職業病

”ファッション”の販売を生業にしているので服やトレンドについて考えない日はない。
大切なお客様と商談させて頂く時も、服装を足先から上へ必ず目をやる・・嫌な癖だ(;^ω^)
近頃、反射的に目が行くのは男性ならばシャツの襟元とボタン、袖のカタチ。
襟のカタチは勿論、襟芯の固さまでも妄想してしまう。釦の糸付けがしっかりとされているか、釦の大きさやカタチ、素材もチェックし、シャツ袖の形状は時計との相性まで目が行ってしまう。
一見、スーツの素材、サイジング、ネクタイのノット、靴の光沢、カフスなどのアクセがパーフェクトであってもシャツに手を抜く方は存外多い。
洒落者は一見普通で奇をてらわない・・限りなく自己満足だ。
稀にそういう洒落者に出逢ってしまうと、その方の職業、性格、趣味趣向を知りたくて堪らなくなる。
シャツ釦一つに拘る!そういう洒落者が集う店をいつかはやりたい。

 

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