自宅から徒歩3分のところに老舗のスーパーマーケットがある。
年中無休、早朝から深夜までやっていて品揃えもコンビニほど偏っていなくてとてもいい。
梅雨入り前から改装工事に入り、先日リニューアルオープンされた。
お店のサイズは変わらないが、見やすくて明るい店内、セルフ決済レジはとても便利。
コンビニが至る所に溢れ、スマフォを触ればホントか嘘は別として食べたいものや欲しいものが手に入る時代にあって、こういう業態をやり抜く企業の姿勢に心から敬服する。
先日もとある勉強会に参加したが、非効率の経営をぼろくそに言い切る若い経営者がいた。
確かに「地方創生」「地域密着」とか「高齢者の為」とか言いながら実店舗でモノを売る時代ではないのかもしれない。
しかし、何れは淘汰されるとしても今すぐそういうお店が無くなったら生活は不便に落ちることは間違いないだろう。
通販だと同じ商品が安いかもしれない、コンビニならレジに並ばなくても良いかもしれない、しかし、我が住む街のスーパーの灯りは何か安らぎや元気を貰える気がするのではないだろうか。
近所の八百屋さんや魚屋さんがなくなって30年強。
きっと昭和の空気を感じるお店や商店街を現代人は今も心のどこかで欲してるのではないだろうか。