”売る力”を読んで

鈴木敏文社長の”売る力”を拝読した。

本書では何度も”お客様の立場で考える視点”という考え方の重要性を説いておられる。
全く同感である。自分自身が袖を通したくないモノを売れて行くからと言ってjお店に並べたとしても直ぐに見透かされてしまうだろう。
本書の最後にこういう内容のことが書かれている。
”もし、私が現職の職を失い、転職の市場に放り込まれたらはたして私を雇う企業はあるかと言えば、ないでしょう。なんの技術も資格もないし、売り場で数字を稼ぐセンスもない。経営のノウハウをいくらか実践しているとはいえ、それも限られた業態の中のことです。逆に私が人事担当者でも社長経験者は雇いません。だから、私も毎日が真剣勝負で「昨日の経験は引きずるものか」と自分を厳しくいましめ、常に一歩踏み込んで挑戦し努力しようとするのです”
日本の流通トップが私のような零細企業の社長職と同じ考えであることに驚いた反面、超えていきたいとも思った。
成熟した消費社会では”消費が投票”という概念でモノの売買がされることを願う。
日本の消費市場構造を良い意味でも悪い意味でも大きく変えてしまったのはコンビニエンスストアの存在。
少々インコビニエンスな時代の方がお客様と良好な関係を築ける唯一の道ではないだろうか。

接客のバイブル


数年前、大切な方からこの書を頂いた。
社長業をしていると、人事のこと、お金のこと、新しい事業のことなどにパワーを注力しがちになり、弊社の原点である”接客”という最も大切なものを知らず知らずの間に軽視していることがある。
そんな過ちをハッと気付かせてくれるのがこの書である。
今日、名古屋へ向かう車内でお気に入りのエピソードを復読した。
スト~ン!と腑に落ちた!
本書は永遠に色褪せることがないだろう。

古いバイクの本

ご近所に大型ショップがリニューアルオープンされる。
全国スポーツ量販チェーンのアル○ペ○さんの系列店舗だろうか・・お気に入りだった温泉施設の跡地に大きな箱を建設している。
先日は国道沿いにリサイクルショップの大手ブッ○オ○さんが出店された。連日、大盛況のようでただでも渋滞の多い一号線がさらに大渋滞をおこしていた。
これでまた四日市という街の個性が薄まってしまったような気がする。
お店ができるということは街が賑わい、活気が沸くように思うのだが、どうもこの手の量販店さんが出店されると逆効果では・・
決して我々がやっている事業の方が社会貢献度が高いと思っている訳ではない。
しかし”安い早い”といった小売店とは間違いなく対局にある。
全てはお客様(買う側)に委ねられることではあるが、量販店さんに負けないよう来年度も生き延びていきたい!
閑話休題。
バイク関係の古い書籍を探していた。勿論、この手の本が量販の中古書籍コーナーに並ぶことは殆どない。
こういうピンポイントで的を突いた古書は専門店で探すにつきる。車やバイク、ダイキャストミニカーの本を中心的に揃えている都内のお店で購入した。代官山の蔦屋さんが更にディープになった感じだ。
ある意味ネットの世界を超えていた。店主の情報や並びの本の品揃え・・

我々が生き残るヒントがここにも隠されているように感じる。
それにしてもR90Sは魅力的なバイクだ・・(^O^)

PHP1月号は「笑顔」が人生を好転させる特集!

師走はついつい、せわしくなり笑顔を忘れるケースがある。先日もそんな出来事が仕事上であった(^_^;)気をつけなければ!
今月号のphpでは笑顔の大切さが書かれたエッセー

若輩者の私は色々な点で目標を立てるが意志の弱さについつい挫折する。
しかし、”笑顔”と”元気”を見せる努力は幼い頃から少しは身についているとの自負がある。
今までの人生で”笑顔”に救われた事がどれ程あっただろう。
弊社の名刺には”人を笑顔に自分も笑顔に”という言葉を載せている。
我々は本質的な商品を販売し、お客様に満面の笑顔になって頂けることが使命だと考える
本誌中面に女優の宮崎美子さんが”心に余裕があれば自然に笑える”というタイトルでインタビュー内容が掲載されていた。ミノルタカメラのCMで我々40年代の男性諸氏の心を鷲掴みにされた方であるが、色々とご苦労されたようだ。彼女の笑顔は番組を通じても素敵だと感じる。もしも、会ってみたい芸能人が居るとすれば間違いなく宮崎美子さんだ(^_^;)
繁忙期の当月、笑顔を絶やさず、上機嫌で話しやすいオーラを心がけようと思う。

ふるさとを刺激する大人のローカル誌

先日、四日市を代表する書店メリーゴーランドさん月兎舎の社長様とお会いした。
表題の”ふるさとを刺激する大人のローカル誌”を発刊する素敵な会社様である。

”弊社が向かおうとしている方向”と限りなく近い・・と勝手に解釈させて頂いており、個人的に凄く愛読している。
この時代、紙媒体に必要以上の広告費などかけるのは経営者として少しセンスに欠けると思ってきたが、考え方を少し改める必要があるのかも。
兎に角、素敵な本を沢山リリースされている。きっとこれからも県人に愛されるモノを創り続ける会社様であるだろう。
純広告をドカンとうてるような逞しい企業に成長しなくては!

働き方

尊敬する経営者、稲森和夫氏の”働き方”を東京へ移動中に読んだ。

随分前に書店で流し読みをした記憶があったが、改めて働くことの基本を思い起こさせて頂いた。
経営者にはもちろん勉強になるが、若い方や働くことに悶々としている方にも是非読んで頂きたい一冊である。
文中、仕事観と人生観についてこんな方程式が書かれてる。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
中でも”正しい考え方”はとても大切と説いておられる。
自分も常に”考え方”を客観視し、傍若無人にならぬよう心がけなければならないと思う。

岳人6月号

ありがたいことに弊社が専門誌に紹介された。
”岳人 6月号のP94~P95(お時間あれば是非お目遠しを!)

お店が全国誌に紹介されることは勿論、誇りに思うが弊社で働くスタッフとの一枚の写真が堪らなく嬉しい。
20年前にスノーボードショップを1人で開業し、冬だけでは食っていけないと思って関連の洋服屋を始めた。横乗りブームが過ぎ去ることに恐怖を抱き他ジャンルの洋品店を開業。ロスのメルローズでトムクルーズがフィギュアショップで買い物をしているのを見てフィギュアショップを持ち帰り、雪山以外の山も見たくなりアウトドアショップを・・気が付けば27人の働く同志がいてくれる。
はっきり言ってスタッフのことで眠れず苦悩することもあるが、スタッフに支えられ癒されることもある。
自分が立志した時に描いたお店に対しての夢、業界に対しての思いはきっと後進のスタッフが受け継いでいてくれるだろう。
この先20年後もフィールドプレイヤーであり、誠実に物を見つめ必要とされるお店として輝いていたいと思う。
最後に掲載にあってご協力頂いた、サンウェストの皆様、岳人関係者の皆様この度は本当にありがとうございました。

古書

ルーツ【ROOTS】物事の起源や根源。
より深く物事を知ろうと願うと先人の歩いたトレイルを学ぶ事に尽きると思う。
外遊びを生業にするものとして”岳人”さんや”山と渓谷”さんの書籍は大変参考になる。
古書を探す際にオークションサイトは非常に有益だ。先日も大量に古書を落札し、過去の貴重なアーカイブを勉強させて頂いた。

斬新な未来を創造するには必ず過去の歴史を紐解くことが重要ではないだろうか。
自分がこの世に生まれた時代、そして現在も自然に対する畏敬の念は変わらない。

好きな作家さん

映画館で無料配布される”シネコン”というフリーペーパーは映画好きの諸兄諸姉ならご存知かと思う。最新映画の話題が色々と紹介されていて、上映前に読むのがとってもワクワクするひと時。
そんなシネコンの巻末に”地球は男で回ってる”というタイトルで作家の松久淳氏が映画の所感を綴っているのだが、この内容が実に面白い。

捉え方、表現の仕方など、松久氏の映画好きな面をとってもよく伝わる。このシネコンの記事を読んでから彼の大ファンになった。
言い訳になるが、このところ移動中を利用して読者に没頭する時間が少なくなっている。早朝読書もちょっとやってみたが、一日の後半に眠くなって夢を見てしまう(汗)
近頃、とても本に飢えている・・

駅の書店であまりにも大々的に宣伝されいたので読んでみた。

こういうタイトルの本が最近多く出版されているように思うが、本書は私にとって少し難しい解釈の内容であった。
続編も出ているようなので、移動中にまた読もうと思う。

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