一木一草

あるとき心打たれた一枚の写真から虜になった写真家、前田真三氏。

代表作の「一木一草」が古書店で売られていたので思わず買った。

アルバムを眺めモノオモイに深ける自分を数年前は想像もできなかった。やはり、年を重ねたことが最大の理由であろう(;^ω^)

四季のある自国の素晴らしさを本書は写真を通じ雄弁に物語っている。

美しい写真に触れることは感性を磨いてくれることを少し前に知った。

本を読むことが人生を豊かにすると同じぐらい研ぎ澄まされた写生を見ることは大切だと思う。

前田氏の写真集・・近頃、クリエーションに欠かせない。

Temptation

溺愛するシューズメーカーからヤバイDMが届いた。

JLバイリクエストフェアが当月末に名古屋の直営店で開催されるとの事。

いや~履きたい! 創りたい! 欲しい!

リクエストするなら構想3年・・・

タッセルローファーでレザーはダークブラウンスウェード。秋に履けるスリッポン・・めっちゃ粋だと夢想するヽ(^o^)丿

10代の頃からレザーシューズに魅了され色々と履物の知識を深めたが、やっぱり靴はレザー素材が一番足にしっくりくる。

20代に買ったレッドウィングやウェストンが未だに現役とは我ながら物への執着心が尋常でない(;^ω^)

 

 

 

三重県立美術館

日頃、お世話になってる建築家K氏と美術館へ。

「モダニストの日本美」写真家、石元泰博が撮影した桂離宮の企画展。

桂離宮は未訪なので京都御所や迎賓館とあわせて訪れてみたい建築の聖地。

感性を磨くのにミュージアムは絶好の場所。ただ、初めて訪れた三重県立美術館、明らかなメンテナンス不足で施設の至る所が痛んでいたのがとても残念。ミュージアムは美意識の高い人が多く訪れると思うので展示内容も大切だが、施設そのものを芸術品として大切にして欲しいと願う。

 

冬靴

三月に入り、春の到来を感じるようになった。同時に花粉の飛散を感じるようにもなった(;^ω^)

秋冬靴と春夏靴の入れ替えを始めた。ブーツと起毛の短靴を早速お手入れ。

E・GREENのGALWAYはバイクでかなり履きこんでいるのでそろそろオールソールの交換時期。

着込んだ3ピースと起毛ジャケットもクリーニングへ。ソックスも厚手のウールは収納し薄手の物へ。

春になるとローファーにコットンスーツをあわせたくなる。ネクタイもやっぱりコットン素材を巻きたくなる。

 

春っていい。

 

 

ミライの日

大阪扇町で開催された「ミライの日」に参加した。

参加企業8社、参加学生50人の就職マッチングイベント。

学生へのイベント紹介文はこんな感じ、

「会社選びじゃない、未来を選ぶ説明会。就職活動はこれからの人生を決める重要な機会。「脱・化かし合い」をコンセプトに企業も学生も本音で話せる場を用意した」

・学生も企業採用者もスーツ以外の服装で参加。

・働くことで得られる喜び、達成感、やりがいについて企業はイキイキと語って下さい。

・「何をするかより誰とするか」「何の為にやっているのか」「どんな未来を創りたいのか」

 

およそ半日間、咽喉がかれるまで自身の経験、熱意、考え方を伝えさせて頂き、学生の想いを聞いた。

こういうイベント、過去に何度か参加させて頂いている。主催者側も参加学生も参加企業も「いいことやってる感」はあると思う。ただ、これでいいのかと正直感じる。

「好きな事をとことんして仕事を好きになる」「好きでなくても好きになるまでとことん仕事する」結局このどちらかを目指せば仕事で結果はでるもの。

不安や不満の無い仕事なんかこの世にあるはずがない。社会にでれば人間関係で苦悩するのは当たり前。勉強は学校、会社は稼ぐ所。

仕事に夢は大切だが、仕事の本質と現場をもっと教えることがこれからのミライのタマゴに必要なのではないだろうか。

関西のイベントだったので三重県からの参加は弊社だけだったが、後日会社見学に訪れたいという学生数名にお声掛け頂いた。ミライのタマゴに少しでも役立つのであれば行った甲斐はあると信じたい。

 

 

ひな祭り

今日は女の子の節句「ひな祭り」

都心の商業施設では豪華な雛飾りがディスプレイされている。

ほんの一昔前まで個人宅でも7段15人の大型のモノが飾られていたとは昨今の住宅事情を考えると摩訶不思議(;^ω^)

我が家は貧乏だったので親が小ぶりなガラスケースの物を与え、しょぼくれていた妹の事を思い出す。

私的にはこのひな祭りというイベント素敵。由来も何だか日本的だし、春の到来を感じる季節なのでハロウィンやホワイトデーよりも国民的行事として盛り上がって欲しい。

 

閑話休題、

近頃、女性誌やグルメ本を中心に和菓子特集が目に付く。糖質もほどほど、インスタ映えしそうな繊細なビジュアル‥‥グルメ女子を中心に大ブームが来る予感(^◇^;)

和菓子屋さんM&Aしたい。

 

 

手紙

誕生日に次男から手紙をもらった。

マジ嬉しい・・・が、私と同じで表現力が乏しく誤字脱字も目につく(;^ω^)

内容は「養ってくれてありがとう」という感謝と「明日からがんばるぞ!」という決意。例年ならこれで終わりが今回は2ページ目があった(;^ω^)

「父との考え方の相違」「父に少しは認めて欲しい」という類の言葉。

いや~待ってました!こういう「反骨精神」って成長にとても重要。特に若いときはこれが無いと人生の中盤から伸びない。

あんまり引き離し過ぎると遅咲きの不良少年になるとやばいので理にかなったコーチングが必須。

ただ、血の通った愛息に論理的なコーチングはホント難しい。勿論、愛娘にはもっと難しいのが父親だ(;^ω^)

 

 

 

 

 

Pride to My Work

ストリートファッション誌の表紙の言葉に目がとまった。

経営者になって25年。

自分の仕事に誇りがあるかと自問すると近頃は「ある」と答えられる。

創業間もない頃の一人店主であった時代の方が体力的な苦労はあったが内面的なキツさはそれ程なかった。「本物の経営者」を目指してからは考え方も行動も変えるよう心がけた。失敗と挫折を繰り返し辛酸を舐め「もうやめたい」という言葉を呑み続けた先に少しばかり仕事への自信が持てるようになった。本物の経営者となり結果が残せたかどうかは死の直前まで答えは出ないので今も本物の経営者を目指す過程だが、仕事に向き合ったこの25年間には誇りが持てる。

自信の上には驕りがある、謙虚の下には卑屈がある。決して自信に落ちるな謙虚に満ちるな。大滝秀治さんの名言を心掛け、いつまでも仕事に誇りを持ち続けていたい。

当月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

思い出のお店がまたひとつ閉店

高校生の時に足繁く通ったうどん屋さんが先日閉店されているのを知った。

36年の営業を終えた挨拶文がシャッターに貼られていた。

このお店の鳥なんばうどんは薄味で本当に美味しかった。

食べ盛りの10代の頃、お腹と心を満たしてくれた昭和レトロなお店がどんどん無くなっていく。後継者不足などこれも時代の流れであり、仕方ないことではあるが、ロードサイドのチェーン店では全く物足りなさを感じる。

多様性ある街づくりをこれからも事業を通じて社会に貢献したい。

当月も拙いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。

深く考える力

田坂広志氏の新書。

先日読んだ藤沢久美氏が紹介されていたので早速読んでみた。

タイトルから論理的思考の指南書かと思ったら、全く異なる内容で面食らった。

どちらかというとスピリチュアルな内容なのだが、解りやすい解説で腑に落ちる言葉が多く、得るものがあった。

特に第二部の深き思索、静かな気づきの言葉が妙に心に響いた

「明日、死ぬ」という修行

経営の世界で昔から語られてきた格言がある。経営者として大成するには三つの体験の何れかを持たねばならぬ。戦争か大病か投獄か。

死生観を掴むとは人生における三つの真実を知ること。人は必ず死ぬ。人生は一度しかない。人は何時死ぬか判らない。三つの真実を直視すると逆境力、使命感、時間密度が高まる・・

今日は自身51回目の誕生日、亡き母に感謝すると共に一日一日を懸命に生きるよう心掛けたい。

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