会社を継続発展させる為には、不変な経営理念を守りながら、ありとあらゆる面において”変化”を恐れずに決断する必要がある。
何度も本ブログで吐露しているが、会社代表という職は”生きがい”を十分に感じるが、非常に体力も心力も要する過酷な仕事に違いない。
会社にとって、儲かったかそうで無かったのかは最も重要視され点ではあるが、売上高が何パーセン上がったとか・・在庫金額が幾ら増えたとか等・・数字だけに縛られ経営の舵を取るのでは無く、スタッフと対話を重ね、商品と売り場をしっかり見つめ、親愛なるお客様との大切な関係を最深く築きたいと思う。
その為には先ず第一に”自分自身の健康”を念頭におき、年間安定した指揮を執らねば!
本決算
弊社の決算日は7月末。
明日は定休日となるので、事実上今日が今期最終営業日となる。お陰さまで昨年度の売上を10%強上回る結果となりそうだ。
偏に親愛なるお客様のご指示であり心の底から感謝の気持をお申し上げたい。
本当にありがとうございます。
引き続き弊社が取り扱い、ご紹介する品に共感頂けるのであればご支援ご贔屓頂ければ幸いです。
我々はお客様に”笑顔”になって頂けるような商品を提供することが役目であると思っている。
さて、8月もまだまだ猛暑が続き、盛夏物のご紹介で今期を振り返る余裕は一切ないが、それにしても年度後半は社長としての仕事が不十分であった事を猛省している。特に今まで経験した事の無いような体調不良は仕事の質を大きく落としてしまった。
年々睡眠不足やストレスが溜まると回復に時間を要していることは確か。
心構え、生活リズム、体調を万全にすることが来期一番の課題である。
出張
そびえ立つビルを見ると不安になる。
少し離れた異国では地震の恐怖が全くなく、どんどん建物は高くなる・・
外から日本を見るとつくづく内需の悪さを実感してしまう・・