今日は休日を返上して展示会に参加した。
ブーツの大御所ブランド”レッドウィング”
毎年、名古屋で開催頂くので三重在住の我々にとっては非常にありがたい。
自称靴マニアの自分にとっては、仕事を忘れ製品説明に気持ちが入る。
来期もプルアップタイプのレザーを使用した新製品がリリースされる。
個人的にはラフアウトなどの起毛系素材に興味があるので、そちらも期待したい。
カテゴリー: 仕事
気遣いと気配り
インスタントラーメンに湯を注ぐと、カップの半分にも満たないところで湯切れとなった(汗)
慌てて、水を継ぎ足して沸かした。こういう事がお恥ずかしながら社内で近頃多い・・
次の人の為に・・そう考えるのが日常生活の中で当たり前のように過ごしてきたが、どうやらこういう常識事を最近の学校では教えて無いのではないだろうか。
レストルームから出る時にはスリッパを並べる。銭湯で桶を使ったら整える。部屋から出る時は電気を消す・・・
これは躾とか徳育とか以前の問題であると思う。
上司に対してへつらうような行為は一切必要ないが、もう少し他人様の事を考えるような生き方はできないものだろうか。
どんな事も結局は巡り巡って自分の身にふりかかるのだから。
”これもそれも時代の変化”と思い、若者を丁寧に諭す気持ちを持とうと思う。
横浜出張
先日、パシフィコ横浜で開催された国内最大規模の3S(スケート、スノー、サーフ)見本市に参加した。
開催場所や規模は色々と変化しているが20年ほど前に弊社がスノーボードの取り扱いを始めた頃から、ずっと続いている商談会である。
年に一度、ここへ来るたびに商売の原点のようなものを思い出し気が引き締まる。
出展ブースの雰囲気や来場者の方々も随分変わった。時々、昔のスター(ライダー)を見かけたが、昔の”ヤンチャ”な面影はない。
時は確実に流れている。
以前はスノーボードがスキーのトレンドを追い抜いたように伝えられていたが、ここ数年スノーボードがスキーに抜かれているとも聞く。スノーボードやサーフィン、スケートボードといったサイドスタンススポーツも今はランニングやトレッキングに人気を奪われているとも聞く。
どんな文化やモノも何れは廃れ、消えていく運命にある。
消えて無くならない為には、何かを捨て、新しい事にチャレンジする勇気が必要である。
そんな事を考えならが横浜をあとにした。
退職される方
社長としての力量不足が結果として従業員を退職させる・・確かにその通りで、毎度反省と改善を繰り返している。
直属の上司が従業員の意見を汲めなかったのも上司の力量不足・・確かにそういう点もあるだろう。
人を導く立場の要職を受けたなら、小言を吐露せずに全うせねばなるまい。
しかし、時に思い込みや誤解、ワガママや一時の感情で雇用関係が決裂する事もある。
一時の感情で雇用関係が決裂したなら、何時かまた一緒にやれるだろう。
そういう柔軟な心、考え方も指導者は持ち合わせなければならない。
「去るもの追わず、来たるもの拒まず」
ようやくこの言葉の真理が見えてきた。
万引犯
今年の夏から1月末迄に100万円近い万引き被害にあった。
子供でも判る事だが、万引きは犯罪で、万引きで会社は潰れる。
好奇心、生活苦、癖、妬み・・動機は色々とあるだろう
しかし、何としても万引き犯に心を入れ替えてもらわなければならない。
店内にはダーミー(偽物)カメラ以外に高感度なウェブカメラを6台設置した。
効果は覿面。
犯人は親愛なる常連様だった
悲しいが、この現実を受け止めなければならない。
今後、二度と店の敷居をまたがなければ・・
展示会
昨日は大阪で開催されたアウトドア関係の展示会に参加した。
以前、バップパックブランドの”グレゴリー”を扱っていたA&Fさんの個展だったのだが、相変わらずの盛況であった。
今秋からは新たにバックブランドの”ミステリーランチ”も取り扱うようだ。ペンドルトンにバーバー、アウトドアリサーチにアイベックス、他にも無数のギア類を輸入されている。
一日あっても見切れない程の商品郡なので、営業担当者の方も相当大変だと思う。
来年のオーダー業務もそろそろ目処がついてきたが、毎年未来を(来年)を予想するのは難しい・・
蔦屋書店
先日、商談終了後に代官山のT-SITEを訪れた。
ご存知、ビデオレンタルの経営やTカードで有名なTSUTAYAさんの直営店舗”蔦屋書店”がある。
”大人のための文化の牙城”と凄いキャッチフレーズを上げているが果たして本当にそれだけの価値があるのか、若干不安視しながら訪れてみた。
・・”圧巻”の一言であり、こんな施設があったら一日中でも篭もりたくなる。
男子がワクワクするような車や映画に関する書籍から、多読家を唸らせるような文学書の類までありとあらゆる本が棚を埋め尽くしている。
又、立地的な面もあると思うが、一目で上客と判る方が多数来店されていた。
この施設ほど尖っている必要は無いかもしれないが、個性的で文化を配信する商業施設が次世代の為にも、もっともっと地方でも増える事を期待したい。
増田社長も尊敬する経営者の一人である。
不信
人間不信とは「何らかの原因で他人を信じられなくなる事」
何らかの原因・・・
社長業を長年(・・と言っても20年ほどだが)やっていると、裏切行為にあう事が時々ある。
身から出た錆と思って、自分自身の発言や行動の改善に努力してきたが、時々限界点に達する。
諸兄諸氏は、そういう場合どういう風に対処するのだろう。
同じ痛みの判る立場の方と酒を飲む、本(先人)に答えを求める、甘いものを爆食いする、スポーツやサウナで汗をかき爆睡する・・・
そんな行為で解消されないぐらい深く人を不信に思った場合・・
人間不信なんて、そもそも最も時間の無駄だと判ってはいるのだが。
やっぱり時が解決するのを待つしかないのだろうか。
人間を不信に思うぐらいなら、人を雇用せず人と関わるような仕事を辞めれば良いというのは理屈では簡単ではあるが、人が好きで商売を始めたのだから解決にはならない。
閑話休題。
大好物の味噌煮込みうどんを食べながら”忘れる”努力をしよう。お腹が空いているとついつい原因をソコへ持っていってしまう。
不信に思う人に出会う時もあれば、心から信頼おける人に出会う時もあるのだから。
今日から二月。
心機一転頑張ろう。
お子様の入店規制(追記)
近くの同業種店様でこんなポップを目にした。
どこのお店でも入店される子供さんと親御さんのマナーにお悩みのようだ。
当店でも12歳未満のお子様の入店をお断りして3ヶ月が過ぎた。不快に思われたお客様も少なからずいらっしゃったと思うが、多くのお客様にご理解とご協力を頂き大変感謝している。
先日、通信販売を日頃ご利用頂いている顧客様から、入店規制の導入に付いての経過などの詳細を聞きたいとご依頼を受けたので、以下のようにお答えさせて頂いた。
冒頭にも書いたが何分、文章力が乏しいので誤解を招く部分もあるかと思うがご了承頂きたい。
”この度はコメントを頂き誠にありがとうございます。又、平素は弊社の通信販売をご利用頂き重ねてお礼申し上げます。
さて、お問い合わせ頂きました”12歳未満の入店規制”について補足説明させて頂きます。
尚、私の拙い文章力では正しくお気持ちが伝わるかどうか、若干不安ですが会社代表として思った事を綴りたいと思います。ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。
◆先ず、導入の切欠(発端)
・小さいお子さんが店内を走り回っていて、すっ転んで怪我(軽傷)をされた。
・店内の割れ物を触って破損された(幸い怪我はなかった)
・アイゼンやピッケル、カラビナなどの鋭利な物を素手で触っていた(親は注意しない)
・商品を飴玉を食べたネチャネチャの手で触っている。子供軍団お馴染みのテント遊びもかなり酷い。
・幾度となく親御様に協力をお願いしたが、一部の親御様に伝わらない悲しさと無念さをつくづく感じた。
・注意するスタッフの士気が下がってきた。
・大人やプレイヤーの方がワクワクするような新しいディスプレイに挑戦したかった。
◆導入にあたり不安視した点
・ファミリーの顧客様に反感を抱く。
・キッズ用品の取り扱いをほぼゼロにする事による売上減(ウェブでフォロー予定)
◆導入約3ヶ月のお客様の反応
・小さなお子様をお連れのお客様はどちらかの親御様が車で待機されている。
・年齢層の高いお客様のご利用が増えた。
・商品をゆっくり見れるのでとても良いと好評。
・”良くぞ言い切った”と業界関係者の方から良く言われる(私的には”言い切った”という気持ちは無く”協力頂いている”というスタンスだが、同業者は何処か入店制限をやりたい強い気持ちの現れ)
今後については、設備投資の予算が取れればお店横の空きスペースに遊具を置こうと思っています。車でお待ちいただくのも大変恐縮しています。入店制限に関しては今後も続けていきます。むしろ制限年齢を更にあげる(16歳以上)事も考えています。今後もニッチでプレイヤーが欲しくなる商品を扱うのが我々専門店の生きる道だと考えているからです。
ここからは、個人的にお話をさせて頂きます。
私個人の気持ちとしては、フィールド(キャンプ場や里山)だけではなく、お店で商品のセレクトをご家族(お子様を交え)同伴でやって頂きたいと思っています。子供であっても自分の物を自分で選ぶ決断力は大切です。又、親を育てたちょっと先輩パパとしてママとして、若いパパさんやママさんに子供を交えた遊びの提案やお店でのマナーなども商品プラスαでお伝えしたいな~と思っています。
現在、弊社がフォーカスしている小売ジャンルは小さいお子さんとの接点は大変少ないですが、いつかキッズレストランやキッズ専用サロンなども事業計画としてプランニングしてみたいと夢を描いています。
私もお陰さまで三人の子供を養っております(汗)高校二年生、中学二年生、小学校6年生の一姫二太郎(笑)で子を授かりました。現在も子供に対し、親として満足行く躾や徳育はできておりませんが、小さい頃は大変厳しく子にマナーを叩き込んだ記憶がございます。
・・と言いますのも、我が家の長男は自閉症という病気を持っておりまして、健常者の方に比べ多動(じっとできずに徘徊するクセがある)なところがあります。
振り返れば、病院へ行っても、レストランへ行っても・・”親の躾ができていない”と言われてきました・・それはそれは親として涙を流した日が多くありました。
しかし、今では多動も薬で抑える事なく自分でコントロールできるに至りました。それには、専門医や指導者、友達、社会などの暖かい目が導いてくれたのだと感謝しています。
話がかなり脱線しましたが(汗)私個人としては若いパパさん、ママさんの子育て(躾)は是非頑張って頂き、モンスターペアレントなどと言われるような親に決してなってはならないと思います。
お店とお客様(売り手と買い手)が権利や義務を極端に主張ぜず、お互いの立場で物(情報)を売り買いする事が、
”本当に必要な物や情報を買って笑顔になる” ”お店を育てる” ”地域が発展する”そんなハッピーな循環がやってくるのではないか・・そんな風に考えています。
いつの日かご来店頂く日を楽しみにしています”
出張
昨夜、大阪で商談を終え深夜東京入りした。
早いものでアウトドア製品の2013展示会シーズンが始まった。
ニューファブリック、歴史をアーカイブした製品、見直された価格。環境に配慮した生産方法・・
今季のモデルよりも全てがアップデイトしている事は確か。
しかし、”物凄い!”というカルチャーショックを受けるような衝撃は残念ながら無い。
東京という日本の中心街を見ても、変化はしているものの革新的な新しい発見も少ない。
・・しいて言えば、中国や韓国からのツーリストが多く目につくぐらいだろうか。
我々のようなローカルな小売業もグローバルな視点でビジネスを考えなければならない事をひしひしと感じる今日この頃でもある。