ブランド牛を使った革製品は本当に売れるのだろうか

弊社では今春より、県内の伝統工芸とコラボレーションし、高い商品付加価値の製品ができないかを模索している。
毎日、アイデアが出ては消え、思い浮かんでみては課題にぶち当たる。
先日、弊社のスタッフから新聞記事を頂いた。
タイトルは「ブランド牛 革まで愛して」

どうやら精肉で有名な飛騨牛や松阪牛の革を使った製品を創っているとか。
確かにブランド肉である。松坂市内の和田金さんのすき焼きや一升瓶さんで提供される肉は多くの食通の方から絶賛の声を聞く。昨年、飛騨牛で有名な丸明さんでランチを頂いたことがあるが、それはそれは飛騨牛の旨さに感動した。
ただ、革靴やレザーアクセサリーとなると少々話は別ではないだろうか。
自称、革靴マニアな私がいうのも何だが、革靴に最も適した革質は創る靴のデザインによって使う部位、鞣し方法、職人の技法など微妙に変化するのではないだろうか。
辛口な表現になるが、私はこの靴が欲しいとは全く思わない。
さて、我々が創造している地域資源の活用、伝統産業とのコラボレーション。果たして”買って頂ける価値あるもの”を生み出すことができるのだろうか。
有名ブランドを貼れば・・著名デザイナーとコラボすれば・・そんな安易な考えでは絶対に売れるはずがない

蛍光灯のLED化

会社を経営(店舗を営業)する上で電気料金はコストの中でも大きなウェイトを占める。

太陽光発電を検討中ではあるが、初期投資の数値を見るとどうしても躊躇してしまう。
身近なところで節電を考えると”照明器具のLED化”思い浮かぶ。
電球の類は近頃随分と明るくて安価で品質の良い品が市場に出初めているが、こと蛍光灯に関してはまだまだ初期コストが高い。
売り場、事務所、ショーケースなどざっと見ただけでも100本近くの蛍光灯を毎日使用している。
これを全数LED化した場合の年間節電料は果たして幾らだろうか・・また、損益分岐点は何年後なのだろうか・・
そんなことを考えるものの将来の電気料金が一般市民(操作されているから)は幾らになるか予想もできないのに尚更初期投資のコストに敏感になる。
きっとそんなことよりも”こまめに消灯する” ”離席時はPCのモニターを切る” ”定休日前は大元のコンセントを抜く” そんな躾がもっともコストダウンに直結するのだろうが・・・
閑話休題
連休中も海や山での痛ましい事故が相次いだようだ。
自然のフィールドでの遊びを提案するものとして心が痛む。
季節の変わり目は特に注意する必要がある。明日からは仕事の方も多いと思うが、くれぐれも体調を崩さぬようご注意されたし。

骨董市

新しい商売のヒントを求めて連休真っ只中”骨董市”へ。




ん~ん・・微妙な感じ。いかにも富裕層で年配の方、外国人の方はいらっしゃっても若い人が少ない。



弊社の理念はあくまでも”次世代の若者のために”
それにしても日本の価値の高い骨董は海外に流出していると感じる。




朝一の売り場

経営者が現場を離れすぎては必ず采配に失敗する。

現場にどっぷり浸かると問題点が客観的に見えなくなるので、プレイングマネジャーは極力控えたい。

私は定期的に早朝一番の売り場をじっくりと観察する。

どんな商品をお客様が手に取られているか・・掃除は隅々まで行き届いているか・・プライス表示に間違いはないか・・商品が適正量補充されているか・・商品ラックは直角並行に並んでいるか・・

采配する者としてとてもとても大切な時間である。

勿論、バックヤードも覗く。すると、売り場の管理者の仕事ぶりがハッキリと見えてくる。

優秀なスタッフは明日の予定をメモに残している。ある者はPCの電源がつけっぱなしでやり終えていない書類が放置されている・・

そういう社長の私も整理整頓が上手く出来ているとはいえない。書類もメールも貯めるだけ貯めてから整理する性分である。スマートフォンを活用するようになり、幾分か保存期間が短くなったがまだまだ改善の余地あり。

だが、社長業の効率的な仕事の進め方には近頃ちょっとコツを掴んだと自負している。

仕事の基本であるPDCAの精度を更に高めて当月も勢力的に仕事に取り組みたい。

ダイバーシティ経営

次月から弊社では外国人の方の雇用を始める予定である。
近頃「ダイバーシティ経営」という言葉を耳にする。変化のスピードがとても早い時代”多様性”が会社経営にとって重要であるという。

全く同感で、タイミングがあえば是非外国人の方と働いてみたいと思っていた。
そんな矢先、来春同県の大学院を卒業見込みの方と出会った。
インターネット通販、ウェブデザイン、ストリートファッションや日本のサブカルチャーに大変興味を持った中国国籍の若者。
勿論、日本語も堪能なので、先ずは非正規雇用でお互いのマッチングを見て、将来的には正社員登用を考えている。
外国人の方は総じて、語学力、論理的思考力、自己表現力などの能力が高い。また、目標や夢を持って単身で日本へ来ているので、モチベーションが高く技術力向上への意欲も旺盛だという。
ただ、文化の違いから評価や働き方、労働環境にギャップがあることもその筋の専門書には記されている。
その点はしっかりと良好なコミュニケーションをとり、ギャップを補正することが大切だと思うが、日本人同士であっても同様のことなので定期的な面談を継続して取り組んで行きたい。
サービス業界の慢性的な人手不足、外国人観光客を上客として受け入れていくには地方の零細企業である我々も新しい人材育成を始める必要がある。
今後も人材育成に関してはトライ&エラーを繰り返すと思うが、”人を一番に考えた経営”を継続して続けていきたい。

一円玉

4月からの増税後、各店舗のレジ業務であきらかに変化したことがある。
それは一円玉のお釣りがとても増えたこと。

5%の消費税だった頃は、つり銭で1円玉が少なくなることは殆ど無かった。
日銀も1円玉の流通量を増やしていると聞く。
お金の単位が細かくなると、つり銭のお渡し間違えが発生する可能性も高まる。
4月からは商品の価格も外税表示に変わった。お客様にお金をお預かりする立場の我々は意識を上げておもてなしの高い接客を心掛けたい。
昔の諺に”一銭を笑うものは一銭に泣く”と言われる。
今一度、一円玉のありがたみと大切さを心に刻みたい。

ガラケー

先日、ミニ同窓会を市内で開催した。
30年近くも疎遠になっていた方ともお会いした。
髪の毛の色や体のサイズなど見た目に少しの変化はあったものの、30分もすればワキアイアイの雰囲気で和むことができた。
ただ、一時間もするとお酒も入っているので、それぞれのテーブルで暴走が始まる。こうなると幹事は焦る(^_^;)
あるテーブルでは携帯を使って連絡先の交換を行なっていた。素敵な光景であるが、よく見るとガラケー同士で何だか手際が悪くスタイリッシュではない(^O^)

フェイスブックやSNSの話題もでたが、アラフィフ前の我々の年代にとっては新規の友達や便利なスマートフォンよりも昔の旧友とまったりした時間が必要なのかもしれない・・
 

ショーウィンドウ

仕事柄、必ず隅々まで見てしまうのが、お店のショーウィンドー。

ディオールのウィンドウも春爛漫という感じで素晴らしい。
訴求する商品はもちろん観察するが、小道具もじっくりと見入る。場合によってはメモを取る。
トルソー(マネキン)のサイズや人工観葉植物クォリティ、照明に使われている電球、背面・・・
プロのクリエーターの仕事であると思うが、素人なりに勉強すればセンスは徐々に磨かれる。
よく、センスは天性のモノであって、見える人にしか見えず、判る人にしか判らないと言われるが、決してすべてがそうではないと思う。
探究心と向上心が”センス”という曖昧な感覚を磨いてくれるのでは・・因みに私は学生の頃、美術は5点評価の2点だった。
 

憧れのお店

ボークス・・模型やフィギュアなどホビー好きな方ならば、おそらく知らない人はいないだろう。
京都に本社があり、話題のキャラクターを素晴らしいクォリティで立体化している。
こちらの直営店が大阪の日本橋にある。日本橋界隈は東の秋葉原と同じでホビーショップが数多く存在する。そんな中でも一際素晴らしいお店として輝いているのが大阪ショールーム。

コンセプト、品揃え、接客、ディスプレイ・・ホビーショップとしては物凄く高いクォリティがあり、正直弊社の玩具事業部では足元にも及ばない。
このお店にいくとワクワクドキドキして時間が止まる感覚がする。将来、弊社の玩具事業部もこういうお店を越えてお客様に貢献させて頂きたいと思う。
ただ、商売ベース(収支)に関しては判らない。HPを拝見すると売上高が60億円、資本金がおよそ1億円、従業員がグループ全体で360人とある。これだけの数字では儲かっているのかどうか皆目見当もつかないが、玩具の仕入単価から考えると決して左うちわではないだろう。
やはり高収益をえているのはオリジナル造形物であったり、海外の女性客を虜にしているスーパードルフィーなのだろうか・・

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